goo blog サービス終了のお知らせ 

ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

映画「アイガーサンクション」

2016年06月27日 05時56分23秒 | 映画

・・・テレビで上映されていた、スパイ映画で、「アイガーサンクション」を観た。
  
  この映画は1975年のアメリカ映画で、監督主演がクリント・イーストウッド、他にジョージ・ケネディも出ている。

  

  アイガー北壁の映画はほかに有名な映画があるが、私が興味深いのは、以前、夫婦でここに行った事があるからです。
  アイガー北壁の中を走っている鉄道に乗って、頂上のユングフラウに行った時に、北壁をまじかに見ました。

  従って、映画に出てくるシーンの舞台の雰囲気がよく分かるのでとてもその点で面白く見れた。
  下から、登山をしている、登山家を望遠鏡で見るシーンのホテルは、登山鉄道を乗り換えるときにそばにあったホテルです。
  北壁登山に失敗して逃げ込む登山鉄道の北壁に向けて開けられた窓など、過去の行った時の風景を今さならながら詳しく思い出した。


映画「バベットの晩餐会」

2016年05月10日 05時30分01秒 | 映画

・・・久しぶりに、見た後に余韻が残る映画でした。

  

  一番、引かれたのは筋が面白いこと、次に、日本人が知らない北欧の風景、習慣、食事の内容などが描かれていて、興味深く、次にひかれたのは料理を作る描写や正式な晩餐会での食事の進め方なども面白かった。
  久しぶりに穏やかな気持ちで見れる、楽しい映画でした。

  

  映画の筋は此処に書くと長いので簡単にするが、時は19世紀のフランス革命の頃、バベットと云うのは革命によってフランスから逃げてきた有名な女性の料理人、ストーリーの中心人物の土地の牧師の二人の娘が年取ってきたところに、単なる女性の亡命者として家政婦として住み着く。
  二人の娘の若いころに関わった男性の一人の紹介でバベットが来たのであるが、すべての人間関係や、出来事が最後のシーンの晩餐会に絡んでいくと云う話です。
  牧師の家が舞台と云う事もあって、ヨーロッパの年寄りの人生観が良く表れていて、興味深い、そして、この映画は1987年に作られ、アカデミー賞の最優秀映画賞を受賞している。
  また、今年春に、リバイバル上映されている。

 


正義と愛の人

2015年07月02日 09時52分32秒 | 映画

・・・「君よ憤怒の河を渉れ」が中国でとても有名な映画で、たくさんの中国人に感銘を与えたことの理由を知った。
   私自身も俳優の故高倉健さんが大好きで、この映画を追悼番組で見たが、その時は、それほどの感銘は受けなかったが、なぜ・・・。
   あるテレビの放送で、中国のたくさんの人がこの映画を見て、なぜ感激したかを解析した内容の報道をしていた。
  その放送を見て、分かったのは、多くの中国人が高倉健が演じる映画に感激したのは、一番は私と一緒で、高倉健のにじみ出る、まじめで真摯な人柄にひかれたことですが、ほかにも理由があって、この映画が中国で初めて上映された時代が、中国で文化革命が終わって直後で、開放路線が始まった最初の時だったこと、
  しかも、それまで、映画といえば、ほとんどが東側諸国の映画しか見ていなかった時期であったこと、そして、当時の中国社会ではそれまで、完全に否定されていた、「正義」と「愛」がテーマであったことが、当時の中国のたくさんの若者に訴えるところがあったことです。
  テレビの放送の中で、中国の人が言っていたのは、当時の日本は、中国に比べて、まぶしいくらい裕福で、とても文化的にも人道的にも優れた国に見え、あこがれたことです。
  それは、戦後のアメリカのテレビドラマを初めて見た、我々、日本人が、電化され裕福なアメリカ人の生活に当時、あこがれていたことを思い出しました。

  放送の中の、中国人のコメントでは、高倉健の映画の時代の日本に比べて、今の日本は強圧的な政治しか見えない、
  高倉健が演じた、正義と会いに満ちた人が現れれば、日中はきっと良くなると放送に出てきた中国の人は述べていた。

  今の中国の政治の在り方はとても褒められたものではないが、世界の中で、同じ強権的な政治の土俵で張り合う日本では、とてもこれからの日本社会がよくなっていくとは思えない。
  「高倉健のような正義と愛に満ちた」、そんな政治家が日本に現れることを望みたい。


日本人の優れたところ

2015年01月03日 08時06分08秒 | 映画

・・・日本映画の「ハヤブサ」を見て、日本技術の独特の良さ感じた感想です。

  

  映画「ハヤブサ」を録画ビデオで見ました。
  衛星のはやぶさが帰還した劇的なドラマはその時々の新聞の報道やテレビで、詳しく読んだり見たりして知っていたが、改めて映画で見て、その内容が少し前の素晴らしい日本らしさを感じた。

