スーダンから日本に留学してきた盲目の著者の日本滞在記。豚肉、飲酒禁止のイスラム教徒だが、おっとりとした性格がいいです。
短編集。フツーの人たちのちょっとした日常の喜怒哀楽。平成ニッポン終わってるかも。みんな、走りなさいな^^別に主張はせんがな。
この前読んだ「第弐位相 伊藤計劃記録」に「押井守」という名前が頻繁に出てきたので、読んでみることに。
ところがこれ、軍事オタクの言いたい放題(笑)で、戦闘機とかなんとかの説明ばかりで途中で読むの止めようかと何度も思った^^ なんでベトナム戦争に日本人の兵士が出てくる、とか説明なさすぎ。後に出てくる解説や対談でなにか説明されているが、だからなんなのか^^、と。いろんな世界観があるんだね。
早川書房編集部編の短編、漫画、ブログ集。ブログ掲載の映画評が大半で、これが相当マニアックで付いてけないんだが、ふしぎにおもしろい。言っても仕方のないことだが、34歳で亡くなってしまったのがつくづく惜しい。
岩波新書。北海道の宗谷岬から本州の日本海側を経由して沖縄の喜屋武岬まで半年くらいかけて歩く旅の記録。歩行者にとっての道路事情とか、コンビニ利用の葛藤とか、よくわかる^^
ユニバーサル広告社モノの第3弾ということだが、いきなり読んでしまった^^が、別に違和感なし。なんてことのない話なんだけど、行間に感じる温かさがなんともいいです。
年間3万2千人が孤独死するという「無縁社会」は、確かに社会問題としては大きな問題だろうが、個人目線で言うなら、病院でチューブまみれになって死ぬよりは、生き物として普通にあっていい死に方ではないのかな、と思うがどうかな。自分なら孤独死でも別にかまわんな、と。