おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

つるっぱげの心。

2005-04-16 10:41:53 | 我思う、故に書くなりよ。
頭を剃り、つるっぱげ2日目が過ぎた。

40年生きてきて初めての無毛地帯を頭部に広げているワケで、その感触は実に微妙。
こうでもしないと触れないモノを初めて触る感覚と、触られる感覚がかなり微妙なモノで、じわじわと生えてくる頭髪の感じやら、頭皮の柔らかいような、硬いような感じに驚いている。

たまに、髪を短くする事は今までもあったのだが、スキンヘッドは無かったので、免許の書き換えってイベント向けに剃ってみたワケだが、髪を短く切り、剃り上げるまでの全てを自分でやったので、何も後悔する所が全くないのも、実にすがすがしい。

頭を丸める…と言う、謝罪の方法も世の中にはある。今時、そんな事をする人もあまりいないと思うのだが、髷を落として…と言う所に深い意味のあった時代ならでは事ではないかと思う。今回、剃り上げた意味に謝罪を求めるのは難しいが、強いてあげるならば、今までの人生を詫びても悪く無いとは思うが、むしろこの状態を喜んでいる状態なので、それも変な感じ。

僧侶は大抵の場合、頭を剃っている。髪の毛の生えなくなった状態と言うよりは、生えてくるのを剃り続ける事を維持しているワケで、ほっておくと普通の状態になってしまう。まぁ、髪の長い僧侶もいるワケだが、剃り上げている理由を深くは知らない。宗派によって違うとか、開祖によっても違うとか、いろいろあるみたいだが、穢れを取り去る…と言うのが大方の意味としてあるみたい。

うむぅ。煩悩を捨て去る為の形式的な儀式だとは薄々感じていたが、私の場合、煩悩の塊のままである。このまま仏の道に入るのも悪くは無いが、リストラされたサラリーマンが結構多いと言う話も聞いているので、イマイチ。

ドイツのネオナチなんかのデモとか見てると、スキンヘッドが多かったりする。ネオじゃない当時のナチの写真を見ても、スキンヘッドの人は見ないのに何でだろうか? 総統が実はヅラだったとか、微妙に謎な部分を起源としているならば、面白いが、そんな話は聞いた事無い。存在すら否定されるような非合法組織で暗躍するならば、普通に髪を伸ばしていた方が目立たなくて済むのにねぇ…。

じわじわと生えてくる頭髪が微妙にかゆくなるので、定期的に剃らないとイケナイ。少なくとも私の場合、免許更新までは頑張らないとイケナイので、電動シェーバーでじりじり…っと剃ってみたりする。ところが、ヒゲを剃るのとは勝手が違い、頭皮に合わせながら剃るのは意外に大変なのだ。まぁ、高級なシェーバーだと自在にヘッドが動いたりするのでそれも可能だろうけれど、安いのでは厳しい。

そんなワケで、ジェルタイプのシェービング剤をぺたぺたと塗りまくり、暫くの間放置してから、先日買った電動安全カミソリで慎重に剃っている。本来はヒゲ剃り用だから、頭髪にどうなのか怪しい所も多大にあるのだが、頭皮がすーすーして大変気持ちが良い。良いのだが、こんな事を毎日やっていたらそれこそ大変なので、スキンヘッドの皆さんはどうしておられるのかな?

我が父も、じきに同じ頭になるんだと、思い出した。まぁ、あっちは抗ガン剤の副作用で、間違いなく抜けて無くなると言われているので、剃るワケでは無いが。暖かくなったとは言え、スキンヘッドは微妙に寒いモノであるって事は忠告しておくかな。

お陰様で、父の抗ガン剤は効果が大って感じらしい。ま、これは別の機会に書くかな。

ともあれ、つるつるも事情が許せばなかなか良い。だけど、このまま就職の面接とか行ってもダメなんだろうなぁ。まぁ、おいおいとは伸びて元に戻るのだけれど、それを1日ずつ記念に撮っても面白いと思う。うしし…。

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