  特に、アメリカのNASA などに比べて、日本は予算や衛星規模の貧弱さ、ほとんどがボランティア的な取り組みで推進されている事などに日本らしさを感じた。
  失敗しながらも、個人のそ情熱と組織で成功した、その結果もまた、日本的素晴らしさが見えてきた。
  その象徴ともいえる技術が衛星の推進エンジンの故障を担当技術者の「組織を超えた個人の情熱と創意工夫」で解決したことです。
  特に、イオンエンジン四基すべてがダメになった時に、四つのエンジンの各機能を組み合わせて、一つのエンジンを復活させた衛星帰還に結びつけたこと。
  しかも、それは一担当者のルール破りの余計な回路変更によってなされた結果であったことであった。

  私の経験と考えからも、日本の技術の素晴らしさは「組織と個人の情熱と創意工夫」が素晴らしいことです。
  世界の他国の技術を見ると、他人の領域を侵さない「組織を超えた論理とルール」が支配しているように思える。

  今、日本では、グローバル化し、個人の能力と考え方は世界の他国並みになってきて、「組織を超えた情熱と創意工夫による仕事」がなされなくなってきているように不安を感じるのです。

 


映画「チャールズ・ウィルソンズ・ウォー」

2014年12月05日 07時22分54秒 | 映画

・・・私は、暇なので、昔に比べて良く映画を観る時間がある、しかしながら、選択が悪いのか、感動する映画を見る機会がない。

  

  今回紹介するのはその中でも、良い映画と感じた作品です。
  映画の題名は「チャールズ・ウィルソンズ・ウォー」で、トム・ハンクスとジュリア・ロバーツ主演の映画です。

  内容は当時、世界から、反対されながら、アフガンに侵攻したソ連軍の侵攻に対抗するアフガン人民軍を陰で支援するために活躍したCIAとアメリカ下院議員のチャールズ・ウィルソンズの活躍を描いたものです。
  アメリカの政治家が、世界で戦争を起こすことが出来るメカニズムとアメリカの政治家の考え方を知ることが出来、日本の政治家と比べ、とても興味深かった。


映画「WAR HORSE」

2014年11月22日 07時53分48秒 | 映画

・・・久しぶりに良い映画を観た。

     

 1982年に出版された児童小説を元に、舞台化され、2011年にスティーブン・スティルバーグによって映画化された、日本語タイトル『戦火の馬』です。
  ストーリーは、英国の田舎から、第一次世界大戦のドイツでの戦場に駆り出された軍馬が沢山の戦争経験の中で生き抜き、戦争の終了時、疵つき助けられ、戦地の病院で、イギリスの田舎で仔馬の時に調教した元の持ち主の英国兵士に偶然出会って、一緒に故郷のイギリスの田舎の家に帰ると云う長い物語で、ストーリー性と共に、撮影された画面の美しさも光る良い映画です。


高倉健の言葉

2014年11月20日 07時33分58秒 | 映画

・・・私はあまり日本映画には興味はありませんが、高倉健の映画は好きで観ます。
  彼がこの十日に亡くなったという訃報の新聞記事を読みました。

  その記事の中で、私の心に残った彼の言葉が紹介されていた、
  自分の気持ちとよく合っているので紙に清書して机の前に貼りました。


  「行く道は精進にして、 忍びて終わりに悔いなし」


  「人生を愛する心、感動する心を養い続けたいと思います」


DVD「なぜ君は絶望と闘えたか」

2014年05月29日 05時40分30秒 | 映画

・・・このDVDは平成22年度芸術祭テレビ部門ドラマ大賞とギャラクシー賞テレビ部門を受賞した作品です。

  

  3時間11分の長編ですが、続けて休みなしで見ても引き込まれる内容でした。  この作品はフィクションですが、実際の題材は「光市母子殺人事件」と云って、とても良く知られている実際の事件の話です。  社会に大きなインパクトを与えてのですが、ドラマの内容は妻子を殺されて被害者の夫と、それを取材する記者とが、「命」を考えるストリーになっていて、とても良く書かれた脚本だと感じました。  珍しく、家族そろって、挽き込まれて観賞した内容でした。


映画「ミシシッピー・バーニング」

2014年05月25日 08時04分44秒 | 映画

・・・ジーン・ハックマンと云う俳優は外見がとても、印象深くて、アメリカ人らしい人です。
  この映画は、アメリカの1960年代の公民権運動家の三人が南部で殺された事件をノンフィクションで描いた映画です、米国ならではの南部・黒人差別、KKK団、FBI、と、とてもわれわれ日本人の理解できない世界で、映画の内容に引き込まれます。  

  

  特に、南部の人種差別のひどさには単一民族の日本人としてはなかなか、理解できない、南部白人達の行動に驚かされ、それを克明に描いた映画の内容には興味を惹かれました。
  しかし、ウイキペデイアによると、FBIがこの公民権運動の捜査には、実際は乗り出さなかったなど、映画とかなり、事実と違う内容のようです。


「ペリカン文書」

2014年03月09日 09時39分30秒 | 映画

・・・私はアクション映画や、サスペンス映画が好きなので、「ペリカン文書」のような質の良いサスペンス映画は何度も見てしまう。

   

