once in a blue moon

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あんにょんはせよ

ロンドンで出会ったオトメン韓国人旦那と2014年12月生まれの娘と
ソウル西部でのんびり暮らしています。

小さな幸せを大切に、というのが家族のモットー。


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笑う男

2018-08-25 | ミュージカル・演劇・コンサート

ユゴー原作の「笑う男」を莫大な制作費をかけて作られた韓国創作ミュージカルで
2018年7月に芸術の殿堂で開幕、9月からはブルースクエアで上演が決まっています。

こちらの作品はもちろん、韓国ビリーからマイケル役ハン・ウジョンが出演するから
興味を持ち観に行こうと決めました。

しかしこの作品も子役のキャスケ出ておらず…運に任せていったら…



ウジョンだったー!!
二作連続、ビリー出演者観られたわたしはなんて幸せ者!

マイケルファン歴かれこれ12年になりますが
唯颯くんといいウジョンといいマイケル役の子たちのマイケル後の出演作まで観られるなんて幸せすぎます…。



さて、ウジョンと韓国ビリーからはジョージ役サンジュンさんも出演されているので
ビリーファンならそれだけでも楽しめる作品なんですが…

主役グウィンプレン役のトリプルキャストが凄まじかった…

唯一、オーディションで主役を勝ち取ったパク・ガンヒョンさん
そして芸能人に疎いのでわたしは知りませんが人気アイドルEXOのスホさん

そしてそして、芸歴はすでに20年近い?パク・ヒョシンさん。
このヒョシンさん、これまたわたしは知らない方だったんですが超有名な歌手らしく
笑う男のチケットの売れ方がえげつないほど差がありました…^^;

そこで旦那に「パク・ヒョシンって知ってる?観たいミュージカルに出演してるんだけど」って聞いたら
「パク・ヒョシンがミュージカルぅ⁉︎きゃー観たい!」ってキャーキャー言い始め…
とても有名な方でミーハーな旦那さえ観たくなる方だと言うのは分かりました(笑)

そして10年前、ロンドンで旦那から「韓国のとても上手なシンガーでいい曲だからプレゼントする」と貰った曲が

パク・ヒョシンさんの曲だった…!(驚愕)

その曲は中島美嘉さんの雪の華のカバー曲
いや元々は日本の曲だしぃ?フンフン鼻息しか聞こえないけどぉ?みたいな感じで
要は「別に」とリアクションしたおもひでの曲(笑)
(今聴いても鼻息としか思わない…)

10年経ってまさか再会するとは(笑)

で、そこから過去に出演したミュージカル作品やらを観ていったら…

ヤバイ、上手い…この世の声とは思えない…!
(鼻息とか言ってごめんなさい)
最初に観た動画には韓国マイケルのイアンもいたり
オク・ジュヒョンさんと歌うAll I ask of youは素敵すぎたり
と、ヒョシン沼にズブズブとハマっていき結局チケットをポチ。

今やヒョシンさんを神と崇めヒョシン様と呼ぶ程に…。

そんなこんなでヒョシンさんの歌を聴きに
芸術の殿堂前楽へ行ってきました(前置き長い)



四階席まであるオペラハウスは満席。
パク・ヒョシンの歌を聴きにきた人で溢れかえっていました。

この作品
尊敬する韓ミュ先輩から「芸術の殿堂で観るべし」と言われてチケット取ったわけですが納得。
ブルースクエアじゃこの荘厳さはない!
(フランケン昨日行ったばかりだしね)

劇場に足を踏み入れた瞬間に舞台セットにまず圧倒されます。
もうこれだけで「お・か・ね」←
お金かかってます感スゴイ。

そして韓国語と英語交互に

부자들은 낙원은 가난한 자들의 지옥으로 세워진 것이다
The paradise of the rich is made out of the hell of the poor.

がステージ中央に流れてくる。

富者の楽園は貧民の地獄により建てられたものだ

ユゴーの有名な一節が浮かび上がっては消えていくんですが
これも演出のひとつだと観終わって初めてちゃんと分かるんです。
マーベラスですよ。

さて、まずは作品について。

一曲、一曲自体は素晴らしいです。
ただ毎回、ドカン!ドカン!派手な花火が打ち上がり続け
いったいどこが見せ場なの?というくらいに
ずーーっと派手なんです。
全てのナンバーがメインディッシュのようで1幕でかなりお腹いっぱいになります。

歌は本当に全キャストさん凄いんですよ!
これでもかと聴かせてくれます。

ヒョシンさんにいたってはもはや人間じゃない。
この世のものとは思えない強く美しい歌声。
ヒョ神様なんです、音楽の神。
ヒョシンさんの歌を聴きに行くならこれほど魅力的な作品はないでしょう。

でも、それだけ。

舞台セットもお衣装も歌もオーケストラも
これでもかと最高品質をすべてメインディッシュで揃えられた感じ。

いいんです、美味しいんです。

でも、ちょっと食材変わったら…あれれになるのが分かるというか…。
そろそろちょっと素朴なお新香とかないかしら?になります。

キャストファンなら間違いなく大満足の作品です。
わたしもウジョンにヒョシンさん目当てでしたからスキップして帰りたくなるくらい大満足でした。

でも万人ウケじゃないでしょう…。

ヒョシンさんはグウィンプレン役はハマり役だと思います。
ちょっと影もあり、純粋で魅力的な男性。
おそらくスホさん、ガンヒョンさんも。
ファンなら悶絶ものです(観た方ならわかるはず)

でもファンじゃなきゃ…うーむ。。。

歌がね、全部メインディッシュな作品ですが
中でもジョシアナ役のチョン・ソナさんが観客丸ごと虜にしてました。
地響きのような歓声が上がりましたからね。
ある意味ヒョシンさん以上かと。
圧倒されたのはソナさんの歌でした。

デア役のミン・ギョンアさんがまた声が綺麗なんです!
デアの透明感が歌声から感じられました。

ガンヒョンさんとのMV最高に美しいです^ ^

この曲、ヒョシンさんの音源欲しいです。
もう本当に美しくて歌声を聴いて気持ちよく酔ったのは初めてです。

それからウルスス役チョン・ソンファさん!
旦那おススメのミュージカル俳優さんだったんですがソンファさんの存在なくして成立しない
凄い存在感と歌の説得力!

思い出しても鳥肌が…。

公開されたMVにはウジョンもたくさん映っています^ ^

ストーリーはフランス映画をそのまま大金かけてミュージカル化した感じです。
映画よりグウィンプレンがより魅力的になってますが。

来年、日本でも公演が決まっています。
果たしてこれだけのセットにお衣装が可能でしょうか…?

そしてバイオリニスト!
劇中に登場するバイオリニストの存在がストーリーのキーです。
このバイオリニスト、ちゃんといますよね…?(不安)

楽曲はヒョシンさんキャスティングを前提に作られたものだそうです。
いわばヒョシンさんの為のミュージカル。

う〜ん、日本でこれが受け入れられるかは疑問。

わたしはヒョシンさんの声に歌にハマったのでおそらくブルースクエアでもう一度観ます。
それまでに分からなかった単語等を勉強して行きたいな、と思います。


おまけ。

ヒョシンさんバージョンはないのですが
ガンヒョンさん
スホさん
それぞれ舞台映像が出ました。

ブルースクエアで一回くらいヒョシンさん舞台映像も出して欲しいです…。






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