短編4編。うち3編はゆるい連作。会話がチャチとか時代背景がちゃんと描けてないとか難点はあるんだけど著者の鬼太郎ワールドにはいつも感心する。
エッセイ集。著者没後の作品なのでどういう経緯でこの表題がついたのかはわからない。内容は他のエッセイ集で知っているエピソードが多かったが、そういうこととは無関係に読書中楽しく温かい気持ちになれるのがとてもいいですな。
暑苦しいマラソンレポはほどほどにして、南房マンキツレポをば。
まずは「イチゴ狩り」。今回嫁さんが10Kの部に出走ということもあり前泊同行。自分ひとりでは絶対にイチゴ狩りをやるという発想は湧きません^^
粒のでかいヤツが甘くておいしかった。20-30粒くらい食ったらもう腹いっぱい。なんでもイチゴはできるだけ水をやらないのが大事だそうで、房総のどのハウスでもおいしいというわけではなく、ダメなところはどんなにがんばってもダメなんだそうだ。ここはたまたま当たりでした。でもJAのイチゴ狩り受付で申込みをしてそれからハウスに連れて行かれるシステムで、どこに連れて行かれるかは選べないので、単に運がよかっただけでした。
最後に農家の人がこっちの方がおいしいからといってくれたイチゴは、確かに香りがちがっていた。高級イチゴはイチゴ狩りでは参加料が高くなりすぎてダメなんだろうね。
で、昼食は野島崎灯台で。
ちょうど自分たちが入ったときに本日採れ立ての魚介類が到着で、グッドタイミング。するめいかといわしなんで安い食材だが、やはり鮮度だよね。
もちろん臭みなどはまったくなくて、これでご飯というのが痛かったな。マラソン前日の昼間じゃなけりゃ、絶対熱燗だ(笑) もっとも車だったんで、それ以前の問題ではあったけどね。
海岸線から道を渡った反対側の裏路地にある「よろずや」さんでした。ごちそうさま。
昼飯の後は休暇村館山の日帰り温泉入浴「花海の湯」(700円)で冷えた体を温める。ちょっと薄い気はするがつるつる系の温泉でオーシャンビューのいい施設でした。
マラソン前日のこの日(1月26日)はそれにしてもものすごい強風でした。民宿のオヤジさんによるとそのまた前日はもっとすごかったそうで。まあ大会当日は何事もなかったかのように風はやんでましたがね。
合掌。
前日が海岸沿いは砂が舞うほどのものすごい強風だったんでどうなることやらと思いましたが、一夜明けてみたらほとんど風もなく、気温もそれほど低くなく、むしろ暑くなるのが心配になるくらいの感じで、気象条件としては絶好のマラソン日和となりました。
まずは結果から。
05Km 20:42(4:08/Km)
10Km 21:08(4:14/Km)
15Km 21:57(4:23/Km)
20Km 21:22(4:16/Km)
25Km 21:42(4:20/Km)
30Km 24:03(4:49/Km)
35Km 25:57(5:11/Km)
40Km 26:59(5:24/Km)
Goal 11:17(5:08/Km) 3:15:13(4:38/Km)
序盤をかなりいい感じで入れたと思ったんですが、南パラ手前の18Kでサブスリー集団に追いつかれる。まだ余裕はあったんで、集団の中に入って走ったのですがハーフ地点過ぎの登りで集団に置いていかれる。前回11月の大田原では29Kまで脚が持ったのに、今回はそれより練習が積めていたにもかかわらずすでに脚が終わって前に進まない。後半の半分近くをただひたすらガマンして絶対歩かないことに決めて走り続けるのみでした。いや、キツかったっす。
なぜ、こんなに脚が持たない?今回前日、前々日でエネルギーを貯めこんでいたのでガス欠にはならなかった。入りもつっこんだわけでなく、さらにはこのコース特有のアップダウンにも注意して走ったつもり。
答えはひとつしか思いつかない。それは昨年6月以降、かかと着地から足裏中心着地にフォーム変更した影響である。練習では20K以上走った場合、まず脚に余裕がなかった。が、「速く走れなくても故障なく走れる」のと「速く走るためには慢性的な故障はやむなし」のどっちがマシかといえば、前者ではなかろうか、と。
