おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

頼り切るのもなんだかねぇ…。

2005-04-24 11:14:45 | 我思う、故に書くなりよ。
だいぶ昔、ウィルスバスターを愛用していた。
今ではアンチビールスを愛用しているが、切り替えたのはPCのサポート業務をしていた頃に、同僚から「古いウィルスにやられる」って教えられた事に始まる。

最新のウィルスデータを更新し続けていれば、よほど最新の出来たてのホヤホヤ…のウィルスでなければ感染して被害を受ける事もない…ってソフトだし、どこのメーカーのウィルス対抗ソフトでも似たような仕組み。半信半疑だったので、そのまま使っていたが、あっさりと感染してしまった。

んで、職場で売ってたアンチビールスを含むセキュリティソフトを買って以来、愛用している。愛用しているからと言って、安心しているワケじゃない。脆弱性って問題が指摘されているし、怪しいソフトを人柱的に試すのが趣味でもあるので、やっちまった…って事にもなりかねない。

昨日、今日の大騒ぎは、直接ウィルスにやられまくられたワケでは無く、ウィルスデータの更新とOSの兼ね合いが問題だったワケで、日本だけなのかどうなのか知らないが、つまる所、パソコンなんてそんなモノなワケだ。

まぁ、冷蔵庫や電子レンジと比べれば非常に不完全なモノなワケで、仕事や趣味に「使う事も出来る」程度に考えておかないと痛い目に遭ったりするモノって認識で触らないといけないんだと思う。

そういうモノに頼らなければイケナイって社会もなんだかねぇ…。

考えようによっては、非常に面白い機械なんだけどね。キレイサッパリ過去と決別して、未練たらたらでリカバリーなり、まっさらにしちゃって使い直すと、また違った世界に足を踏み込む様で、途方もない時間を費やすにあまり値しない無駄な努力を味わいながらも「使う事を選択する」自分を再発見…なんて事も、PCを知る上では欠かせない事だとも思う。最近のウィルスはこうした面ではあまりタチの悪いモノはおらず、深いレベルでまっさらにしなくても駆除出来るみたいだが、使っている人の私生活や公に出来ない秘密のデータを強引にネットの社会に晒しだしてしまうタチの悪いウィルスもある。

住所録やらメールのやりとり、いろんな意味で大事な写真が、誰にでも拾えてしまう状態に置かれるとなると、本当の意味で「いろんなモノを失う…」事にもなるだろうし、PCに向き合う事すら拒絶しかねない様な精神状態に追い込まれる事にもなったりする。私個人の情報流出に止まらず、公的管理されている情報ですら「拾える」状態にもなっている事を考えると、不完全でありながらこれだけ無くてはならない商品になっているってのも珍しい気がするねぇ。

それにしても、意外な会社が結構ウィルスバスターを使っている事が判ったりして、面白かった。こうなると、インフラ潰すのに「ウィルス」は要らないって事にもなるワケで、何か対抗ソフトに関しても大きな枠組みで考えないと、企業レベルの問題で済まなくなってしまう。PCが最初からこうした危険を排除出来る商品だったら何も苦労はしないのだけれど、箱と中身は別物だけど、両方無くては成り立たないモノだから、きっとこんな状態と共存していかなければならないんだろうと思うねぇ。

で、被害を被った方は…どーすんだろうねぇ? 週が明けてからも騒ぎは続くんだろうなぁ。

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