おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

その他もろもろ…。

2005-04-29 05:40:14 | 我思う、故に書くなりよ。
★携帯のカメラにカール・ツァイスかぁ…。

世界で最も有名な光学レンズメーカーだったりする。以前、この会社の社史をひもとく書籍を買って読みふけったのだが、どこへ行っちゃったんだろうなぁ…。すげえ面白かったので、売っていれば買いたいんだけど、まぁドイツのこの手の製品は昔から品質が高く、カメラのライカなんてのも有名すぎるワケで、精密機械にかけちゃ非常に優秀な商品が多い。

日本ではCONTAXブランドでカメラと共にツァイスのレンズが使えていたワケで、ライカを買えない身としては有り難かったって事もあるが、まぁ、驚くほど性能に差があったのは昔の話で、日本のカメラメーカーのレンズだって優秀になってしまっていたので、それほど格別とは考えてなかった。むしろ戦争に翻弄された会社の運命とか、すげぇレンズを開発しまくった技術者の話を考えると、やはりタダ者では無いんだよねぇ。

「うわぁ、凄ぇ…」

って言葉を失ったのは、ライカの光学顕微鏡に付いていたツァイスのレンズ。普段はニコンの光学顕微鏡で写真を撮っていたのだが、これだって相当高価だった。もちろん、レンズ周りは購入時一番性能の良い物を買っているので、メンテナンスさえしておけばそうそう悪い物でもない。

ところが、病理の教授が写真の仕上がりに満足しなくて、自分の使っている顕微鏡と見え方が違うと言ってきた。研究施設に置いてある顕微鏡は、ほとんどが同じメーカーなので、何だか妙な話だと思っていたのだが、実は自分の研究費でライカの顕微鏡を調達していたのだ。これがまた他人には見せないって言う謎のベールに隠された感じでもあって、詳細を知る人は少なかったらしい。

ある日、ちょっとちょっと…って呼ばれて、お茶をごちそうになり、どこぞの製薬会社だかのお中元の水ようかんだかを食べながら、顕微鏡写真の話になり、ついにライカの顕微鏡システムと対面出来る事になったのだ。まぁ、教授は自身でも写真を撮っていたのだが、絞りの使い方を良く判っていなくて、見た目通りに写す事が出来ずに困っていたのである。むしろ、ライカというブランドに裏打ちされた品質が国産の顕微鏡よりも劣って見える事が不思議だったらしい。

たまたま、撮影で預かっていた切片の標本があったので、それをステージに載せてピントを合わせ、絞りを調節してやると、めちゃくちゃシャープ。それでいて欲しくても出せなかったコントラストがそこにあり、ニコンとは明らかに差が付いて見えたのである。それはちょっと、感動というか驚き。

ドイツ語の説明書は読めなかったが、構造的にも変わりは無いし、モニターシステムが付いている位の違いしかなかったので、快適に覗いて見える様に調節してあげると、ひどく驚かれた。と言うか、驚いたのはこっちだ。目が潰れそうな光量で覗いているんである。10分も覗いていたら、目がどうにかなってしまいそうなむちゃくちゃな光量で、毎日エライ時間覗いていたってのも、医者としてどうかと思ったんだが、そん時は怖くて言えなかったなぁ。

ともかく、あー。世界の名品はやっぱり違うんだなぁ…ってのが目に見えたワケ。デジカメなんかでもツァイスのレンズが売りってのも最近じゃ多い。何気なく使っている人も多いんだけど、実は凄いレンズなんだよねぇ。そんなのがケータイのカメラに…って事になれば、なんだかもったいない気もするがそうでもしないとツァイスも大変らしい。

★スイスのアーミーナイフの2大巨頭が合併。

まぁ、どっちがどっちだかパッと見じゃ判らない様な「十徳ナイフ」を作っているビクトリノックス社がウェンガー社を吸収合併するんだとか。もう、だいぶ以前から、価格が暴落していて、手の届かなかったビクトリノックスのチャンピオンなんかが簡単に買える様になっている。と、同時に、ウェンガー社のアーミーナイフを見掛ける機会が少なくなり、あらら…っと思ってはいたのだが、経営が苦しかったようで。時計とか売れてそうだったんだけどねぇ。

んで、まぁどっちか持ってれば良いわけだし、大きな違いも、ラインアップも変わりない。中華的な事情によるコピー商品とは明らかに違う品質だし、シェアを喰われるってのも妙な感じだけれど、機能的にコピー品でも「差が無い…」って所が致命傷と言えばそうなのかもしれない。切れなければ研げばいいんだからねぇ。

昔から愛用している身としては、ちょっと嬉しい期待もある。十徳ナイフに付いているハサミがウェンガー社式のバネ…になったら、うれしいんだなぁ。ビクトリノックス社式のスプリングだと、何だかヘナヘナしちゃってなぁ。こうした、実に細かくてどうでも良い様な所が違っていたりもするのである。
小さな工具箱…とは良く言った物で、まさにそれ。ナイフのナイフたる「大刃」なんかほとんど使う事は無いが、その他に付いているハサミだのヤスリだのドライバーだのが重宝するのである。品質がしっかりしているので、多少無茶してもガタが来る事も無いし、仕上げがキレイなので無駄にネジ山をなめたりもしないって所は流石にスイスだぜ…って感じ。ちなみに、常用しているのはチャンピオンでなくて、PC用の工具の付いた「サイバーツール」。ビット交換式のドライバーはなかなか重宝している。個人的には「ソルジャー」にノコギリの付いた「ファーマー」なんかは実にシンプルでいいと思うので激安の殿堂でも探そうかなと…。

