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ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

日本の労働生産性

2016年02月10日 07時09分21秒 | 暮らしの出来事

・・・日米独、各国のサービスの平均価格は2009年を100とした時に、2013年に於いて、米独が106を超えたのに、日本は97に下がっていると云う記事があった。

  テレビなどは日本のおもてなしとか言って、如何に優れているかと云う事を報道しているが、実は、日本では、従業員の賃金が安く抑えられ、サービスに対する価格が安くなる現象が、益々、ひどくなっているようである。
  日本のサービス業は諸外国に比べ生産性が低いと云う、前記のような数値になっているが、実のところは、日本で働くサービス業の労働者の賃金コストが低く、こんな結果になっている。

  サービス業だけでなく、製造現場においても、生産性は高いのであるが、労働生産性はあまり高くなくなっていない。
  その理由は、労働生産性は一人が生み出す、付加価値を表すためである。
  今のところ、日本ではこの低く抑えた賃金が、企業の内部留保に回って、労働生産性を見かけ上、低く現わしているのが、日本の現実である。