ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-07-01 10:31:42 | Weblog
図表1-2-2-49 世界情報システム関連端末・機器市場における地域別主要企業

ウィトラコメント: 昨日のデータに対する代表的企業名です。Fujitsu-Siemensがヨーロッパでは頑張っているのですね。

ニュース (7/1)

2009-07-01 10:22:24 | Weblog

■総務省「ユビキタス特区」3次プロジェクトの委託先候補を発表

総務省は6月30日、「ユビキタス特区」事業の委託先候補を発表した。
同事業は、2008年度に開始。最先端のICTサービスの開発・実証するため、特定の地域において、携帯電話の空き周波数の使用や無線局の使用認可を短期間で取得するなど、優遇措置が受けられる。

 

■Bsquare,軽量版FlashをAndroidに移植,OEMなどにライセンス供与へ

米Bsquareは米国時間2009年6月30日,米Adobe Systemの「Flash」を米Googleの携帯電話機プラットフォーム「Android」向けに移植したと発表した。ARMプロセサを搭載したAndroidスマートフォンやネットブックでFlashコンテンツを再生できる。

 

■エプソン、中小型液晶事業の一部をソニーに無償譲渡

セイコーエプソンは30日、携帯電話などに使う中小型液晶ディスプレー事業の一部を、無償でソニーに譲渡すると発表した。エプソンと子会社が持つ生産設備や特許権などの一部を、2010年4月1日付でソニーに移管する。営業機能は先行して09年中に移管し、顧客対応にあたる。エプソンは事業の選択と集中を進め、ソニーは中小型液晶事業を強化する。

 ウィトラコメント: エプソンは携帯電話用の液晶では一時は国内シェアトップだったと思いますが、無償で譲渡ということは今はよほど状態が悪くなっているのでしょうね。

■『ニコニコ動画モバイル』に"健全サイト"のお墨付き - EMAの基準に適合

動画投稿サイト「ニコニコ動画(ββ)」を運営するニワンゴは30日、同サイトの携帯電話向けサービス『ニコニコ動画モバイル』について、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)の「コミュニティサイト運用管理体制認定基準」の適合サイトとして認定されたと発表した。

 

■米Dellがポケットサイズのネット端末を開発 - 米紙報道

米DellがAndroidベースの小型ネット端末を開発していると、米Wall Street Jounal紙が報じている。
プロトタイプはiPod touchよりもわずかに大きいポケットサイズだという。同製品の開発計画を知る人物からの情報として、ARMベースのプロセッサの採用、今年後半のリリース目標、携帯電話キャリアを通じた提供などの可能性を伝えている。

 ウィトラコメント: 下の韓国メーカーの動きと合わせてMID(Mobile Internet Device)の市場が活性化してきた感じがします。このDellの端末はネットアクセスを主眼とした端末、下の韓国メーカーのはパソコンでどちらが受け入れられるかですね。

■重量436グラムのAtom搭載ミニPC――「Viliv S5」がやってきた

タッチパネル付きの4.8型ワイド液晶を備えたMID「Viliv S5」が登場。CPUにAtom Z520、OSにWindows XP Home Editionを採用し、超小型モバイルPCとして活用できる。

 

■モバイル・テレ、ネットワーク拡張に4億1300万ユーロ調達

モバイル・テレシステムズは通信ネットワーク拡張のため、3銀行と契約を締結し、4億1300万ユーロを調達。欧州復興開発銀行からは2億1800万ユーロを借り入れる。うち、1億1500万ユーロは期間7年、1億300万ユーロは期間3年(商業銀行による協調融資)となっている。資金はロシア、ウズベキスタン、トルクメニスタンのネットワーク拡張に用いられる見通し。

 

■エルピーダ、事業再構築計画が経済産業省から認定取得
  ~300億円の増資、台湾DRAMメーカーと資本協力

エルピーダメモリ株式会社は30日、経済産業省に提出した「産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別処置法」が認定されたと発表した。

 

■放送と通信の融合:慶応大、産学でサービスやシステム実験するフォーラム設立  

慶応大学は30日、インターネットの通信手段(インターネット・プロトコル)を放送で使ってデータを送るIPDC(IPデータキャスト)の実証実験やサービスを検討する団体「IPDCフォーラム」を、通信、放送関連企業23社と設立した。代表に中村伊知哉・慶応大大学院教授が就任した。

 

■KDDIが携帯データ・サービス技術導入=米スタレント〔BW〕

移動体通信事業者用コアネットワーク・インフラ向けソリューション大手の米スタレントネットワークスは、KDDIがau携帯データ向け新サービス「Wi-Fi WIN」に、スタレントネットワークスのセキュリティー・ゲートウエイを導入したと発表した。

 

■Windows Mobile版Skype 3.0が正式リリース

「Skype 3.0 for Windows Phoneでは、新機能としてSMSとファイル転送が加わっている。

 

■2Gから3.9Gまで幅広いソリューションを提供するノキア シーメンス

Nokia Siemens Networksは、フィンランドNokiaと独Siemens AGが設立した合弁会社であり、世界の通信インフラ市場で高いシェアをほこり、さまざまな製品やサービスを提供している。同社が近年注力しているのは、3.9Gとして知られる次世代無線通信方式「LTE(Long Term Evolution)」だ。無線通信分野の同社の取り組みを、日本法人代表取締役社長兼アジア太平洋地区リーダーシップチームメンバーの小津泰史氏に話を聞いた。