市民ランナーといえども自分は健康マラソン志向ではなく、あくまで競技者志向である。ま、そういうほど速くはないけどね^^ けどどんなタイムを持って速いというのか客観的な尺度などはないと思う。たぶん、サブ10(2時間10分未満)なら間違いなく速いといえるだろうが、そんな世界は川内君は例外として、市民ランナーではほぼありえないタイムである。市民ランナーたるもの、あくまで自分との戦い、である。であれば、どんなタイムであっても戦う者は競技者志向でいてもいいはずだ。
足裏中心着地(ミッドフット)、あるいはフォアフットはトップ選手のアフリカ勢に多いという。つまり何かを犠牲にした遅い走りではないということで、故障のない走り(自然なフォーム)と速い走りは両立するはずである。それを信じて、足裏中心着地をまたこれから継続するぞ、と。
合掌。
桐野氏の本だから、楽しくはならない(笑)しかし、東一にしろマヤちゃんにしろ他の登場人物たちにしろ妙にリアルで読み応えのある桐野ワールドではあった。人と人との関係を真正面から逃げずに描いている、という感じ。
今日は館山若潮マラソン前の最後の30K走を実施。去年の6月下旬から足裏中心着地に切り替えて練習してきたが、14Kあたりでふくらはぎが辛くなりこれじゃあフルの距離はもたないってんで、かかと着地に切り替えた。その後は何とか脚はもったが、14Kまでの足裏中心着地のダメージがありありで余裕のない走りになってしまった。それでも30KのBU走ができたんでよしとしますがね。
足裏中心着地に変えてから左ひざ裏痛やくるぶし痛が出なくなって故障知らずだったので、長いランニングライフを考えてレースが終わったらまた戻すが、11月の大田原と同様にレース本番では最初からかかと着地で行くことを決意。今日30K走をやっといて、ホントによかった。
短編集。田辺聖子氏はお初で、読もうと思ったことはなかったけど、山本甲士さんのブログの映画評でおもしろそうだったので原作をば読んでみた。もちろん映画と原作の出来が無関係ってのはわかってます。
表題作は若い男女が等身大に描かれているのが功を奏しているのか、よかった。繊細で微妙な機微がいいな、と。
他の短編もそれなりにおもしろく読めたんだけど、表題作とはぜんぜん毛色が違って、中年の男女の登場人物が女性の視点から描かれているので、ちょっと自分としてはノリきれなかったかな。が、まあよかろう(?)
[子の権現本殿]
[コース]吾野-東郷公園-秩父御岳神社-小床峠-子の権現-西吾野行きの2番目のトレイル-ロックガーデンカフェ前-奥武蔵あじさい館(9.2Km)
[所要時間]2時間
今年も恒例の足腰の神様、子の権現に行ってまいりました。
吾野スタートはしんしんとして涼しすぎる^^ でも晴天で空気が澄んでいるので奥武蔵の初詣にはいい感じでしたね。
まずは東郷神社から階段をガッツリ登ります。おかげさまで、冷えた体も少々とはいえ温まった感じかな。
で、登りきって御岳神社です。
ここからスカイツリーが見えるというわけです。新名所のスカイツリー、なぜかどうにも人気なようで、奥武蔵の展望ポイントじゃどこもかしこもご案内の看板があります。まあこの写真のとおりで、遠目にはどうってことないんだけどね。。
御岳神社の右脇からけっこうなアップダウンのこの尾根コースで子の権現へとまいります。
で、子の権現。かなり冷え込んでます。
今年は「スニーカー御守」がなかったので、オーソドックスに「足腰守」をばゲット。これで今月末の館山若潮マラソンはイケること間違いなし、ということにしておきますかね^^
今日は子の権現のお参りだけと決めていたので、そのまま西吾野方面へと下りてあじさい館へと。体が冷え切っていてほとんど汗もかいてないので、まずはサウナで汗をだしてから露天風呂へと。いや~リラックスできました。
で、B→あじさい館生酒のあと、とんかつ御膳。ランナーたるものどうにも腹が減るんだよね^^
合掌。