ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-06-23 10:37:50 | Weblog
図表1-2-2-43 世界地域別BPO市場における地域別企業シェア(2006年)

ウィトラコメント: BPOとはBusiness Process Outsourcingのことで一般的にはアウトソーシング事業と言われているものです。この分野はIBMが開拓した事業ですが最近では移動通信オペレータもアウトソーシングを活用しています。この図は2006年の情報では古いのであまり意味がありませんが、移動通信の分野ではエリクソンが強いです。

ニュース (6/23)

2009-06-23 10:30:51 | Weblog

■「iPhone 3G S」売れ行き順調、発売から3日間で100万台突破

Appleの多機能携帯電話の最新製品「iPhone 3G S」の販売台数が、6月19日(米国時間)の発売開始から3日間で100万台を超えた。また17日(同)にリリースされたiPhone OS 3.0のダウンロード数が600万件に達した。

ウィトラコメント: 本当ですかね。アメリカではそんなに人気があるのだろうか。私は一時的人気で続かないだろうと思っていたのですが見方を変えないといけないかもしれないですね。

 

■auケータイに10Mバイトのオリジナル動画配信――KDDIがトライアル

KDDIが6月22日から、ファイルサイズ10Mバイトの大容量動画を配信するトライアルを開始。携帯向け長尺動画のニーズを図るための試みで、トライアル用コンテンツについては1.5Mバイトの容量制限を外して提供する。

 

■中国移動、インド携帯2位と提携交渉 印経済紙が報道

22日付のインドの有力経済紙ビジネス・スタンダードによると、中国の携帯電話最大手である中国移動(チャイナモバイル)は、インドの携帯2位リライアンス・コミュニケーションズとの提携交渉に乗り出した。中国移動がリライアンスの株式の5~6%を取得する案も浮上しているという。

 

■中国電信:DBS、目先の株価上昇に否定的

DBS Vickersは研究レポートのなかで、中国電信(チャイナテレコム)が今年度の携帯電話ユーザー純増3000万件を達成するのは困難がともなうと予想。シェア獲得合戦が熾烈さを増しているうえに、ライバルである中国聯通(チャイナユニコム)が中国南部で固定電話とブロードバンド事業の拡販戦略を展開していることが、同社の脅威となると分析している。

 

■携帯ウィジェット規格の本命「BONDI」が登場

ウィジェットは一部を除いて,パソコン向けWebページと同じHTMLやJavaScriptで開発できるため,アプリの市場も広がる。Webページ制作会社なども市場に参入してくる可能性があるからだ。サムライワークスの矢追龍之介取締役 企画制作本部担当兼COOは,「HTMLやJavaScriptは,Javaなどのプログラミング言語による開発と比べたら格段に取り組みやすい。今まではある程度以上の技術を持つソフト開発会社だけがアプリを供給できたが,今後はWebの制作会社でも同様の機能を持つ携帯ウィジェットを開発できる」という。

 

■T-Mobile、Android搭載のスマートフォン第2弾「myTouch」を発表

次から次へと新しいスマートフォンが発売されるに至って、今夏のスマートフォン市場における競争は、ますます激化してきている。その最新モデルは、T-Mobileが、次なるGoogleの「Android」搭載製品として発売する「myTouch」である。

 

■トリプレットゲート、WiMAXと公衆無線LANがセットの新サービス

トリプレットゲートは、モバイルWiMAXと公衆無線LANをセットにした定額制の通信サービス「ワイヤレスゲート Wi-Fi+WiMAX」を、ヨドバシカメラの全店と「ヨドバシ・ドット・コム」で7月1日から販売する。月額料金は「スタンダードプラン」が4480円、「にねんプラン」が4680円で、6月23日から先行予約も受け付ける。

 

■廃棄携帯電話、土に埋めれば竹が育つ

古くなった携帯電話を廃棄処分せず土に埋める時代が近づいている。 デンマークのデザイナー、ゲルト-ヤン・パン・ブリューゲル氏が「バンブー(竹)」携帯電話を開発した。

 

