おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

太くて、電動でぶるぶる…。2。

2005-04-10 09:55:14 | 我思う、故に書くなりよ。
実際に使ってみたので使用感などを紹介。

人間ってのは案外と簡単に不器用になれる事を実感するワケだった。
私が買ったのは「安全カミソリ」の一種で、電動バイブレーターを内蔵したものだ。従って、スイッチを入れて「ぶるぶる…」した所で、顔の表面を3枚刃のヘッドでなぞらなければヒゲは剃れない。至極当たり前なのだが、ぶるぶる…っと震えるそれを持った瞬間に、そんな事は体が忘れてしまうのである。電動シェーバーの動かし方みたいな感じで慎重さに欠ける動きをつい、してしまうのよ。

「あちっ…!」

その不自然さに気付いてカミソリを変に動かしてしまい、2カ所ほど切ってしまったので「流血」。
ぶるぶる…したのを妙な違和感を抑えて顔に滑らせると、その感触はまさしく「電動シェーバー」なのだ。ヒゲが刈り取られる時に「じりじりっ…」って音がする。これは、とても不思議な感覚。

そして、顔へのヘッドの当たりが今まで使っていたシックの4枚刃と全然違うので、かなり戸惑う。

シックのヘッドは、刃面全体が顔に密着する形なので、力の入れ具合に関わらず、4枚の刃が肌にあたる。シックの3枚刃のディスポも同じ感じ。だが、ジレットのヘッドは一番下の段の刃の下にある「マイクロフィン」という部分が一番強く肌に当たり、上の刃に向かうにつれて当たり具合が弱くなる構造なのだ。だから、今までの感覚で、面で当たりを得ようとすると流血の大惨事を招きかねない。

この感覚の違いはかなり大きいモノがあって、口の周りを剃るのに慣れを要するなんて事になった。微妙な部分への刃の当て方に慣れないと、ちょっと痛い事になったりする。

全体的に当たりが「弱い」と感じるので、剃れていないのではないかと不安になるのだが、これが実はかなり剃れている。ぶるぶる…の感じが肌をなぞって行くだけで、力を入れても逆にうまく剃れないから、とても頼りない感じはするのだけれど、そり残しも無く、労せず深ぞり出来ている。普通にヒゲの生えている人なら、力を入れて顔に当てる事を意識して考えなくても良いかもしれない。とても不思議な感覚だった。

もっと驚いたのは、刃の間にヒゲくずが貯まらない事。ぶるぶる…のお陰で、いとも簡単に流れ落ちちゃうのだ。剃っている時にはあまり気にならないかもしれないが、使い終わった後の印象がだいぶ違ってくる。貯まっているゴミは無理にでもほじくり出したくなる衝動に駆られる事も無いし、下手して指先を切ってしまう事も無いのだ。当然、刃の持ちも貯まったままにしておくよりは良いだろうし、清潔でもある。

ホルダーの握り具合も、石けんにまみれた手でも難は無い。太さも思った通りに案配が良い。だが、惜しい事に「ぶるぶる…」のスイッチがかなり出ており、使っている最中の触れてしまい「ぶるぶる…」が停まってしまう事が多々多々ある事だ。頻繁にグリップを変えない人なら問題無いだろうが、剛毛がランダムな方向に無尽蔵に生えちゃってる私なんかは一定のグリップで済むハズもないので、当然の様に出っ張ったスイッチに指のどこかが当たってしまう。ここは表面とツラいちにして欲しかった所だ。ボタンは押し込むとロックされる仕組みになっているが、軽く押さえたままでも「ぶるぶる…」はしているので「ぶるぶる…」の使い分けでもするのだろうか?

電池が入っているので、重さはジレットの方が重いと思っていたが、シックの4枚刃の方が若干重い感じがする。大きな差は無いし、ホルダーの形状も違っているので持った感じとしてはどちらも悪くは無い。

今までは「力ワザ」の深ぞりに「手応え…」を感じていたヒゲ剃りだったけれど、それもM3パワーで変わるかもしれない。まぁ、ヘッドの部分は「ぶるぶる…」機能の無い「マッハシンスリー」とか「同ターボ」と同じらしいので、ジレットの薦める剃り方はだいぶ以前から「力ワザ」に頼らなくても良い方法だった事になる。これが「何だか頼りなく感じる…」とか「手応えが無い…」って事だったのかもしれないが、ちゃんと剃れているし、しっかり深ぞり。シックの刃面で制圧する方法もしっかりと剃れる。好みの別れる所だけど、肌に刃を当てる感覚はそれぞれで大きく違う。

まぁ、どっちも替え刃の小売価格がもっと安ければ非常に助かる事は間違いないし、2社のホルダーを持っていれば、どっちか安い方を買っておけば良いわけでもあるしね。ゴージャスに併用しても悪くないかな。

