・・・数年前までは、地域の大きい病院に通っていた、ここで行けば、大抵、用は済んでいた。
現在は近くの地域の開業医に通っている、通っているのは、生活習慣病で定期的に薬を出す内科と入れ歯が度々壊れるので歯科に通っているのが主で、そのほかに、最近では耳鳴りがするので、耳鼻科に行ったりもした。
初診を大病院から地域の開業医へと、国民の医療利用のシステムの変換は、医療費が高いので、政治の主導で、こういうようなシステムに変わったと理解している。
しかし、私の場合は、以前通っていた大病院の内科なら、病状が改善したら、薬局で買う処方箋による薬を、止める様な手立てをとるが、開業内科医は、何故か、自分の病院の窓口で薬をだし、専門でない、打ち身用の貼り薬まで出す、それも、こちらが要らないというまで、処方線の発行を続けて薬を出す。
また、以前は45日分大病院では処方したが、内科開業医は28日分の処方しか薬を出さない。そして、薬を出してもらうだけで、開業医まで出向いて、薬を開業医の窓口で貰う。
勿論、請求書には薬代以外の診てもいない再診料、疾患管理料、薬剤情報提供料、調剤料、処方料などなど、最終的には薬価格の2.4倍のお金を払っている。
以前通っていた病院は公立だったので、薬は処方箋発行まで、薬とその発行管理費の少しは民間薬局を潤していた、また、大病院の医者はやとわれ医者なので、金儲けに頑張らないから、フツウに必要な分のみの薬を出す。
さて、国全体としてみた時、今の医療システムは以前より、国全体の医療用費用全体は安くなっているでしょうか、私は、そうはなっていないように思う。
因みに、歯医者の場合は入れ歯は壊れると、修理しないで、義歯を再製作する、すなわち歯型取りから、義歯制作、調整までする、依って、下手な歯医者にかかると一年に二個は入れ歯を作らされる。これも、歯医者がもうけ主義になっているからである。
私の結論は、経営と技術者の医者とが別になっていれば、私個人、もちろん国全体の医療費は少なくなると思う。