■「携帯電話に違法音楽ファイル識別機能を実装」,総務省の研究会が方向性を示す

総務省の「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」は2009年6月22日,違法音楽配信対策について,「携帯端末に違法音楽ファイルを識別する機能を備えるべき」という方向性を示した。違法音楽配信サイトは,レコード会社を始めとする音楽配信事業者の事業に影響を与えるだけでなく,違法音楽配信サイトが出会い系サイトなど有害サイトの入り口になっているとの指摘があるため,根本的な解決策が求められている。

 

■北京で25日、3G投資例会が開催予定

 

■マルチメディア放送,今夏にも参入希望調査を実施--- 総務省の取り組み(後編)

後編では,携帯端末向けマルチメディア放送を実現するために必要な電波および放送法の一部改正の様子や,参入を希望する事業者に対する参入条件について今後の総務省の対応について述べる。


ニュース (6/22)

2009-06-22 10:21:51 | Weblog

■Nokia Siemens Networks,6億5000万ドルでNortelの無線関連事業を買収へ

フィンランドNokiaとドイツSiemensの合弁会社であるNokia Siemens Networksは,フィンランド現地時間2009年6月20日,カナダのNortel Networksから無線関連事業を買収することで両社が合意したと発表した。買収額は6億5000万ドルになる見込み。

 ウィトラコメント: Nortelは破たんしているので自主再建よりもどこかが買う可能性が高いと思いましたがNokia-Siemens Networksとは良いところに買われましたね。これからリストラはあるにしても、力のある従業員は一安心でしょう。それにしても6.5憶ドルは安い感じがします。

■携帯向けソフト開発に本腰 IBM、大手通信業者と提携協議

コンピューター・サービス世界最大手の米IBMは米アップルのスマートフォン「iPhone」や加リサーチ・イン・モーション(RIM)の同「ブラックベリー」の人気の高まりをにらみ、携帯用ソフト開発で欧米の大手通信事業者らとの提携協議に入った。

 

■中国の3大携帯電話会社と提携=蘭ジェムアルト

デジタル・セキュリティー大手の蘭ジェムアルトは、年内に中国で商用化される3G端末に対応するUICC(汎用ICカード)とR-UIM(着脱式加入者情報モジュール)カードを、中国の3大携帯電話会社に提供すると発表した。提供する3社とそれぞれの3G規格は、チャイナ・モバイル(中国移動)、チャイナ・テレコム(中国電信)、チャイナ・ユニコム(中国聯通)。

 

■【インド】中国製携帯電話を輸入禁止

17日に出された通知によると、DGFT(Director General of Foreign Trade)はIMEI番号を持たない、あるいはIMEI番号がすべて0である中国製携帯電話について、即時輸入禁止を通告した。政府は中国製玩具についても輸入を禁止した。

 

■中国政府、グーグル中国に海外サイト検索停止命令 管理強化へ

中国国営の新華社は19日、中国政府当局が米グーグルに対し、同社中国語サイト「グーグル中国」がポルノなどの低俗情報を提供しているとして、海外サイトの検索サービスなどの暫時停止を命じると伝えた。中国政府は天安門事件20周年や建国60周年を迎え、1月からインターネット上の情報管理を強化しており、その一環とみられる。

 

■イー・アクセス、モバイルWiMAXの健全な競争環境を求め総務省に要望書提出

イー・アクセスとソフトバンクBBは19日、UQコミュニケーションズのモバイルWiMAXサービス「UQ WiMAX」の有料サービス開始にあたり、開設指針の趣旨が損なわれることなく健全な競争環境が確保されるよう総務省に要望書を提出した。

 ウィトラコメント: これは親会社であるKDDIの影響を受けすぎないように、という要望書のようですが、本来は親会社の影響を受けるのは当然です。ライセンス供与の時に変な条件をつけているのでこういう意見が出るのでしょうが、こういう政治的動きはできるだけ少なくしてほしものです。

