総務省と経済産業省が共同で国際標準化に関するテクニックを教えるコースを早稲田などの大学に新設し、講師を送り込む、というニュースがあった。
現在、ICTの分野では日本の標準化活動の存在感が下がっているので結構なことだと思うが、これがどの程度役に立つかは疑問である。このような活動は坐学では難しく実戦で鍛えられるものだからである。仮に学生がこういうことを大学で学んだとしても、会社に入って数年間も使わなければたちまち忘れてしまうだろう。
私としてはそれよりも、以前このブログに書いたように英語力、英語でディベートする能力、それ以前に物事を言葉で正確に表現する能力などを育成するのが重要ではないかと思っている。
先日、ある大学で1年生に講義する機会があったので、「自転車を見たことがない人に自転車を説明せよ」という課題を出して、一定時間考えさせてから発表させた。本当は英語でやりたいところだが、日本語で行った。こういうトレーニングを行ってコメントを付けてフィードバックをかけ、表現力をつけさせることがまず必要なのではないかと思っている。
現在、ICTの分野では日本の標準化活動の存在感が下がっているので結構なことだと思うが、これがどの程度役に立つかは疑問である。このような活動は坐学では難しく実戦で鍛えられるものだからである。仮に学生がこういうことを大学で学んだとしても、会社に入って数年間も使わなければたちまち忘れてしまうだろう。
私としてはそれよりも、以前このブログに書いたように英語力、英語でディベートする能力、それ以前に物事を言葉で正確に表現する能力などを育成するのが重要ではないかと思っている。
先日、ある大学で1年生に講義する機会があったので、「自転車を見たことがない人に自転車を説明せよ」という課題を出して、一定時間考えさせてから発表させた。本当は英語でやりたいところだが、日本語で行った。こういうトレーニングを行ってコメントを付けてフィードバックをかけ、表現力をつけさせることがまず必要なのではないかと思っている。