~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

もうすぐ5年

2010年09月26日 22時44分39秒 | このブログについて
こちらのブログですが、2005年の12月開始なので、そろそろ丸5年というところでしょうか。


更新のリストには即UPされないようにしていたり、検索一覧には出さないようにしたりで、こちらから積極的に読者を増やそうということはしていないのですけど、おかげさまで、かなりの方々(かなり変動はありますけど、現在では一日の訪問者数150~200、閲覧数300~500)にご覧いただいているようで、ありがたいことだと思っています。

どんな方がきてくださっているのか~と調べたこともないので、なんともいえないのですけど、大きく「ピアノがらみ」「家族がらみ」になるようです。ベン図ではないですけど、もちろん「その両方」という人もいます。
私の親などには、ピアノの話が続くとおおむね不評、子どもの話が続くと大好評でございまして、しかも子ども旦那、まんべんなく家族の話を書いてほしいようです。
私としては「いやそんなわけにいきますかいな・・・これはそもそも『音楽ブログ』として立ち上げたのでありますからによって」とときどき言い訳をしております。

どうもここのタイトルをそのまま読んでくださる方もいらっしゃるようで
「アギアトでアギタトに」と言われることもあるんですけど、これは音楽用語(イタリア語)で、
「Agiato(アジアート・・気楽に、のんびりした)で、Agitato(アジタート・・激動した、興奮した)に」という、なんのこっちゃさっぱりわからん・・というタイトルなんですね(汗)。
しかも、アジタートというのはたびたび目にする用語ですけど、アジアートというのは今まで一度も見たことがない(大汗)。
ならばなぜつけたのかといわれると、ブログをひらかれた方ならおわかりでしょうけど、ブログというのは、なんでもいいからタイトルがないと立ち上げられないんですね。
「みなもすなるブログというものを、われもしてみんとて」とある日パソコンにわくわくと向かうと、いきなりババーン、「ハンドルネーム」と「タイトル」という壁にぶちあたる。
「おもしろいもんをつけてやろう」などと構えようもんなら、「ひぐらしパソコンにむかひて」ということになってしまうわけです。

開設当時、ブログを急ぎ立ち上げなければならない状況にありました。
なので、「ハンドルネームはこれまで掲示板などで使っていた<仮装ぴあにすと>でよろしい、タイトルはとにかくなにか用語からみつけよう」とAから見ていっていたら、<agitato>があり、「ああこれこれアジタートでいいや」と思ってよくみたら<agiato>で、「こんなの知らんがな、でも並べたらゴロがいいのでこれでいいや」といういとも安易な命名だったんです。

・・・そういうわけで今に至っております。

今では、たまには息子も読んだりするわけなんですけど、ある日「お母さんのブログにはアクセスできないよ。アダルトなサイトらしいよ」というわけです。
親がかけてやったフィルターに親のブログがひっかかるとはいかに?
そんなはずはないのですが、思い当たるフシがないとも言えない・・・
もちろん長年の間には「乳首」だの「人妻」だののスレスレな単語も使っておりますけど、実は一番ヘンな人たちが反応してスパムなコメントを入れてくださるのは・・・「本番」という単語。
かくいう私もですね、以前、あるアマチュアピアニストの文章を読んでいて「本番」という単語が出てくるたびに「ドキッ」としていたヘンな人でありました。
こちらはその頃は年に1回か2回、発表会に出るくらいの生活をしていて、それは「発表会」と書けば事足りることだったので「本番」という語には慣れていない。なんだかいちいち「・・おおっ」と興奮気味でありましたけど、考えてみれば、もし発表会でもリハーサルがあったとしたら、本番は本番なのであり、なにもいかがわしい言葉ではない。当たり前ですが・・・(汗)。


今では「本番」の演奏そのものに慣れたかどうかは別として、言葉としては抵抗なく使ってます。
・・・・それだけ月日が流れたということで・・・・・