■携帯電話のカメラを使い、現実世界の上にデジタル情報を表示するLayar

Layerは「現実拡張ブラウザ」とでも言うもので、携帯電話(現在のところAndroid携帯のみをサポートしている)のカメラをビュワーとして、情報ポータルとして利用したり、ビジネス検索エンジンとして利用するためのものだ。簡単に言えば、カメラに表示されるものの上に各種情報をオーバーレイ表示する。何かを見たり、探したりする際に、現実世界の上にさまざまなデジタルデータを重ねて表示してくれる。

 

■AHS、Androidケータイ用の動画・音楽ファイル変換ソフト

AHSは6月19日、各種デバイス用にさまざまなファイルを変換するソフト「e-video converter」シリーズを立ち上げ、その第1弾製品としてOS「Android」搭載の携帯電話向け動画・音楽ファイル変換ソフト「e-video converter for Android」を6月19日に発売すると発表した。ダウンロード版のみで、価格は3980円。

 

■携帯電話:海外メーカー、韓国市場で大苦戦

ノキア、ソニー・エリクソン、HTCといった有名外国製携帯電話メーカーは今年、韓国市場に相次ぎ参入したものの、苦戦を強いられている。SKテレコム・KTなど韓国の移動通信各社によると、世界的なスマートフォンとして知られるカナダのリサーチ・イン・モーション社「ブラックベリー」は昨年末、台湾HTC「タッチダイヤモンド」は今年初めに韓国で発売されたが、それぞれ約3000台、約1200台の販売実績にとどまっているという。ブラックベリーは法人向けだけの発売ということを考慮しても、市場の反応は予想より冷たいといえるだろう。

 

■米国スマートフォン市場の主役は相変わらず「BlackBerry」

米Palmのスマートフォン「Palm Pre」は2009年6月6日(米国時間)に米国で発売され,明らかに同社のヒット商品となった。とはいえ,ライバルである米Appleの「iPhone」に比べると,はるかに地味で話題になっていない。そのiPhoneでさえ,米国スマートフォン市場における人気ナンバー1ではない。相変わらず同市場を牛耳っているのは,カナダResearch in Motion(RIM)の控えめで派手さに欠ける「BlackBerry」である。BlackBerryの市場シェアは,PalmやApple,その他のメーカーが新型デバイスを投入したにもかかわらず拡大を続けている。


平成20年版 情報通信白書

2009-06-19 11:22:17 | Weblog
図表1-2-2-41 世界地域別コンサルティング市場における地域別企業シェア(2006年)

ウィトラコメント: コンサルティングの市場シェアです。地域性が強いのは当然ですが、日本を含めたアジア勢は自国だけなのに対して欧米はほかの国にも進出しています。

ニュース (6/19)

2009-06-19 11:15:28 | Weblog

■「WiMAXと十分競争できる」---イー・モバイルが21Mbps通信サービス対応端末を発表

イー・モバイルは2009年6月18日,HSPA+方式のデータ通信サービスに対応したデータ・スティック端末「D31HW」(中国Huawei製)を発表した。8月上旬のHSPA+データ通信サービス開始と同時に提供を開始する。通常価格は4万1980円。2年契約プラン「新にねん」を申し込んだ場合は1万7980円で販売する。

 

■ソフトバンクモバイル、「iPhone OS 3.0」のMMS仕様を公表

ソフトバンクモバイルは、iPhone OS 3.0にアップデートしたiPhone 3G向けにMMSを開始した。機種変更時にS!メールからアカウントを引き継ぎるようになったほか、Eメール(i)も変わらず無料で利用できる。

 

■書籍・CD画像を“写メ”すると販売サイトのリンクが返ってくるサービス

エブリクス・ジャパンとバリューコマースは2009年6月18日,カメラ付き携帯電話で撮影した書籍やCDの画像から,商品販売サイトへ誘導するサービスを開始した。Yahoo!ショッピングやTSUTAYA Onlineなど大手EC事業者が取り扱う500万点以上の商品に対応する。

 