ただ、ナイフって考えると決して使いやすい物でも無い。ちゃんとしたナイフの方が使い勝手は格段に良いし、あくまでも「小さな工具箱」だから。おまけに、昨今の世情はこうした便利な商品にも冷たい目をくれるんである。便利だから…って持って歩いていると、軽犯罪法やら銃刀法やらで捕まったりする。厳密に言えば、刃渡りがどうの、鋼材がどうので法に触れる事も無いのだろうけど、ナイフはナイフなんである。十徳ナイフも十把一絡げ。歴史もその成り立ちもヘッタクレも無い。日本の伝統でもある「肥後の守」とか「ボンナイフ」なんてのも同じ憂き目だろう。少年には欠かせないアイテムだったんだけどなぁ。

日本向けに、大刃の無いモデルとか出したらかなり便利だろうし、売れると思うんだけどなぁ。ナイフって意味では小刃が付いていれば事足りるだろうし、これだったら持ち歩いてもあまり文句言われなくて済むんじゃなかろうかと。変わりにUSBメモリーでも付けておけば、まさにステーショナリー。

ブランドとしてウェンガーは残るらしいので、製品が消えてしまうワケでも無さそうだけど、なんだか寂しいのはCONTAXが日本から消えちゃったのと同じだなぁ。

★ドコモのプレミアクラブのケータイケース。

ポイントが貯まるといろいろ使えるんだけど、あんまり貯まらないのでオリジナルグッズのストラップとケースをポイントと交換してみた。ストラップはもう少し大きい物かと思ったんだけど、意外にも小さく、商品説明に書いてある通りだった。(当たり前だが…)

ケースはBEAMSブランドの帆布製なんだが、トートバッグをそのまま小さくした感じ。ケータイのケースも凝ってしまうとあれやこれや買ってみたりするんだけど、未だにこれだっ! って物に行き着かない。途中でケータイを替えたりするから尚更な状態が続くのであるが、今回のグッズはなかなか良かった。ジーンズのベルトループに付けて使っているが、可もなく不可もなく、落ち着いている。

この、落ち着いて…って所が実は重要なのだ。ウルサ過ぎずにしっくりと用を成すって物はなかなか無い。トートバッグの取っ手の片方がバックルで外れる様になっているだけで、もう片方は、実は邪魔なんだけれど、そういうデザインだから仕方ない。ケータイが飛びでない様に止めてるフックもベロクロだし、高級感とは無縁な物だが、絶妙にしっくり来ちゃっているのである。嬉しくもあり、なんだか拍子抜けしちゃった感じがしないでもない…。

★免許の書き換えは…。

GWの連休中でも、2日はやっているらしいので、いよいよつるつる頭持参でって事に。

アフロで乗り込むつもりだったのだが、ちゃんとしたアフロを入手するのも面倒になったので、つるつるのままのボクで…。

つるつるは実は結構大変だって書いた。つるつるにして24時間も経つと、じわじわと生えて来る髪の毛が微妙にかゆいんである。それを凌げば、なんとか「いがぐり頭」となって落ち着くのだが、それも本来の趣旨とは違うので、やはり剃り落とす事になる。しっかりとシェービングしたつもりでも、かなり髪の毛の抵抗は大きく、タオルでつるつるをしゅるしゅる…なんて事は無理。抵抗が大きく、頭ごと持って行かれる程なのである。脱毛でのつるつるとはやはり違う物なのだと実感するのだが、しっかりと髪の毛が生えてくる事もまた嬉しい。

意外にも髪の毛って生えるというか、伸びるのは早いって事も判った。ほんの数時間でザリザリ…って肌触りになっている。とは言え、頭皮はあまり深剃りが効かないみたいなのも理由の1つかもしれない。ヒゲの方が深剃りが効くので、同じ様にそっても、頭の方が毛の生える感じが早かったりする。

今まで無くてはならないと思っていた物が、あっさりとキレイさっぱり無くなると、これはこれで良いかな…とも思えてくるから不思議だ。まぁ、つるつるは受け取り方にも差違があるので、一概に良いか悪いかは意見の分かれる所だけれど、当人としてはそれほど悪い物では無いと思っている。なまじ、生えてるから薄毛だの抜け毛を気にするワケで、元々無ければあんまり余計な事も考えなくていいんじゃないかと思ったなぁ。今まで気にしていたのが何だったのか不思議な気持ちでもある。

急に髪の毛が無くなったので、小さな姪は恐れおののいているらしく、伏し目がちである。それもなんだか変なので、帽子を買った。ダイソーで100円で売っているおばちゃんのアイテムらしきデザインであるが、何という名前の帽子なのか忘れた。黒とオリーブがあったので、ミリタリー好きの私にはナイスな選択肢であり、両方買っても200円。チューリップと呼ばれる種類の1つなんだろうなぁ。ひらひらはしてないんだけれどね、西部警察で渋いおっさん刑事が被っていた気もするなぁ。

まぁ、そんなこんなで、4月もおしまいってところだなぁ。

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