今年はエントリー開始からたったの4日で定員に達してしまいましたね。ランニングブーム恐るべし、です。今年は出ませんが、毎年気になるレースです。
富士登山競走はフルマラソンと似ているところがあって、ペース配分が一番大切だと思います。馬返しまでのロード10Kmを飛ばしすぎず、ゆるすぎず、適度な厳しめの強度で走ることができれば、馬返しで「スタートラインに立つ」ことができる、と言えると思います。
以下、各種のポイントを書いてみたい。
[練習法]
平日はできれば4月くらいからじょじょに、遅くとも6月から階段上りをメインで行います。メドとしては1回に500m上ります。マンションの階段だと10階で約30mなので17回くらい行います。下りは目が回るのでエレベータを使います。
これを毎日やることができれば言うことないのですが、はっきり言ってやってられません(笑)気力が湧かない時は平地JOGで体重増を防止します。
体重減はフルマラソンより重要です。これは火を見るより明らか、別にしょい子をしょって試すまでもないことです。デブの時点で負け、と思って間違いありません。
土日のどちらかは、できれば毎週山に行きます。階段はイヤになりますが、トレランはキツいけど楽しいですね。まあ、山が楽しいと思えない人が基本的に富士登山競走にエントリーするとも思えませんので、これはわかっていただけると思います(笑)
富士登山競走は登り一辺倒のレースではありますが、とにかく腕も含めて全身の筋肉を使うので、山の下りもいい練習になります。水泳が苦にならない方は、是非水泳も取り入れてください。
富士山の練習では、月間走行距離は関係ないと思います。僕はだいたい平均して300Km/月ほど走りますが、富士登山競走を3時間50分で走った2007年の7月は127Kmしか走っていません。それもその大半が試走・本番を含めたトレランです。平地JOGで距離を稼ぐのはまったく意味ないです。
[装備]
はっきりいって、ロンタイ+ロンTのような格好でも問題ないのですが、暑い富士吉田市役所でそのような格好をする気にはなかなかなれないでしょう。実際にはTシャツ+ハーフタイツとか、ランシャツ+ランパンとかになるでしょう。手袋は僕は不要だと思いますが、好みの問題だと思います。
忘れてならないのは、日焼け止めを塗ったくっておくこと。特に、肩や首の後ろ、腿あたりは念入りに塗っておかないとエライ目に合います。紫外線の強さが海水浴場の比ではありません。キャップもかぶった方が無難です。
シューズはアシックスのゲルフジが無難だと思いますが、足に合わなければソールが厚めのランニングシューズで問題ないです。トレランシューズだと、山部分も含めて不利だと思います。(ランニングシューズ並みの軽量なのがあれば別ですが)
ゲルフジは頑丈なのでいいですが、ランニングシューズの場合、下山道でソールがボロボロになるので、使い古しのシューズでいくのをお勧めします。また、ソックスは火山灰でどろどろになるので、これも新品はお勧めしません。お金にゆとりのある方は新品でいっちゃってください(笑)
あとはウェストポーチか何かあったほうがいいですね。最低限100円玉5枚と千円札1枚あればOKです。あと500円玉1枚あればカンペキでしょう。トイレが有料で、場所によっては100円玉を入れて中に入れるところがあるので、100円玉は必須です。受付会場でもらうゴミ袋の風除けも持った方がいいと思います。山頂は気温が低くて、寒いです。行動食は、速い人はいらないと思いますが、制限時間ギリギリの人は水350-500mlくらいはあったほうが安心できると思います。脚の痙攣に備えて、クエン酸系のゼリーとか塩とか練り梅とかを普段のトレランで試してみて、必要そうなら持参してください。
[レースの走り方]
スタートから最初の500mと、国道を浅間神社に向かって左折したところなど少しだけ平坦なところがありますが、基本的には全部登りです。吉田口馬返しまでの最初の10㌔がロードですが、ここをきちんと走りきれればまずはスタートラインに立ったというところ。余力のある人は、余力を残した走り方ができればベストです。
馬返しからはトレイルに入りますが、走れるところは走るべきでしょう。ただし、ここから先を全部速歩きで行っても制限時間内完走は可能なので、どれだけ走れるかでタイムを短縮できる、というふうに考えた方がいいと思います。つねに余力を残しながら行くのが正解でしょう。
森林限界の先からはガレ場、岩場なども出てきますが、ひたすら下を向いて一歩ずつ着実に進みます。上を見上げるとウンザリすると思います(笑)
本八合目からが正念場。フルマラソンで言えば35㌔からの踏ん張りどころです。もうここからは全開で行くしかありません。
九合目白鳥居からは地獄を見てください(笑)結構混雑していますが、とにかく一人でも多く抜く!ゴール手前の階段では、見栄をはっても走る!よつんばいでも走る(笑)!
...あ~あ、書いてたら思い出してきた^^
まあ、なかなかできない非日常の経験ができることは確かです。
制限時間内完走ができないと、相当悔しいと思います。本番に備えて十分な準備を!