■T-Mobile、Android搭載スマートフォンの第2弾を来週にも発売か

米国の携帯キャリアT-Mobileは、昨年10月に発売した「T-Mobile G1」に続くAndroid搭載スマートフォンの第2弾として、「iPhone」よりも小さく、G1よりも薄い新機種を発売するようだ。米国Wall Street Journal(WSJ)が報じた。
WSJの報道によれば、T-Mobileが発売を予定しているのは台湾HTC製の「myTouch 3G」で、来週にも今夏の発売がアナウンスされる見込みだ。

 

■JDSとブロードアース、CATVの携帯サイトを一括運用『CableGate』実験開始

日本デジタル配信(JDS)とブロードアースは18日、全国のケーブルテレビ事業者のモバイルサイトを一括して構築・運用するサービス『CableGate』の商用化に向けた実証実験を開始したと発表した。
大手通信事業者の有料多チャンネル放送市場への参入により、ケーブルテレビ業界は競争が激化している。JDSでは、こうした状況に対応するため、携帯電話との連携によってケーブルテレビ業界へ貢献できるサービスについて検討してきた。

 

■総務省が「ICT国際競争力強化プログラム2009」を策定

総務省は6月17日、「ICT国際競争力強化プログラム2009」を公表した。  同プログラムは、総務省の「ICT国際競争力会議」により2007年5月に策定されて以降、今回で3回目の改定版となる。これまでの進捗状況の評価、今後3年程度を目安とした国際競争力強化の展望と行動計画がまとめられている。

ウィトラコメント:私はこの動きに疑問を感じています。日本は世界第2位の経済大国なのだから「相手をやっつけるために国際競争力を強化する」のではなくて「日本という国がどのように国際貢献するか」を検討し、日本企業はその過程で国際競争力をつけていく、というのが本筋だと思います。たとえ本音では国際競争力を考えていても露骨にそれを出すべきではないと思います。
日本で新しい産業が起きてそれが世界的に広がっていけば自然に国際競争力につながります。そういう道を探るべきでしょう。ひょっとして国際貢献というと寄付などのバラマキしか思いつかないからこう言っているのでしょうか

 

■どこでもブロードバンド実現

これまで屋外では難しかった動画などのダウンロード。しかし7月からは移動しながらでも楽しむことができるようになる。高速・大容量通信が実現できたのは、効率よく周波数帯域を使うからだ。

 

■ケータイの知恵:広がる通話料割引サービス=村元正剛

先週、ネットやメールが使い放題のパケット定額制を紹介したが、通話料も徐々に定額制が導入されつつある。

 

■「iPhone 3G S」の予約開始!表参道には行列が!

アプリケーションの起動の早さなどから“最速”と言われ、多機能・高性能を誇る「iPhone 3G S」がいよいよ日本でも発売、「ソフトバンク表参道」では、開店前に50人が、その後も増え続け約200人が行列を作った。


ニュース (6/18)

2009-06-18 10:43:12 | Weblog

■IBM,モバイル・コミュニケーションの研究開発に1億ドルを投資

米IBMは米国時間2009年6月17日,モバイル・コミュニケーションの研究開発に今後5年間で1億ドルを投じる計画を明らかにした。世界の企業と消費者に向けたモバイル・サービスおよび機能の発展を目指すとしている。

 ウィトラコメント: この動きは今後業界に大きな影響を及ぼすような気がします。要するに携帯電話ライクのモバイル機器を使って業務効率を高めようという動きだと理解しますが、オペレータに取っても今後の重要な収入源となるので真剣に取り組むべきだと思います。

■【中国】3G 設備シェア、中国メーカーが75%以上を獲得、大勢確定

中国移動(チャイナモバイル)が行った第3期 TD-SCDMA 設備入札の落札結果が明らかとなった。国内メーカーの ZTE(中興)、HUAWEI(華為)、DATANG(大唐)などが引き続き大部分の受注を獲得し、WCDMA、CDMA2000 を加えた中国 3G 設備市場の国内メーカーシェアは75%に達した。

 

■携帯の「視聴率」算定、総務省ら秋にも実験開始へ

総務省は、民間企業と共同で携帯電話の“視聴率”を算定するための実験を秋頃を目途に実施する。
総務省では、今年1月に「ICT先進事業国際展開プロジェクト」で実施するテーマを募集し、ICT利活用ルール整備促進事業(サイバー特区)において、オープンモバイルコンソーシアム(OMC)らが提案した全数型モバイル視聴率調査に関する実証実験を行うことを決めた。

 

■【ロシア】モバイル・テレシステムズ(MTSS)、09年5月の加入件数は9398万人に増加

09年5月、モバイル・テレシステムズの加入件数は95万件増加し、5月末時点の総加入件数は9398万件となった。国内加入件数は79万件増加した。

 

■ソウルでWorld IT Show 2009開幕、韓国メーカーの携帯電話に期待!

