翌日以後はゴミ処理に奔走。
【ゴミ自己搬入の覚書】
どの施設に持ち込むにも、事前に電話連絡し、注意事項を確認した。
施設によって、条件が違うので、戸惑った。
以下、処分した順序
1)不燃・大型ゴミ。
処理費用は、約350kgで5千円程度。
・リサイクル家電(TV・冷蔵庫など)を除く、家具、家電、大型ゴミを引き取ってもらえた。
・他市からのゴミは処分されないので、同市内からの廃棄物だと証明する書類と印鑑が必要。
(ライフラインの請求書、郵便物等、空家の住所と所有者の名前を確認できる物)
2)リサイクル家電
処理費用は1万円程度
・ひどい状態だったが、メーカー、品番などが受け入れ可能なものは、普通の手数料で引き取ってもらえた。
・約50年前の業務用冷蔵庫があり、それは後日産業廃棄物として処理する。
3)普通ゴミ
処理費用は、約100kgで800円
・手続きは一番簡単だった。
写真は家具やゴミを撤去した二階。
多分10年以上誰も踏み入らなかったので、害虫獣の巣と化していた。
【感想】
もう二度と同じ作業はやらないし、業者に頼むと誓ったが、今回の作業を通じて、多くのことを学んだ。
どのような理由があっても、整理整頓と無縁の環境に長くいると、人はダメになる。と痛感。
最初から、だらしない人ではなかった、むしろきちんとしていた。と聞いている。
数十年の長い時間をかけて、生活も家も乱れたようだ。
他人様が使っていた家だが、ひどい状態だった。
これが親類縁者だったら、泣くに泣けない。
人はいつか、必ず死ぬ。
私がこの先、どう死んでいくのかは、わからない。
だが、整理整頓された、居心地よさそうな家を残して 死にたいと思った。
もし今後、年老いてから家を建てるなら、平屋か、エレベーター付きの二階建て…
むしろ、今よりサイズダウンした暮らしを目指したい。
二日目、皆と うなぎ屋で夕食を食べながら、そんなことを思った。
最後になりましたが、長年の問題が無事解決しました。
ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。