ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

新緑の東北旅行 その8 「玉川温泉」

2010年07月03日 07時30分17秒 | 

・・・玉川温泉に行くバスの中で、この温泉は日本でも有数の強酸性の温泉で、湯に入る時は100%の源泉ではなく、50%に薄めた湯にまずはいって、入り方も、一度に身体全体をつからないで、足の先から、そーっと入ってください、一気に入ると肌がひりひりして、後まで肌が痛いですから、とバスガイドから注意がありました。
  又、温泉の湯を飲む時は10倍以上に水で薄めて飲もないと、喉が痛くて、飲めないとも言われました。

  {注} 玉川温泉は、「1ケ所からの湧出量(9,000リットル)」と「強酸性の温泉水」という点では日本一を誇ります。
      温泉はpH1.05と極めて酸性が強く、遊離塩酸を多く含有し、温泉は98℃の熱水で無色透明、硫化水素臭があります。
      各種細菌類に対し、強力な殺菌力を発揮するので、多くの効能が云われています。


 「温泉の木造の浴場」

・・・実際に五百円払って、温泉に入って、バスガイドが言ったことを、確かめました。
  温泉の建物は道後温泉の本館をさらに古くしたような汚い、木造の味のある建物でした。
 
 実際に温泉に入っての感想ですが、
 温泉の湯は水で十倍に薄めても、ジュースの酸っぱさの比ではないほど、酸っぱかったので、水で薄めないと、とてものめないのは本当です。
 
 私の場合は、100%の源泉に、一気に入っても、肌がひりひりして、入れないということはありませんでした。


「温泉の本館から、山の方に入っていくと、「温泉地獄」があります」

・・・この地帯は「温泉地獄」と言われて、地熱のある場所です。
 湯治の人は任意の場所を選び、岩肌の刺激を緩和させるためにゴザを敷いて横になります。
  (岩盤浴では、加湿・保温による鎮痛効果や新陳代謝の促進が期待できると説明に書いてあります。)


「ゴザなど湯治道具一式を持って歩く湯治客」



・・・私も道そばの平らな岩の上に寝てみました(上の写真)。 
  一分もしないうちに岩からの温かみを身体に感じました。

・・・ここから流れ出る、玉川は強酸性の為に河原の石は写真のように、真っ赤になっています、周りの草木は、昔は育たなかったそうですが、現在は中和設備を設置して問題を解決しているそうです。

・・・今回の旅は全部で、四箇所の温泉に入りましたが、温泉の建物に趣があったこと、道端で岩盤浴を経験したこと、強酸性のお湯を飲んだことなど、
 玉川温泉が、旅の中で、もっとも印象深い温泉になりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする