スタジオジブリの映画を観て、どうしても半分原作の本作を読みたくて図書館で予約。約2ヶ月待ちだった。
切ないけど、思っていた先入観とは違って暗くない。音もなくしんしんと降る雪が降り積もるような感じかな。前向きとか後ろ向きとかいう境地とも違う。映画のビジュアルの影響かもしれないけどね。
スタジオジブリの映画を観て、どうしても半分原作の本作を読みたくて図書館で予約。約2ヶ月待ちだった。
切ないけど、思っていた先入観とは違って暗くない。音もなくしんしんと降る雪が降り積もるような感じかな。前向きとか後ろ向きとかいう境地とも違う。映画のビジュアルの影響かもしれないけどね。
バブルの頃に書かれた作品で若干賞味期限切れ気味か。ローン地獄に落ちた女性2人が類型化されていて、もう少し個性的に描かれていればまた違ったはずだが。
あるところが分水嶺になって3通りの人生を歩む姿をそれぞれ描いたという趣向。しかしどの道を行っても主人公は児童向け小説を書くという結果になっている。人の境遇はいろんな偶然に左右されるかもしれないけど、その人そのものが持っているものは境遇には左右されないものかも。エンディングがさわやか。
[本日の宮沢湖]
[コース]飯能-能仁寺裏-多峯主山-高麗駅-台-巾着田-高麗峠-宮沢湖内周(13.4Km)
[所要時間]1時間半
8月31日トレラン中に発汗のためふくらはぎが痙攣したことに伴い軽度の肉離れを起こしてからなかなか良くならなかったが、2日前から様子見でJOGを再開している。2日前がいこいの森の平地5Km、昨日も同じく7.5Kmと来て、心肺機能維持のため不足分は平泳ぎの遠泳2000mでカバー。で、本日は賭けだったが、奥武蔵トレイル。まあダメならどこでも中断できるようにこのコースを選択。
結果的にはほぼ回復してきたことを確認できて、ホッと一息。ランナーにとって、走れないことほどの苦痛はないからね。大田原が近い云々もあるけど、それ以前に日常のランができないっていうのはホントに精神衛生上よくありません。まあ、依存症の典型的な症状ね^^
巾着田。
今年は数年ぶりにお彼岸の季節に満開を迎える。ここのところ10月入ってからやっと満開というのが続いていたけど、やっぱり彼岸花はお彼岸の季節だよね。まあなんというか不気味なんだが、数が多いとインパクトもでかい。花見客も多かった。
アフターの宮沢湖温泉では塩サウナの後、高濃度炭酸泉、水風呂、露天かけながしのローテーションをいつもより念入りに。ランナーだけに赤血球が基準値より少ないもんで貧血気味にもなったが、そこは水風呂でカバー^^生き返ったぜ!明日から少しづつ距離を伸ばして遅ればせながらがんばるよ。
合掌。
いつもの近所の酒屋さんでゲットした澤乃井。「無濾過生酒ささにごり」の純米吟醸。澤乃井らしい容赦ないキリッとした辛口で、遠くにスパークリングな感じが漂ういい酒で、何も言うことはありませんな。
合掌。
第1部は生まれたての捨て猫にまつわる話、第2部は成長した猫にまつわる話、第3部は臨終期の猫にまつわる話で、連作短編集のような構成。猫に関わる地味な登場人物たちに、等身大の寂寥感、孤独感のようなものを感じた。苦いような温かいような読後感は小説の醍醐味だな。
何かを抱えた登場人物たちが深堀されながらもイマイチ描ききれなかった感があるものの、主人公の寂寥感というか喪失感というか伝わるものはあった。別の作品も読んでみるかな。
山に関するいろんなエピソードがそれぞれ興味深い。うらやましい暮らしだなとも思いつつ、そうは言っても、山は住むのではなく通うからいいのではないかとも思うんだよね。
「夏ノ純米酒」とは、ちょっと季節感がずれてビミョーではあるが、まあご愛嬌。「澤乃井では珍しいほんのり甘口」とのうたい文句につられていつもの近所の酒屋さんでゲット。生貯蔵酒で、出荷直前に一度火入れしているとのこと。復刻デザインのラベルとのことだが、酒屋さんも見たことないと言っていた。ちなみに、たいやき君ではなく、金魚鉢ね^^
確かにほんのり甘口だが、すっきりしている。
合掌。
伊藤計劃の道具立てに円城塔の世界観か。あまりピンとこなかったが、読者の力量を問われている感じもする。つまり、力量がないかも^^
[本日の宮沢湖]
[コース]飯能-能仁寺裏-多峯主山-マミーマート-高麗峠-ドレミファ橋から巾着田1周-高麗峠-宮沢湖内周2.5周 (18Km)
[所要時間]2時間
飯能スタート11時ごろはポツポツ雨が降っていたけど、なにしろ涼しくてよろしい。おかげで今日は写真を撮るタイミングと給水以外では立ち止まらず、休憩ゼロ。右ふくらはぎはどうも軽い肉離れっぽく、そこそこの距離でやめてしまったけど、本来なら大田原に向けてもうちょい走っておきたいところではあったな。ま、いいか。
巾着田は曼珠沙華の前座、コスモスが咲きはじめていた。秋よのぉ。
合掌。