富士登山競走はフルマラソンと似ているところがあって、ペース配分が一番大切だと思います。馬返しまでのロード10Kmを飛ばしすぎず、ゆるすぎず、適度な厳しめの強度で走ることができれば、馬返しで「スタートラインに立つ」ことができる、と言えると思います。
以下、各種のポイントを書いてみたい。
[練習法]
平日はできれば4月くらいからじょじょに、遅くとも6月から階段上りをメインで行います。メドとしては1回に500m上ります。マンションの階段だと10階で約30mなので17回くらい行います。下りは目が回るのでエレベータを使います。
これを毎日やることができれば言うことないのですが、はっきり言ってやってられません(笑)気力が湧かない時は平地JOGで体重増を防止します。
体重減はフルマラソンより重要です。これは火を見るより明らか、別にしょい子をしょって試すまでもないことです。デブの時点で負け、と思って間違いありません。
土日のどちらかは、できれば毎週山に行きます。階段はイヤになりますが、トレランはキツいけど楽しいですね。まあ、山が楽しいと思えない人が基本的に富士登山競走にエントリーするとも思えませんので、これはわかっていただけると思います(笑)
富士登山競走は登り一辺倒のレースではありますが、とにかく腕も含めて全身の筋肉を使うので、山の下りもいい練習になります。水泳が苦にならない方は、是非水泳も取り入れてください。
富士山の練習では、月間走行距離は関係ないと思います。僕はだいたい平均して300Km/月ほど走りますが、富士登山競走を3時間50分で走った2007年の7月は127Kmしか走っていません。それもその大半が試走・本番を含めたトレランです。平地JOGで距離を稼ぐのはまったく意味ないです。
[装備]
はっきりいって、ロンタイ+ロンTのような格好でも問題ないのですが、暑い富士吉田市役所でそのような格好をする気にはなかなかなれないでしょう。実際にはTシャツ+ハーフタイツとか、ランシャツ+ランパンとかになるでしょう。手袋は僕は不要だと思いますが、好みの問題だと思います。
忘れてならないのは、日焼け止めを塗ったくっておくこと。特に、肩や首の後ろ、腿あたりは念入りに塗っておかないとエライ目に合います。紫外線の強さが海水浴場の比ではありません。キャップもかぶった方が無難です。
シューズはアシックスのゲルフジが無難だと思いますが、足に合わなければソールが厚めのランニングシューズで問題ないです。トレランシューズだと、山部分も含めて不利だと思います。(ランニングシューズ並みの軽量なのがあれば別ですが)
ゲルフジは頑丈なのでいいですが、ランニングシューズの場合、下山道でソールがボロボロになるので、使い古しのシューズでいくのをお勧めします。また、ソックスは火山灰でどろどろになるので、これも新品はお勧めしません。お金にゆとりのある方は新品でいっちゃってください(笑)
あとはウェストポーチか何かあったほうがいいですね。最低限100円玉5枚と千円札1枚あればOKです。あと500円玉1枚あればカンペキでしょう。トイレが有料で、場所によっては100円玉を入れて中に入れるところがあるので、100円玉は必須です。受付会場でもらうゴミ袋の風除けも持った方がいいと思います。山頂は気温が低くて、寒いです。行動食は、速い人はいらないと思いますが、制限時間ギリギリの人は水350-500mlくらいはあったほうが安心できると思います。脚の痙攣に備えて、クエン酸系のゼリーとか塩とか練り梅とかを普段のトレランで試してみて、必要そうなら持参してください。
[レースの走り方]
スタートから最初の500mと、国道を浅間神社に向かって左折したところなど少しだけ平坦なところがありますが、基本的には全部登りです。吉田口馬返しまでの最初の10㌔がロードですが、ここをきちんと走りきれればまずはスタートラインに立ったというところ。余力のある人は、余力を残した走り方ができればベストです。
馬返しからはトレイルに入りますが、走れるところは走るべきでしょう。ただし、ここから先を全部速歩きで行っても制限時間内完走は可能なので、どれだけ走れるかでタイムを短縮できる、というふうに考えた方がいいと思います。つねに余力を残しながら行くのが正解でしょう。
森林限界の先からはガレ場、岩場なども出てきますが、ひたすら下を向いて一歩ずつ着実に進みます。上を見上げるとウンザリすると思います(笑)
本八合目からが正念場。フルマラソンで言えば35㌔からの踏ん張りどころです。もうここからは全開で行くしかありません。
九合目白鳥居からは地獄を見てください(笑)結構混雑していますが、とにかく一人でも多く抜く!ゴール手前の階段では、見栄をはっても走る!よつんばいでも走る(笑)!
...あ~あ、書いてたら思い出してきた^^
まあ、なかなかできない非日常の経験ができることは確かです。
制限時間内完走ができないと、相当悔しいと思います。本番に備えて十分な準備を!