・・・平城京跡の土坑から出土した木簡に「民部省進薪壱伯荷・・・」と書かれていたそうで、その意味は「民部省が薪を100荷進上します…」と云う内容らしい。
天武天皇(675年正月15日)の時から、全ての役人が宮中に薪を献上した儀式が始まり、その時に民部省からおさめられた薪は100荷(2000本)おさめられたことが、ほかの文献記録で確かめられるそうです。
これを読んでいて、思い出したのは秋篠宮さまが発言して話題になった、新天皇が即位した時の新嘗祭である大嘗祭を始めたのも天武天皇の頃からだそうで、この時代に、国家の形が確立し 律令で定められる儀式が色々と始まったようです。
大嘗祭が国家行事か 天皇家の宗教儀式かと 現在においては問題になっていますが、始まった頃は国家の体裁を整えた時代に国家の体裁を整えると云うことで始まったようです。
大嘗祭も1300年以上の歴史がある 元々は国家行事だったと 素人ですが 私にはおもわれます。