~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ぞーさん、げんさん

2012年01月30日 13時02分31秒 | その他音楽

(ちょっと字面が固いですので、前半は読み飛ばしていただいて結構です)

友人とちょっとまじめなやりとりしてて

「長三和音(たとえばド・ミ・ソ)は、根音(ド)と第三音(ミ)の音程が長三度、

短三和音(たとえばド・ミ♭・ソ)は、根音と第三音の音程が短三度、

で、名称と音程が一致しているのに

増三和音(たとえばド・ミ・ソ♯)は、根音と第三音の音程は長三度、

減三和音(たとえばド・ミ♭・ソ♭)は、根音と第三音の音程は短三度、

でややこしい」

というハナシになりました。

増三和音と減三和音は、根音と第五音の音程がそれぞれ増五度、減五度であるので、

そのような名称になっているんじゃないかと思うわけですが、たしかになんとなくすっきりしません。

口で言ってる分にはそれほど妙な感じもしないのですけど、漢字でみるとなんか違和感・・・・

 

なんで「口で言ってるぶんにはそこまで変じゃないのか」と考えてみました。

たぶん・・・ですけど、私の場合、「長三和音」「短三和音」というのは漢字とともに習ったはずなのですが、

「増三和音」と「減三和音」については、漢字はずいぶんあとから覚えたのですね。

おそらく小学校低学年のころに、「ぞーさん和音」「げんさん和音」と習い、

自分のなかでは

<象さん和音>

<源さん和音>  と変換されてしまい(汗)、

今でも、変な話ですけど<象さん和音>はどこか「ぱおーん」という広がる不協和音の響き、

<源さん和音>は、傘貼りの浪人源さん(←誰それ???)が寒い部屋で内職してるj感じがしてなりません。

いやもう荒唐無稽で、「なにそれ??」な話なんですけど、仕方ないですね。刷り込まれてます。

あ、もちろん曲の中で出てきたときには、いちいち象やら浪人は出てきませんよ。

あくまでも単独の「和音」(の種類)として聴いた場合のことです。

 

・・・・・・娘はまだこういう和音を知りませんが、どう反応しますかねえ(笑)。