~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

長い一日

2012年10月16日 07時44分10秒 | 家族・友人等

昨日は朝6時45分にうちを出て鹿児島へ。

自分では早い時間だと思っていたのですが、世間的には通勤通学ラッシュの時間で、こちらへ越してきてからは初めてではないかというくらいのギュウギュウのJR在来線に乗りました。専業主婦はこういう目に遭わないだけでもストレスは少ないですね。

9時44分鹿児島着。その後は実家にものを取りに行ったり、売店で買い物をしたりしましたが、13時15分からはひたすら待ち。母が手術だったもんで。

途中で一回呼ばれて説明受けたほかはひたすら待ち。家族控室におりましたが(けっこうたくさんの人が詰めておられました)もうヒマでヒマで仕方ないです。基本的に他へ行ってはいけないと言われてましたので、トイレ以外はすわっているのみ。

最初は眠ったり、いろいろ業務連絡でメールをしたりしていたのですが、あまりにもやることがないので、楽譜でも見るかと取り出しました。短いソナタなので数時間のうちには何周かしてしまう(笑)。別に覚えられたわけではないけれど、それなりにいい曲のような気がしてきて、ちょっとやる気が湧いてきました。・・・・面白そうだ。

17時過ぎると周りの人もどんどんいなくなるし、残った人たちは「・・・長いよねえ・・・途中で失敗して・・・とかなってるんじゃ・・・」とボソボソ言い出すし、そしてボソボソ言ってた人たちも呼ばれていなくなるしで、うちが最後かよっ・・・と思ったら、次の人が入ってくる(え~、こんな時間から手術?緊急?)。病院自体は営業終了の時間。

結局17時40分過ぎに手術そのものは終了。「覚醒しました」と呼ばれたのが18時15分頃。

私も長かったですけど、80歳にしてこの間麻酔かかってるってなかなか大変なことでは?とりあえず無事に終わったらしいので、一段落です。

ICUにいる母を見舞ったら、祖母(つまり母の母)に生き写しで、驚愕しました。ほんとはこんな顔してたんか?・・・メガネその他により違う顔になっていたようです。その点私の方が、己に忠実に生きてます(殴)。

そういえば、父も倒れてICUに入っている時に、祖父(父の父)にそっくりだと思ったので、やせて骨格がめだつようになると、地が出てくるんでしょうね。DNAは偽れません。

夜は実家へは泊まらず、比較的病院に近いホテルに宿泊。一晩呼び出されなかったので、ひとまず急変はなかったもよう。

今朝うちでは、息子(今日から試験)が妹を起こすのに悪戦苦闘だったらしく、「起こす面倒と老婆心を一遍に知った17の朝」とメールがきました。

・・・・・どうだ思い知ったか・・・・