未来が読める千里眼の祖母、族を謳歌してから少女漫画家へとなぜか転身して激しく生きる母、けっこう平凡な娘の私、と1950年くらいから2000年代初頭にかけての3世代に渡るクロニクルを綴るお話。語り部は娘。
戦後のあたりは知識としてしかありませんが、田中角栄が出てくる頃からは実感があって、まあ確かに今思えばそんな感じだったのぉと納得するし、何かなつかしい。
いろんなエピソードもおもしろいし、旧家の感じや山陰地方の感じもよかった。2000年代に生きる娘たちへの作者からのエールのようにも感じる。
戦後のあたりは知識としてしかありませんが、田中角栄が出てくる頃からは実感があって、まあ確かに今思えばそんな感じだったのぉと納得するし、何かなつかしい。
いろんなエピソードもおもしろいし、旧家の感じや山陰地方の感じもよかった。2000年代に生きる娘たちへの作者からのエールのようにも感じる。