(ちょっと字面が固いですので、前半は読み飛ばしていただいて結構です)
友人とちょっとまじめなやりとりしてて
「長三和音(たとえばド・ミ・ソ)は、根音(ド)と第三音(ミ)の音程が長三度、
短三和音(たとえばド・ミ♭・ソ)は、根音と第三音の音程が短三度、
で、名称と音程が一致しているのに
増三和音(たとえばド・ミ・ソ♯)は、根音と第三音の音程は長三度、
減三和音(たとえばド・ミ♭・ソ♭)は、根音と第三音の音程は短三度、
でややこしい」
というハナシになりました。
増三和音と減三和音は、根音と第五音の音程がそれぞれ増五度、減五度であるので、
そのような名称になっているんじゃないかと思うわけですが、たしかになんとなくすっきりしません。
口で言ってる分にはそれほど妙な感じもしないのですけど、漢字でみるとなんか違和感・・・・
なんで「口で言ってるぶんにはそこまで変じゃないのか」と考えてみました。
たぶん・・・ですけど、私の場合、「長三和音」「短三和音」というのは漢字とともに習ったはずなのですが、
「増三和音」と「減三和音」については、漢字はずいぶんあとから覚えたのですね。
おそらく小学校低学年のころに、「ぞーさん和音」「げんさん和音」と習い、
自分のなかでは
<象さん和音>
<源さん和音> と変換されてしまい(汗)、
今でも、変な話ですけど<象さん和音>はどこか「ぱおーん」という広がる不協和音の響き、
<源さん和音>は、傘貼りの浪人源さん(←誰それ???)が寒い部屋で内職してるj感じがしてなりません。
いやもう荒唐無稽で、「なにそれ??」な話なんですけど、仕方ないですね。刷り込まれてます。
あ、もちろん曲の中で出てきたときには、いちいち象やら浪人は出てきませんよ。
あくまでも単独の「和音」(の種類)として聴いた場合のことです。
・・・・・・娘はまだこういう和音を知りませんが、どう反応しますかねえ(笑)。