2009年6月17日から20日まで、ソウル市内のCOEXで「World IT Show 2009」が開催されている。韓国最大規模のIT展示会で政府機関である知識経済部、放送通信委員会、文化体育館後部が主催し、「グリーンITのための新融合技術」をテーマに17カ国の501社が1243ものブースを設けて参加している。

 

■夏のスマートフォン商戦に向け RIM と Samsung が新機種発表

夏のスマートフォン商戦が盛り上がりを見せている。Research in Motion (RIM) が『BlackBerry Tour』を、そして Samsung もタッチスクリーンを備えた『Samsung Jet』を発表するなど、各社の新機種が出揃いはじめた。

 

■写真で解説する、ソフトバンクモバイル2009年夏の新サービス

夏モデルの投入に合わせて、ソフトバンクモバイルが各種の新サービスを提供する。サービスの詳細について写真を交えて紹介しよう。

 

■Tata DoCoMo、今月末からGSMサービス開始

CDMA方式の移動体通信サービス業者Tata Teleservices Ltdは10日、NTT DoCoMoと手を携え今月末から先ずインド南部で『Tata DoCoMo』ブランドのGSM携帯電話サービスを開始すると発表した。

 

■シャープ、携帯転送を可能にするBDレコーダアップデート

シャープ株式会社は、Blu-ray Discレコーダ「AQUOSブルーレイ」のソフトウェアアップデートを6月18日より実施する。
このアップデータは、AQUOSブルーレイで録画した番組を同社製の携帯電話「AQUOSケータイ」へ転送して再生する「BDレコーダ連携機能」を可能にするもの。対象のBDレコーダはBD-HDW40/HDW35/HDW32の3モデル。

 

■NTTドコモ、インターネット携帯を新発売

NTTドコモは、薄さ9.9mm、4.1インチワイドVGA液晶フルタッチパネルの高性能インターネットケータイ「docomo PRO seriesTM T-01A」を、2009年6月20日より発売する。
この「docomo PRO seriesTM T-01A」は、NTTドコモとスペインの通信事業者Telefonica S.A社が東芝製のWindows Mobile® OS搭載端末を両社協力により導入した新機種。スペインでも「TG01」として発売を予定している。

 

■ジェムアルト、中国の携帯電話会社全3社にサービスを提供

ジェムアルトは、中国の携帯電話会社3社により、異なる3G技術に対応するソリューションの提供元として十分適格であると認められた唯一の企業である
北京発デジタル・セキュリティーの分野で世界有数の企業であるジェムアルトは本日、今年、非常に期待されている3G端末の商用化に備えて、中国の大手携帯電話会社3社に対して、自社のUICC(汎用ICカード)とR-UIM(着脱式加入者情報モジュール)カードの提供を開始したことを発表しました。中国での合弁事業を通してカードを提供するジェムアルトは、異なる3つの3Gワイヤレス規格である、CDMA EVDO、TD-SCDMA、およびWCDMAに十分対応できると認められた初めてのプロバイダーです。

 

■強すぎるNTTグループの是非  「一国の単純な競争政策」では解決しない

3.9Gのデータ通信技術であるLTEの帯域幅が総務省から答申が示された。結果としてはほぼ予想通り、NTTドコモが条件付きの15MHz、他社は10MHzとなった。
LTEの通信速度は、運用技術の水準が一定であれば、原則として帯域幅が大きければ大きいほど高速となる。また免許は、基本的に通信キャリアの希望を総務省が審査・調整するという手順だが、事前に条件も示されており、今回に関しては基本的に各キャリアの希望から大きくは外れない周波数帯や帯域幅が取得できたはずだ。


