・・・久しぶりに、見た後に余韻が残る映画でした。
一番、引かれたのは筋が面白いこと、次に、日本人が知らない北欧の風景、習慣、食事の内容などが描かれていて、興味深く、次にひかれたのは料理を作る描写や正式な晩餐会での食事の進め方なども面白かった。
久しぶりに穏やかな気持ちで見れる、楽しい映画でした。
映画の筋は此処に書くと長いので簡単にするが、時は19世紀のフランス革命の頃、バベットと云うのは革命によってフランスから逃げてきた有名な女性の料理人、ストーリーの中心人物の土地の牧師の二人の娘が年取ってきたところに、単なる女性の亡命者として家政婦として住み着く。
二人の娘の若いころに関わった男性の一人の紹介でバベットが来たのであるが、すべての人間関係や、出来事が最後のシーンの晩餐会に絡んでいくと云う話です。
牧師の家が舞台と云う事もあって、ヨーロッパの年寄りの人生観が良く表れていて、興味深い、そして、この映画は1987年に作られ、アカデミー賞の最優秀映画賞を受賞している。
また、今年春に、リバイバル上映されている。
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