昨日、新聞を見ていたら山で使う携帯電話の話が出ていた。
山で遭難しそうになったりした時には携帯電話が頼りになる、という話である。ただし、技術が3Gになって山での携帯電話は通じにくくなった、というようなことが書いてあった。
私も同感である。以前なら難なく使えていたような場所でも、圏外になってしまう。 これは、無線の方式の問題と、使っている周波数の問題の両方があると思うが、山で携帯電話を使えるエリアが狭まっているというのはある意味では社会問題ではないだろうか。
ドコモなどのオペレータにとっては携帯電話はビジネスなので、使う人のいないエリアに電波を飛ばすのは経済合理性に反する。以前のMovaのときは別に山をサービスエリアにしようとしていたわけではなく予期していない電波が漏れて使える状態になっていたのである。それが3G(Foma)になって正確に制御できるようになって電波の漏れが少なくなったという面があるだろう。
山登りをする人にしてみれば携帯電話が使えるのは心強い。何とかして設備投資を増やさずに、山で携帯電話を使えるようにできないものかと思う。
ひとつ考えられるのは端末のアンテナを登山用の高感度のものを開発することである。ステッキ型や傘型の登山用高感度アンテナを売り出せば5千円くらいなら買う人は結構いるのではないだろうか。
問題は法整備である。現在は勝手に高感度アンテナを付けることは禁止されている。端末の付属品として端末本体と合わせた時に違法電波が出ないことを確認しないと販売できないようになっているのである。
これはアマチュア無線などで勝手に高感度アンテナを付ける人が出て、他の人に干渉を与えて迷惑をかけることから規定されたものである。 しかし、現在の3G携帯電話は送信電力制御の技術が発達していて、不必要に大きな電波を飛ばすと、基地局が文句を言って下げるように制御するようになっている。
山での遭難事故を減らすために高感度アンテナの規制緩和をしてはどうかと思う。
山で遭難しそうになったりした時には携帯電話が頼りになる、という話である。ただし、技術が3Gになって山での携帯電話は通じにくくなった、というようなことが書いてあった。
私も同感である。以前なら難なく使えていたような場所でも、圏外になってしまう。 これは、無線の方式の問題と、使っている周波数の問題の両方があると思うが、山で携帯電話を使えるエリアが狭まっているというのはある意味では社会問題ではないだろうか。
ドコモなどのオペレータにとっては携帯電話はビジネスなので、使う人のいないエリアに電波を飛ばすのは経済合理性に反する。以前のMovaのときは別に山をサービスエリアにしようとしていたわけではなく予期していない電波が漏れて使える状態になっていたのである。それが3G(Foma)になって正確に制御できるようになって電波の漏れが少なくなったという面があるだろう。
山登りをする人にしてみれば携帯電話が使えるのは心強い。何とかして設備投資を増やさずに、山で携帯電話を使えるようにできないものかと思う。
ひとつ考えられるのは端末のアンテナを登山用の高感度のものを開発することである。ステッキ型や傘型の登山用高感度アンテナを売り出せば5千円くらいなら買う人は結構いるのではないだろうか。
問題は法整備である。現在は勝手に高感度アンテナを付けることは禁止されている。端末の付属品として端末本体と合わせた時に違法電波が出ないことを確認しないと販売できないようになっているのである。
これはアマチュア無線などで勝手に高感度アンテナを付ける人が出て、他の人に干渉を与えて迷惑をかけることから規定されたものである。 しかし、現在の3G携帯電話は送信電力制御の技術が発達していて、不必要に大きな電波を飛ばすと、基地局が文句を言って下げるように制御するようになっている。
山での遭難事故を減らすために高感度アンテナの規制緩和をしてはどうかと思う。