ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-06-10 10:28:17 | Weblog
図表1-2-2-34 世界放送/メディア関連端末・機器市場における地域別企業シェア

ウィトラコメント: 世界のテレビ、DVD、カメラなどの画像機器の地域別シェアです。日本を含むアジア勢が強いですね。これは論理的欧米人に対する感性的アジア人、という文化的側面があると思います。携帯電話も大画面化して感性的側面が強まってくるとアジア有利になり、韓国勢はそこをうまく突いているのだと思います。

ニュース (6/10)

2009-06-10 10:19:44 | Weblog

■NTT MC、携帯電話をかけるだけでURL情報などがメールで届く「空電(からでん)」を提供開始

NTTメディアクロスは9日、携帯電話をかけるだけでURL情報などがメールで届くクロスメディアツール「空電(からでん)」を発表した。6月15日より本格サービス展開を開始する。
「空電」は、雑誌、新聞、テレビ、ラジオなど各種メディアやコールセンターで紹介される広告などの詳細情報を簡単に取得する仕組みとして、URLの入力や二次元バーコードの読み取りといった煩雑な作業を行うことなく、「電話をかける」だけで携帯サイトのURLなどをメールで受信できるものとなる。NTTドコモ、au、ソフトバンクの携帯3キャリアに対応し、流通している携帯電話端末の90%以上にあたる9900万台以上の端末をカバーした。

 

■熱狂再び? ソフトバンク 新型アイフォーン26日発売

ソフトバンクモバイルは、米アップルの新型携帯電話「iPhone3G S」を26日に発売する。現行モデルよりも動作速度を2倍にするなど性能を一新した。人気端末の高性能化で、契約純増数での首位の座を固めたい考えだが、NTTドコモなどもスマートフォンで攻勢をかける中、新型が救世主になるかは微妙だ。

 

■アップルが新OS発表、法人市場への進出加速

米アップルは8日、今年9月から販売する次期基本ソフト(OS)「マックOS X(テン)スノーレパード」を発表した。

 

■おサイフケータイを利用した次世代携帯ポイントシステム

おサイフケータイの導入が進んでいる。飲食店やイベント会社、美容院・エステなどの美容業界、漫画喫茶やカラオケなどアミューズメント施設など、リピーター確保が重要となる様々な業界で、おサイフケータイとポイントを融合したサービスが有効だ。現在、導入を検討している企業には嬉しい新サービスが登場した。

 

■NTTドコモ、防水ケータイ3機種、水深1.5mでカメラが使えるモデルなど

NTTドコモは6月8日、携帯電話の09年夏モデルとして、「STYLE」シリーズの防水ケータイ、富士通製「F-08A」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製「P-10A」、シャープ製「SH-05A」の3機種を6月11日から順次発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は全て4万円台後半の見込み。

 

■アプリックス、JBlendとジー・モードのケータイコンテンツを組み合わせ海外携帯電話メーカーに提供

株式会社アプリックスは、株式会社ジー・モードが保有するゲームなどのケータイコンテンツを、自社の主力製品である JBlend(TM)とともにエマージングマーケット向けなどで出荷数量が急激に伸びている海外の携帯電話メーカーに提供していくことを発表いたします。これは、JBlendを搭載したゲーム対応携帯電話の市場拡大を目指すものです。

 

■アクロディア、「VIVID UI(R)」を中国大唐電信へライセンス提供

株式会社アクロディアは、Datang Telecom Technology Co., Ltdと、アクロディアの「VIVID UI(R)」を大唐電信へ提供することに合意し、ライセンス契約を締結したことを発表いたします。

 

■ NTTドコモ社長「事業戦略、転換が必要」 世界ICTサミット

NTTドコモの山田隆持社長は9日、「世界ICTサミット2009」で講演し、「日本の携帯電話市場は成長期から成熟期に移行している」と説明した上で、「顧客満足度を上げるため、事業戦略など方針転換が必要だ」との認識を示した。

 ウィトラコメント: 顧客の奪い合いの時代から囲い込みの時代に入ったという認識は正しいと思います。奪い合いの時には新規ユーザーに対して高いインセンティブを出すのだが囲い込みの時代には長期ユーザーに対して高いインセンティブを出す、そして価格競争を避ける、というパタンになります。JALやANAのような航空会社が既にこのモデルでの実績があります。おそらく世界的にも飛行機のスターアライアンスのようなグループ形成ができていくと思います。

■「宅内でもモバイルWiMAX」目指し、密度重視で置局進める

UQコミュニケーションズ 執行役員常務 営業部門長 加固秀一氏

ウィトラコメント: 使いたいと思って端末を開いた時に使えることが大切です。屋外屋内を問わず、10回端末を開いて9回は使える状態でないと普及しないと思います。モデムとして使用する場合には、WiMAXに加入するような人はたいていは自宅ではブロードバンドに加入しているので、自宅以外の場所でどれだけ使えるかがカギになると思います。

モデム内蔵の端末の場合には家で使うことも多いでしょうから、自宅で使えることも大切です。どういう端末をメインにするかと、どこをエリアに入れるかは深く関係しているでしょう。