平成20年版 情報通信白書

2009-06-17 10:48:25 | Weblog
図表1-2-2-39 世界情報サービス及びソフトウェア市場における地域別主要企業

ウィトラコメント: ソフトウェア、サービスの個別企業名ですが今をときめくGoogleの名前が出てきませんね。このように既存の枠に収まらないのがGoogleの優れたところだとは思いますが・・・。インドの企業とヨーロッパのSAPが注目だと思います。

ニュース (6/17)

2009-06-17 10:36:57 | Weblog

■携帯電話などのソフトウェア開発にかかるコストが飛躍的に増大

携帯電話などの機器に組み込まれるソフトウェアの開発費が飛躍的に増大していることが判明しました。 携帯電話の開発コスト高騰を受けて、Googleが提供する無償の携帯電話向けOS「Android」を採用するメーカーなどが増えていますが、ソフトウェアの開発コストの高騰はメーカーに大きな影響を与えているようです。

 

■通信・放送融合に向け「IPDCフォーラム」設立へ,6月30日に設立総会

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科は2009年6月16日,中村伊知哉慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授を呼びかけ人代表として,Internet Protocolを利用したビジネス展開を検討する事業者とともに,「IPDCフォーラム」設立準備会を開催したと発表した。6月30日に設立総会を開催して正式に発足する計画である。

 

■マイクロソフト、従業員への携帯電話料金補助を「Windows Mobile」機に限定

Microsoftは「Windows Mobile」の利用を拡大する強力な刺激策を発見した。少なくとも同社に職がある人に対しては。Microsoftは「BlackBerry」や「iPhone」などあらゆる非Microsoftデバイス利用従業員の携帯電話データプランについて、支払いを取りやめた。

 

■携帯電話回線を利用したライブ映像中継システムの新製品

3拠点で映像と音声を共有できる「Smart-telecaster Relay」を発表
株式会社ソリトンシステムズは、FOMA等のワイヤレス回線を使って映像を生中継するシステムSmart-telecasterの新ラインアップとして「Smart-telecaster Relay」を開発、6月18日より販売を開始します。

 

■アナリストが断言、「ネットブックOSはAndroidが主流になる」

今月初頭に開催された「COMPUTEX Taipei 2009」では、米国Googleが推進するスマートフォン/モバイルを対象としたLinuxベースの「Android」プラットフォームを搭載したネットブック/超小型ノートPCのプロトタイプが多数披露された。
この事実は、Androidがネットブック/超小型ノートPC上でもスムーズに動作することを裏付けたことになる。そのような状況下、米国の調査会社Gartnerのアナリスト、クリスチャン・ハイダーソン氏とベン・リー氏は6月15日、「Androidは今後、ネットブック/超小型ノートPCのOSのメインストリームになる」との見解を示した。

 ウィトラコメント: 私にはちょっと信じられません。テレビでインターネットにつなげられるインターネットTVなどはAndroidになると思いますが、NetbookがWindowsから外れるのには相当に長い期間がかかると思います。少なくとも5年でAndroidのほうが多くなるとは思えない。多くて2割くらいではないでしょうか。

■iPhone 3G Sへの買い替えでiPhone 3Gが中古市場に登場?

Appleから待望のiPhone 3G Sが発表された。これまで欠けていた機能の多くが搭載され、ハイエンドスマートフォンとしての魅力がさらに高まっている。併売される現行モデルのiPhone 3Gと合わせ、今年は昨年より市場シェアを高めることになりそうである。

 

■本サービス開始目前! 「UQ WiMAX」の船出は順風満帆か?

2009年6月8日、モバイルWiMAX事業を手がけるUQコミュニケーションズとインテルが共同発表会を開催、7月1日に有料サービスが始まる「UQ WiMAX」の内容とモバイルWiMAX対応PCなどを発表した。いよいよ離陸するUQ WiMAXの特徴と課題について分析してみよう