once in a blue moon

.:♪*:・'゜♭.:*韓国で子育て.:♪*:・'゜♭.:*

『お・い・し・いソウル』へようこそ!


あんにょんはせよ

ロンドンで出会ったオトメン韓国人旦那と2014年12月生まれの娘と
ソウル西部でのんびり暮らしています。

小さな幸せを大切に、というのが家族のモットー。


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ノンバーバルダンスパフォーマンス SACHOOM

2012-06-19 | ミュージカル・演劇・コンサート



今年の春に、韓国観光公社様を通じて募集のあったイベントなのですが
ソウルで公演中のショーを今月中に観劇し、評価するというミッションがあります。

今月は、自ら予約したブロードウェイミュージカル「Wicked」に加え
計8本のショーを観劇することになります。

韓国観光公社様より頂いたミッションは、「外国人視点による評価」だそうで
観光資源の少ない韓国において
エンターテイメント面で、伸ばすべくショーは
政府より支援をして伸ばしていきたいという目的により
多数の在韓外国人に無料で公演チケットをくばり、評価してもらうというものだそうです。

そういうわけで、少し上から目線での評価もあると思いますが
「いいものはいい」「悪いものは悪い」とハッキリ評価することが務めであり
ショーの広告が目的ではないと、念を押されたので正直に
すべてのショーへの評価を書きます。

あくまで一個人の感想であるため、不快に思われる方
疑問に感じる方、また賛同していただける方も含め、読み流してください。




招待観覧第1弾のドラムキャットから約2週間。
第2弾は、仁寺洞(インサドン)に位置する専用劇場を持つ「Sachoom(サチュム)」

サチュムとは、韓国語の「랑하면 추물 춰라(ランハミョン チュムル チュラ)」の略だそう。
つまり、「恋したらダンス」

劇場位置は、正直外国人旅行者には難しいと思います。
もう少し、近辺に広告なり案内図を残すべきです。
私たちでさえ「ここ?」と思いながら行きましたから。

会場は、ミニシアターがありゴチャッとした印象ですが
開演1時間前には、奥のお土産売り場にもなるカウンターでチケットを受け取れます。
これも、分かりやすくしたらなお良いかも。

お手洗いの清潔さは、韓国ではまずまず。

会場ホールについてからのスタッフの対応は◎
あらゆる言語に対応していると思われ、キチンと座席まで案内してくれます。

小さなホールですが、専用劇場ともあり
このショーのために設置された照明、音響などの配置は邪魔になりません。

さて、ショーの内容ですが、開幕前の字幕でもあるように(日本語あり)
ストーリー云々は無視してとにかく楽しもう!というものです。
最初に、念を押されているので、ただノリノリの音楽と出演者の高度なダンスを楽しめば
100%完璧なショーと言えるでしょうが
こちらのチケット、ひとり50,000ウォン。
果たして、1時間半のショー(休憩なし)、ノリと勢いだけで支払うには高すぎるのではないでしょうか?
もう少し、内容をストーリー性を持たせたほうがよろしいかと感じます。

恋したらダンス、というならばそれなりのストーリー展開
さらに、出演者たちが歌うのであればミュージカル仕立てでショーを進めていけば
より一層楽しいショーになると感じます。

ノンバーバル、言葉がないショーという最大の魅力は
裏を返せば、物語性に欠けるというものです。

ノンバーバルパフォーマンスで絶大な人気を誇るNANTA(ナンタ)は
やはり、ストーリー性がしっかりあるからこそ
多くの人を魅了する所以かと思います。

しかし、「ノンバーバルダンスパフォーマンス」と謳っているだけあって
ダンスの迫力は凄まじいです。

韓国人は高身長だから舞台栄えしますし、手足も長いのでキレイです。
男性も女性もほどよくしまった体がとってもキレイで健康的。

おそらく、K-POP好きの方々ならすっごく楽しめると思います。
実際にそうか?と聞かれれば言葉を濁してしまいますが
K-POPアイドルのように男性も女性も、アイドル風の美形でそろえています。

それでいて、至近距離で繰り広げられる迫力満点のダンスは
わぁーと客席も一体となって盛り上がれます。

まさに、若さ満点!
ノリと勢いのエネルギーだけで会場のボルテージをあげるので
純粋なミュージカル好きとしては「…^^;」な所ですが、パフォーマンス力は感心します。
これが、お粗末なダンスであれば学芸会にもなりかねないのですが
そのあたりはプロの方、練習に練習を重ねた若きダンサーたちなので
50,000ウォン分のパフォーミング力は備えております。

