昨日は、すっかり冬。冷たい雨の午後の2時間、1920年にあった日本の善意のエピソ-ドについて知る事が出来た講演会が、聖心女子大学でありました。
主催は社会福祉法人 福田会(フクデンカイ)。 後援会長は安倍昭恵総理夫人。
福田会は「善い行いの種を蒔けば 多くの幸福の実が得られる」と云う 仏教の福田思想に由来しています。
1920年、シベリアで難民となっていたポ-ランドの孤児375名を福田会が受け入れた事実があったそうです。講師の松本氏は、53年間ポ-ランド在のジャ-ナリストです。福田会の存在が ポ-ランドが親日的という事に繋がっているとのスピ-チでした。
ポ-ランドが,国の独立を奪われていた123年間。国の民族性の象徴は、”神・名誉・祖国”の三つだそうです。ショパンもキュリ-夫人もポ-ランド生まれだそうですが、ショパンは死後、かろうじて“心臓”だけが祖国に帰ることができた、厳しい状況だったそうです。帝政ロシアの支配にあって、独立、自由への熱い想いは、一層強いものがあったとの事です。
来年2020年はポ-ランド児童たちが来日してから100年になるそうです。ポ-ランドで発行されることになっている 記念切手が紹介されました。
寒い日の心温まるひと時の時間。ほのぼのした心持ちになりました。終わったその足で向かったのは、有楽町の国際フオ―ラム。
知人主催の”2019生命のコンサ-ト”。音楽劇「赤毛のアン」。今は無くなった”真夏に第九を歌う合唱団”の団員のMさんがブリュエット役で出演。エ-ルを送るべく会場へ駆け込む。
帰宅は10:00pm。草臥れました。”多動性症候群”の私も、流石,年には争えないと・・・。