戦争モノといえば、反戦やら国粋主義やらの思想だったり、軍事オタク的なマニアックな嗜好だったり、歴史の謎解きだったりがテーマになりがちだが、氏の小説はあくまで等身大の人間を「描こうとすること」がテーマなんだよね。一読者からすれば、読書の愉しみここにあり、だ。
登場人物たちが爽やかでいい。初期の頃の「池袋ウエストゲートパーク」をちょっと思い出した。こっちは舞台が渋谷だけど。
[コース]芦ヶ久保-赤谷-大野峠-白石峠-定峰峠(CCレモン500ml補給)-旧定峰峠-大霧山(ウィダーインゼリーエネルギー補給)-粥新田峠-秩父高原牧場(ソフトクリーム休憩)-二本木峠-愛宕山-皇鈴山(一服)-登谷山-釜伏峠-釜山神社-塞神峠-長瀞(26.5Km)
[所要時間]5時間半
初夏のいい気候なんで、久々にこのコースを選択。このところの雨で、赤谷から大野峠へのトレイルも結構水が出ていた。が、それだけに標高600mくらいを超えると涼しくてよかったよ。
途中省略で、大霧山山頂。大田原の黄色いTシャツに反応してアゲハ蝶がたかってくるわたかってくるわ。おもしろかった。
で、大霧山から、これからの道中である秩父高原牧場、皇鈴山方面の図。
秩父高原牧場では、ちょうどこの辺りでエネルギー補給にソフトクリームがいきたくなるわけで。買うときに、自分の前にママ+幼児3、ママ+幼児2が並んでいたけど、うすうす感じてはいたものの、汗だくでしかも怪しい(?)カッコの自分を見ないようにしていたようでござる。そうか、俺はそんなに汚いか。クソッ。その辺の腹の出た臭いおっさんといっしょにしてもらっては困るんだぉ。ブツブツ。
いずれにしろソフトはうまかった。
長瀞に着いて蕎麦やらBやら行ったあとはお約束の「科学の温泉」。昭和40年代のナイスガイよのぉ。
合掌。
おそらく「イエスの方舟」事件をモチーフにしていて、その手法は桐野夏生っぽく、他の著作とはちょっと印象の違う作品だった。
表現がうまいな、と思うところが多々あり、これがなんといってもよかった。でも登場人物の描き方にムラがある感じで、前半の主人公の作家の中谷や、亜樹ちゃん、中谷の奥さんや娘、編集者の小島、おっちゃんはよく描けてると思ったが、後半の主人公の友幸や、ヨリナガ、高野智子はなんかよくわからなかった。でもエンディングもいいし、これ好きだな。
なかなかおもしろかった。が、大学や企業の広告である駅伝に全力を傾けるからフルマラソンが日本男子は弱いんだろうな、ともあらためて思った。
[平日のんびりな小金井公園]
本日は休暇取得で、とりあえずご近所の練習コースである「西東京市いこいの森」を周回。脚の調子を見ながら暑いなか様子見JOGで行ってみる。ウォータークーラーでの給水を何度も交えて約15Kmほど走ったところで、小金井公園-おふろの王様花小金井店を目指すことに^-^
なんとか当初の予定通り20Km越えで終了。へろへろではあったが、まあ想定内。達成感ありで、よくできました、ってところか。
アルコールは飲みたくもなく、小金井公園で清涼飲料水と、持参した自分手作りの梅おにぎり3個をいく。うーん、6月の月間は、とりあえず虚弱体質から脱出すべく少しづつ戻していくしかないな、と。
その後は「おふろの王様花小金井店」でまったり。ココはつるつるでいい泉質。平日なら混んでなくて申し分なし。まあ、オチとしては、その後アルコール解禁^^
合掌。
体験版(?)ホームレスレポ。松井計氏のようなギリギリ感のあるルポではなく、どこかお気楽だが、これはこれで等身大な感じがしてよかった。湯浅誠の「すべり台社会」が頭の片隅にあるので、どうしても考えさせられる。やれやれ。
氏の作品は、「廃用身」、「神の手」、「まず石を投げよ」、「破裂」、「無痛」とどれも医療の問題小説でおもしろいが、これもおもしろかった。治るものは治るし、治らないものは治らない、とか、検査はいくらやっても完全にシロという判断はむずかしい、とか、病気がなくなれば医者が困る、とか、いろいろと納得がいく。
[コース]吾野-瀬尾-岩地蔵右のトレイル-不動茶屋跡-関八州見晴台(休憩)-(アスファルト)-休暇村奥武蔵横のコンビニ(10.6Km)
[所要時間]1時間46分
[涼しい風がふいていた関八州見晴台771m]
いやいや参った。
雨など一粒も降らないのに、なぜでしょうね、Tシャツ&短パンは濡れ鼠状態。まったくパワーが出ない今日この頃だが、それでも満足の登頂で、関八州見晴台はよかったよ。風がさわやかで、思わず大休憩してしまった。
その後は高山不動脇のアスファルトをとっとと下りて、休暇村奥武蔵隣のコンビニでB*2と、なけなしのカレーパン1個、ばかうけ一袋を買って休暇村裏の高麗川でアイシング。
いや~、生き返ったよ。
その後は休暇村で風呂&アイシング。水シャワーを頭からかぶってサイコーなんだが、なんだか急に真夏かい、って感じだな。悪くないがな。
合掌。