更なる ときめきを求めて!

「七色唐辛子+一味唐辛子の会」は、卒業しました。

三月大歌舞伎

2024年03月20日 | 日記

  2ケ月ぶりの歌舞伎座。四世中村雀右衛門の13回忌追善興行。痺れました。

 

 

 最初の”菅原伝授手習鑑”は、歌舞伎三大名作の一つ。今は失われし忠義が、テーマ。身代わりのわが子の死を検分する親の激情・悲劇。時代を超えて 心を打つ不朽の名作です。

 歌舞伎鑑賞歴40年の私は、この演目は何度か見ています。ストリーは分かっていても、役者の演技力や、編集の切り口に 毎回胸を打たれます。

 

 昼最後は、“御浜御殿綱豊卿”。元禄忠臣蔵は、六代将軍家宣となる豊綱と、忠臣蔵の一人・助右衛門の白熱した長台詞。観る側も固唾をのんで見入ってしまいます。仁左衛門と松本幸四郎の名演技。華やかさと、漲る緊迫感は、満足でした。

 

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