ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (6/22)

2009-06-22 10:21:51 | Weblog

■Nokia Siemens Networks,6億5000万ドルでNortelの無線関連事業を買収へ

フィンランドNokiaとドイツSiemensの合弁会社であるNokia Siemens Networksは,フィンランド現地時間2009年6月20日,カナダのNortel Networksから無線関連事業を買収することで両社が合意したと発表した。買収額は6億5000万ドルになる見込み。

 ウィトラコメント: Nortelは破たんしているので自主再建よりもどこかが買う可能性が高いと思いましたがNokia-Siemens Networksとは良いところに買われましたね。これからリストラはあるにしても、力のある従業員は一安心でしょう。それにしても6.5憶ドルは安い感じがします。

■携帯向けソフト開発に本腰 IBM、大手通信業者と提携協議

コンピューター・サービス世界最大手の米IBMは米アップルのスマートフォン「iPhone」や加リサーチ・イン・モーション(RIM)の同「ブラックベリー」の人気の高まりをにらみ、携帯用ソフト開発で欧米の大手通信事業者らとの提携協議に入った。

 

■中国の3大携帯電話会社と提携=蘭ジェムアルト

デジタル・セキュリティー大手の蘭ジェムアルトは、年内に中国で商用化される3G端末に対応するUICC(汎用ICカード)とR-UIM(着脱式加入者情報モジュール)カードを、中国の3大携帯電話会社に提供すると発表した。提供する3社とそれぞれの3G規格は、チャイナ・モバイル(中国移動)、チャイナ・テレコム(中国電信)、チャイナ・ユニコム(中国聯通)。

 

■【インド】中国製携帯電話を輸入禁止

17日に出された通知によると、DGFT(Director General of Foreign Trade)はIMEI番号を持たない、あるいはIMEI番号がすべて0である中国製携帯電話について、即時輸入禁止を通告した。政府は中国製玩具についても輸入を禁止した。

 

■中国政府、グーグル中国に海外サイト検索停止命令 管理強化へ

中国国営の新華社は19日、中国政府当局が米グーグルに対し、同社中国語サイト「グーグル中国」がポルノなどの低俗情報を提供しているとして、海外サイトの検索サービスなどの暫時停止を命じると伝えた。中国政府は天安門事件20周年や建国60周年を迎え、1月からインターネット上の情報管理を強化しており、その一環とみられる。

 

■イー・アクセス、モバイルWiMAXの健全な競争環境を求め総務省に要望書提出

イー・アクセスとソフトバンクBBは19日、UQコミュニケーションズのモバイルWiMAXサービス「UQ WiMAX」の有料サービス開始にあたり、開設指針の趣旨が損なわれることなく健全な競争環境が確保されるよう総務省に要望書を提出した。

 ウィトラコメント: これは親会社であるKDDIの影響を受けすぎないように、という要望書のようですが、本来は親会社の影響を受けるのは当然です。ライセンス供与の時に変な条件をつけているのでこういう意見が出るのでしょうが、こういう政治的動きはできるだけ少なくしてほしものです。

■携帯電話のカメラを使い、現実世界の上にデジタル情報を表示するLayar

Layerは「現実拡張ブラウザ」とでも言うもので、携帯電話(現在のところAndroid携帯のみをサポートしている)のカメラをビュワーとして、情報ポータルとして利用したり、ビジネス検索エンジンとして利用するためのものだ。簡単に言えば、カメラに表示されるものの上に各種情報をオーバーレイ表示する。何かを見たり、探したりする際に、現実世界の上にさまざまなデジタルデータを重ねて表示してくれる。

 

■AHS、Androidケータイ用の動画・音楽ファイル変換ソフト

AHSは6月19日、各種デバイス用にさまざまなファイルを変換するソフト「e-video converter」シリーズを立ち上げ、その第1弾製品としてOS「Android」搭載の携帯電話向け動画・音楽ファイル変換ソフト「e-video converter for Android」を6月19日に発売すると発表した。ダウンロード版のみで、価格は3980円。

 

■携帯電話:海外メーカー、韓国市場で大苦戦

ノキア、ソニー・エリクソン、HTCといった有名外国製携帯電話メーカーは今年、韓国市場に相次ぎ参入したものの、苦戦を強いられている。SKテレコム・KTなど韓国の移動通信各社によると、世界的なスマートフォンとして知られるカナダのリサーチ・イン・モーション社「ブラックベリー」は昨年末、台湾HTC「タッチダイヤモンド」は今年初めに韓国で発売されたが、それぞれ約3000台、約1200台の販売実績にとどまっているという。ブラックベリーは法人向けだけの発売ということを考慮しても、市場の反応は予想より冷たいといえるだろう。

 

■米国スマートフォン市場の主役は相変わらず「BlackBerry」

米Palmのスマートフォン「Palm Pre」は2009年6月6日(米国時間)に米国で発売され,明らかに同社のヒット商品となった。とはいえ,ライバルである米Appleの「iPhone」に比べると,はるかに地味で話題になっていない。そのiPhoneでさえ,米国スマートフォン市場における人気ナンバー1ではない。相変わらず同市場を牛耳っているのは,カナダResearch in Motion(RIM)の控えめで派手さに欠ける「BlackBerry」である。BlackBerryの市場シェアは,PalmやApple,その他のメーカーが新型デバイスを投入したにもかかわらず拡大を続けている。