ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-07-28 10:55:26 | Weblog
図表1-2-4-7 労働生産性成長に対するTFP成長の寄与

ウィトラコメント: TFP成長とはTotal Factor Pruductivityの成長であり、色々な要素を含んでいるようです。この部分は経済学者が書いたようで私にも読んでいて何のことか分かりにくいです。労働生産性がどれくらい上がっているか、それにICTの投資がどのくらい貢献しているかを示そうとしているようですが、どう見ればよいのかは私にもわかりません。

ニュース (7/28)

2009-07-28 10:46:55 | Weblog

■エリクソン、ノーテルCDMA部門獲得で北米市場での優位確保

スウェーデンの通信機器大手エリクソンは、破産手続きを進めるカナダの同業大手ノーテル・ネットワークスが実施した入札で、同社の最も収益性の高いCDMA部門を11億3000万ドルで落札した。ノーテルが25日明らかにした。

 ウィトラコメント: NSN(ノキア・シーメンス・ネットワークス)が買うといわれていたのですが最終的にはエリクソンになったのですね。価格も1.5倍以上に上がっています。

■Nokiaが独ベンチャーの買収でモバイルSNSを拡充へ

フィンランドNokiaは7月24日(現地時間)、ドイツのベンチャー企業・Cellityを買収することで合意したと発表した。買収金額など詳細は非公開。買収は規制当局の承認を経た後、第3四半期中に完了を見込む。

 

■米通信大手、携帯特許巡り不当契約 公取委が排除命令へ

携帯電話での通信に欠かせない多くの特許を持っている米通信技術大手「クアルコム」が日本の携帯電話関連の電機メーカー各社との間で契約を結ぶ際、メーカー側を不当に拘束する条件を含めていたとして、公正取引委員会は独占禁止法違反(不公正な取引方法)で、クアルコム社に対し排除措置命令を出す方針を固めた。条件を改めるよう求める。
携帯電話の技術分野で海外法人に命令を出すのは初となる。

ウィトラコメント: 公取も本件では海外の様子を見ていて海外がこういう流れになったので日本でも追認したのでしょうね。日本で独自に判断してくれるとよいのだけれど 

■「行政が電波を直接割り当てるのは問題」,マニフェスト発表に伴って民主党政調会長が見解

民主党の直嶋正行政策調査会長は2009年7月27日,次期衆院選マニフェスト(政権公約)発表に伴って記者の質問に答え,通信・放送行政について「行政が電波を直接割り当てている(現状の体制)は問題がある」との見解を示した。

 

■NTTドコモとイオン、携帯マーケティング新会社・イオンマーケティング設立

NTTドコモ、イオン、イオンクレジットサービスの3社は24日、携帯電話を活用したマーケティング事業を行う新会社、イオンマーケティングを設立したと発表した。マーケティング事業、会員販促を請け負うクラブサポート事業、モバイル事業を展開するとしている。

 

■ドコモ、ソフト開発に出資 プライムワークスに

NTTドコモは27日、東証マザーズ上場で携帯電話用ソフト開発を手掛けるプライムワークスと資本・業務提携すると発表した。同社が8月に実施する第三者割当増資を引き受け、15.1%を出資する第2位株主になる。両社は2010年以降の普及が見込まれる携帯電話の次世代規格「LTE」に対応したソフトの開発などで連携する。

 

■Android 2.0 "Donut"の開発者プレビューが登場 - マルチタッチは非サポート

Android 2.0の姿が少しずつ見えてきた。米Googleは7月26日(現地時間)にAndroid OS最新版の開発者向けプレビューの提供を開始したが、ここで紹介されている機能の多くが時期主力バージョンのAndroid 2.0に含まれるとみられている。同プレビューを入手した複数のメディアが、その機能群を紹介している。

 

■<中国OSS>中国企業が欧州でAndroid携帯発売

北京時間7月24日のニュース、海外メディアの報道によると、これまでのところ、少なくとも中国の3つの企業が今年ヨーロッパ市場でAndroid携帯の発売を表明したとのことだ。

 

■ユニバーサルミュージック、microSDで音楽映像を販売--携帯電話視聴用に

ユニバーサル ミュージックとプロパティは7月27日、音楽・映像などのコンテンツを収録した携帯電話用のmicroSDカードを販売開始する。第1弾として、ドリームタイムミュージックが発売する「We Are The World」を8月15日にリリースする。価格は1995円。

 

■KDDI、個人契約回線を最大5回線に制限

KDDIおよび沖縄セルラーは、振り込め防止策の一環として、8月10日から個人契約回線を最大5回線までに制限する。

 

■【インド経済】「UIMカード」導入で10月からCDMA携帯端末が割安に?

インドの携帯電話サービス市場では現在、GSM方式が主流になりつつあるが、今年、CDMA方式の新たな端末がGSM方式端末より割安で登場することにより、市場に変化が起きる可能性がある。CDMA方式の携帯電話サービス業者や端末メーカーなどが加盟する国際団体CDMA開発グループのペリー・ラフォージ上級理事の話として、タイムズ・オブ・インディア紙が7月26日付で報じている。

 

■「LTEが導入されたら我々の強みが生きる」――ZTEが日本市場に見る“チャンス”

中国最大手の通信機器メーカーZTEは、携帯事業では世界6位のシェアを誇る。日本では2008年にZTEジャパンを設立し、ウィルコムのXGP端末やb-mobile3G端末を提供するなど、徐々にその名を広めつつある。今後ZTEは日本市場でどのような展開を目指すのか。そして同社ならではの強みとは――。