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太くて、電動でぶるぶる…。

2005-04-10 06:58:16 | 我思う、故に書くなりよ。
40にもなろうとしているのに、無職なので潤沢に自由に使えるお金は全くない。

でも、それなりに必要な消耗品はあるもので「ひげそり」なんかは無いとむさ苦しくなってイカン。
しかも、ヒゲが濃く、剛毛が生えるとなると、伸ばす意欲があっても無くても、手入れなり刈り取るなりするのに必要不可欠だし、刈り取るなら一気に、そしてキレイに仕上げる事の出来るモノであった方が好ましいし、望ましい。

以前はかなり高価な電動シェーバーで毎日剃っていたが、高価な割には切れ味が悪くなるのもそこそこ早いし、消耗品の交換もお財布に痛いって事で、やめた。それなりには剃れるので、補助的に使う事になっている。

んで、メインはウェットシェーブ。簡単に言えば「かみそり」なんだが、これがクセモノでねぇ。セットで買った後の空しさが毎回つきまとうのである。オマケで替え刃が何個か付いてくるんだけれど、これを使い切った後に、替え刃だけを探しに出掛けると、簡単に見付かる。

だが、その値段はあっけに取られる様に高く、もう1セット買った方が「安い」なんて事になる。そうこうしていると替え刃を失ったホルダーだけゴロゴロしていたりするのだが、経済性を考えるとこれもやむなし…。

見返すのが面倒だから見ないけど、以前、同じ様な事を書いて、シックの4枚歯の事を書いたハズである。ぐにょぐにょ動くヘッドと4枚歯の効果は素晴らしく、なかなか快適ではあったが、いかんせん4枚歯となると替え刃の大きさもそれなりに大きくなるワケで、ちょっと…なぁって感じはしていた。

良いモノではあったのだが、替え刃を買う勇気が失せてしまい、シックのディスポを買って帰る事にして、暫くはこれを使っていた。ディスポとは言え、3枚歯だし、それなりに切れ味もあったのだが、所詮ディスポでしかない。2~3回使い回すと途端に切れ味が悪くなり、切れ味は残っていてもスムーサーなる部分がボロボロになってしまう事で、肌に大変宜しくない結果をもたらす事になる。

そんなワケで、そろそろ新しいのを買わなければと思いながらもお買い物に出掛け、目にしたのがジレットの「M3パワー」。バイブレーター内蔵のひげそりとしてベッカムがCMでやってるヤツ。

替え刃が1個しか付いてないので、ちょっと悩んだけれど、ある点が気に入って買ってしまった。

1700円もしたのに替え刃が1個しか付いてこない(最初からホルダーに付いているのは替え刃とは数えない)となると、少々不満ではあるが、替え刃もいずれ買わないとイケナイ必然性に駆られる。なんせ、電動バイブレーター内蔵だから、単なるホルダーとは違うのだ。見るからに「太い」。

そう。この「太さ」を気に入って買った様なものである。私の場合、ある程度の「太さ」のあるホルダーじゃないと、ちょっと使いづらいって感じが先に立ってしまう。おまけに、なんだかウルトラマン・ネクサスって感じのデザイン。これが実に微妙な感じでしっかりと滑り止めの役目を果たしていたりする所が憎い。電池が入っているので、ホルダー側がしっかりと重いのも実に良い感じ。

「太くて、電動でぶるぶる…」

ひげそりにあるまじきヤツなんであるが、このぶるぶる…はかなりのぶるぶる…。単4アルカリが1本入っているので、そこそこ強力なぶるぶる感がヘッドにも伝わり、よく剃れる効果をもたらすのだと言う。もちろん。ゴムパッキンによる「防滴加工」だから少々の水でも安心。

「ぐにゃぐにゃヘッドでぶるぶるはどーなるん?」

と、ちょいと不思議に思ったのだが、ヘッドは実はぐにゃぐにゃして肌への密着を高める方式では無く、左右の動きは僅かなものに抑えられているのであった。ある程度、ヘッドを固持していないとぶるぶる…の効果が無くなってしまうからね。垂直方向にはかなり大きく動くので、相乗効果を狙ったギリギリの線なんじゃなかろうかと。

3枚歯で、横滑り安全ワイヤーは付いていないけれど、ヘッドが少し小さくなった分、口の周りを剃るのには都合が良いかもしれない。そう。実はまだ実戦に投入してはいないのだ。他社の4枚歯ヘッドとかに比べると、肝心な部分がちゃちく見えると言う事はあるのだが、ジレットの歯は昔から評判は良いのである。他社も追従して良くなったって事もあるが、ホルダーのデザインとかの好き嫌いもあるワケで、シックだったりジレットだったり決まってなかったりする。M3パワーと同じデザインの「マッハシンスリー」なんかは大分前から売られており、替え刃も互換性があるので、変わったのはホルダーの部分が主な点ではないのだろうか。と、なれば、消耗品も幾分は安いかもしれないと期待しておく。

さぁ~♪ お風呂入って楽しんでみよぉ~! っと。

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