  特に、この映画は、私の好きな俳優のデンゼル・ワシントン、ジュリア・ロバーツが主演しているので、この映画は見ていて楽しい。
  映画のストリーについては、みなさんよくご存じだと思うので、ここでは紹介しませんが、ウォーター事件と似た構造を持ったストーリー内容で、且つ、この映画はフィクション主体で、ストリーの中に、色々な殺人も起こるので、娯楽としてはとても面白い仕上がりになっています。
  この映画では、アメリカ大統領と云えども、事実を報ずる新聞には、最終的に敗けるところが面白い。

  


映画「パッチギ」

2014年02月17日 07時38分00秒 | 映画
・・・この映画は、私が生まれた大阪の街で経験した少年時代の日常の出来事でした。 日本人と在日の友達とのかかわりなどが描いていて、懐かしさを思い出させる映画でした。

    
  「主人公、康介がギターを弾く寺」

  子供の頃の在日朝鮮人との関係はごく普通の生活での出来事でしたが、今こうして映画を見ていると大変な在日の人たちの思いが伝わってきた。 
  
  「主人公の康介と在日のキョンジャ」

  特に映画の中で、良く出てくる、「イムジン河」は素晴らしいメロディーと歌詞です。  いつのころから聞いていたか、忘れましたが、昔から、心に残っている歌です。

テレビドラマ「クローザー」

2014年01月19日 10時17分37秒 | 映画

・・・私が、テレビドラマで、楽しみに見るものに、表題のテレビドラマ「クローザー」がある。 

  
「主人公ブレンダー・リー・ジョンソン」

 この映画が長く、面白く見れるのは、各回ごとに解決する事件の内容もあるが、アメリカらしい主人公の家庭の話題と、警察内部の人事や、人間関係、さらに、FBIとロス市警との関係など、われわれにとって興味のある、アメリカ独特の暮らしや社会が描かれているところにある。

 今日の午前中に最終のシーズン#7が始まる。 放送局はDlife BS258です。


映画「レナードの朝」

2013年10月24日 07時40分00秒 | 映画

・・・映画「レナードの朝」を見ました。 この映画は主演がロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムスなので、楽しめる映画だと見る前から、期待して観ました。 

  

  実話に基づいた映画です、映画のストーリーは臨床経験がない神経科の医師が長年放置されていた、重い症状の患者(そのうちの一人が主役のレナード)を熱心に観察して、新しい薬を投与することで、ひと夏だけ劇的に症状を改善したと云う話です。  一番感動したのは重症の患者の症状を演じるロバートでニーロを含めた役者が患者の動き、表情を、リアルに表現していたことです。
  俳優と云うのは人の人生を演じると聞いたことが在りますが、無意識に出てくる、神経の病気の症状を演じるにはかなりの技術がいると思いましたが、とてもリアルに演じていたのに感動しました。  これも映画を見るポイントのようにおもいます。


映画「バッファロー大隊」

2013年07月22日 05時53分30秒 | 映画

・・・最近、表題の映画がテレビで放送されていたのを観た。 

  

  この映画は、若かった頃、主題歌のレコードを買って何度も聞いた覚えがある、懐かしい映画です。 1960年に、この映画は作られ、主演はジェフリー・ハンターで、高校生だった私は近所の映画館で見て感激し、主題歌「キャプテン・バッファロー」のレコードを買って何度も聞いたのを覚えている。  
  半世紀前の映画の筋は、今見ても十分楽しめる内容でした。


映画「最高の人生の見つけ方」を観て

2013年06月04日 07時33分07秒 | 映画

・・・二年半前に、この映画をDVDで見て、感動しブログに感想を載せた。  今回、テレビで放映されたのを改めて観て、感動でした。 主演はジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンです。

    

 原題の「The Bucket List」と云う言葉は辞書に載っていませんでした。  インタネツトに、「kick the bucket;(humorous informal) to die と書いてありました、' the bucket list ' とはbefore kicking the bucket (死ぬ前)にぜひともしておきたいことのリストだそうです」と書いてあり、ようやく原題の正確な意味がわかりました。

   
  「死ぬ前にしたいことのリストの最後に
       残ったのは"荘厳な景色を見る"でした」

  私も会社に出勤しないようになって、時間が出来ると残り人生の過ごし方の話題には敏感になります。 この映画はズバリそのことを描いた映画で、できれば映画の中の人物のような生き方をしたいと思う内容で、何度見ても感動します。

  特に、映画の最後のナレーションで「エドワード(主人公の一人)は最後の日々の過ごし方で一生分のことを成し遂げた。……私たちは(主人公二人の事)お互いの人生に喜びをもたらしあいました。・・・・彼は目を閉じ、心を開いて死んだ。・・・」。  これらの言葉がとても心を打たれました。

  
 「二人の骨はエベレストの頂上に葬られる」

  特にこのことに関しては、別の表現で、同じことを、映画の最初にも映画作者が語っている。
  「人生の価値は何で決まるのだろうか、・・・ 人生に喜びを見つけたか。  人生の喜びを周囲に与えられたのか。」  とても考えさせられる言葉です。