~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

「四十八歳の抵抗」

2012年10月08日 23時47分13秒 | 雑感

わっ、懐かしい・・と思われた方、それなりのお年です(笑)。

昭和30年11月から翌31年4月にかけて、読売新聞に連載された石川達三の小説。(新潮文庫昭和55年第36刷)。

自宅に帰った折、見つけてまいりました。

これ、父の蔵書ではないです。高校1年16歳の私が読んだもので、最後のページに「S55.10.16」という日付と自分の名前が入ってます。

さてどんな本かといいますと・・・

<結婚適齢期の娘を持ち、停年間近のサラリーマン西村耕太郎は、平凡な生活に飽き、衰えゆく肉体の焦りから酒場の少女との恋に人生最後の冒険を試み、銀座に、熱海にと遍歴を始める----- 人生の頽廃期に立った男の自分の生活と環境と生命との秩序に対するささやかな反抗の試みと、その失敗の記録である。“ロマンス・グレーの性典”とも、“男性研究の書”ともいわれる問題作。>

48歳は人生の頽廃期にして、ロマンス・グレー(←死語?)

今この文庫本はもう売ってないように思いますけど、たしかに年齢観が当時と少し異なっているかもしれません。

不景気で閉塞的な今の時代ではありますけど、48歳のサラリーマンを「停年間近」と形容することはないのでは?

この「ロマンス・グレーの性典」であり「男性研究の書」を女子高生が読んでから、早32年が経過。

時もちょうど10月。・・・・再読してみますか(笑)。


連休2日目

2012年10月08日 03時05分44秒 | レッスン&セミナー

7日(日)

午前は娘のヴァイオリンレッスンに同行、そのあとブランチ。

昼、自宅にタッチして(笑)、すぐに13時からのレッスンに行きました。8月30日以来ですね。

音楽やピアノに関わることの多い生活ではありますが、ここのところピアノに向かう時間が激減してまして、

「弾かなくても弾けなければならない」という無茶な状況下にあります(汗)。

35歳くらいで再開し、それ以前に集中してテクニックを磨く時期を経験していない私のようなアマチュアにとって、これはなかなか大変。

ここで「弾くこと(特にソロ)をしばらくお休みする」という選択もないわけではないのですけど、

しばりをゆるめた上で、なんとかして続ける・・・という方法をとっております。

私には、大人の生徒がふたりおりますけど、どちらも基本毎週。曜日や時間はある程度毎週変更できますし、練習できててもできてなくてもいいんですが、基本毎週。

・・・・・という手前もあり、自分も基本的に「降りない」という方針でやってます。

正直なところ、今日のレッスン曲については、もちろん昨日は弾く時間なく、今日の朝50分だけ練習。

なのに、聴講の方を2名入れてしまいました(汗)。いいんです、弾けてても弾けてなくても、だれかに聴いてもらえば得られることもあります。

レッスンを受けてる私がいうのもなんですけど、ほんと良いレッスンでした。見逃すところと締めるところ、今このタイミングで即入れておくべきこと、練習の方法を示しておくべきところ、・・・教え方に感心してないで、ちゃんと弾きましょう、ですが(笑)。

こちらからたずねようと思っていたことは、ほぼ先生側から切り出されましたし。実にかみ合ってた気がします。

 

再び帰って家事を片付け、夜はミーティング。食べ飲みもありますけどメインはあくまでも会議(←ここ強調)。

それを終えて、帰ってから、昨日の記録用動画のチェックをし、そろそろ寝るか・・・・・というところです。