こういう類のショーではおなじみの、お客さんを巻き込んでの「笑い」は
上手にやっているなぁ、と思いますが
絶対に選ばれたくないデスね…。

おそらくは、センターの「いい席」は日本人用という印象。
これはどこへ行っても同じですね。
礼儀正しくマナーの良い日本人がセンターエリアにいるのは会場全体のマナーも良くしますが
反面、シャイで控えめな日本人には、ちょっとキツイ場所かなぁ…なんて。
NANTAの時は、微動だにしない日本人観光客もいましたから…^^

ショー終了後は、これまたおなじみの出演者と写真撮影。
私はそこまでミーハーではないので素通りしますが
ハート鷲づかみにされた人たちは、写真撮影を楽しまれていました。

女性はスタイルがすっごく良いけれど、背が高いわけじゃないのですね!驚き!
男性ダンサーは、長い(笑)
ステージを降りれば、普通の若いお兄ちゃんたちです。

楽しく、若さ感じる1時間半のショーでした。

今日も、1本見に行きます♪



*いつも遊びに来てくれてありがとうございます*
↓そもそも韓国人とは骨格から違うなぁ…と思ってしまったコリアンビューティー…はて。。。↓

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「ピーター・パン」作者 ジェームズ・マシュー・バリーの家 @クイーンズウェイ

2012-06-18 | ピーター・パン


Central Lineに乗って向かった先はQueensway(クイーンズウェイ)
小さな駅ですが、階段を上ったり、リフトを使ったりと
けっこう面倒くさい駅だったりします



はじめてイギリス旅行をしたときに、ここQueensway駅で心が折れたおぼえがあります
それほど、狭く深く地下にある駅ということ!



平日のお昼の時間は、本当に静かな駅。

さて、私たちは「ピーター・パン」の作者James Matthew Barrieが
1902年から1909年の間に暮らした家に向かいました。



どんどんお天気が悪くなって、暗い写真になりますが
お付き合いいただければ、幸いです



こちらには、ブルー・プラークと呼ばれる銘板があります。
このBlue Plaqueは、イギリス全土にあるもので
古きよきものを大切にする国ならではのステキなものです。

このプラークがあるのは、偉人の生家やかつて暮らした場所などにあり
街を歩けば、本当にあちらこちらにこのプラークを見ることができます。
まさか、こんなところまでという場所にもブルー・プラークがあるので
ロンドン散策の際は、是非ともブルー・プラークを探しながら歩いてみてください



バリの仕事場は、この茶色のレンガの壁の後ろにあったそうですが
1960年台に取り壊してしまったそうです。
よく見えませんが、いまは庭なのかな?

ここで、いま現在、世界に知られることになる「Peter Pan」の元となる話が
執筆されたといわれています。

                   

私にとって、「ピーター・パン」という作品は運命の出会いでした。

年を重ねるたびに、感じるものが変わっていきます。
ある時、わたしはウェンディにもピーターにも感情移入ができなくなりました。
それまでは、一緒に鳥になれたのに。
この子たちを、遠い記憶の中にある友人のように感じるようになった時のショックは
いまだに忘れることができません。

よく「ピーター・パン」を知らない人が
「ピーター・パンが好き」「大人になるってイヤ。ネバーランドへ行きたい」と
冗談めいて言う人がいるのですが、私はどうしてもそうは言えません。

年を重ねるたびにピーターを愛しく思うばかりで
彼が頑なに成長を拒む理由が痛々しく思うばかりで
ウェンディのように、ジョンやマイケルのように小鳥のごとく窓からすべてを放り出せるほど
無邪気で、純粋で、そして残酷なことはできません。

知らないからこそ、冗談で言っていると分かってはいるのですが
私から見た「ピーター・パン」の世界は
ひどく寂しく、ひどく愛情にうえた世界です。

だから、大人になったウェンディの気持ちが痛いほど分かります。

もう、2度と鳥には戻れない気持ちも。
ピーターを哀れに思う気持ちも。

                   

バリは、母を思い、シルビアを思い、デイヴィス兄弟を思い
…そして13歳で生涯の幕を閉じた兄を思い
「永遠に大人にならない少年」を生み出したのでしょう。

ピーター・パンというキャラクターはこれらの人々との出会いにより
偶然的に、でも必然的にうまれたキャラクターで
その骨格はバリ自身であると、わたしは感じます。


※ 写真はGOSH、jmbarrie.co.ukより承諾を得て掲載しております。無断での使用はご遠慮ください

この写真は、ケンジントン公園でマイケル・デイヴィスとピ-ター・パンごっこをしている
ジェームズ・マシュー・バリの姿です。
もちろん、マイケルはピーター・パン、バリーはフック船長役です。
すごく、楽しそうで、特に大好きな写真のひとつがこの写真です。

ちなみに、ケンジントン公園にあるピーター・パン像はマイケルがモデル。
バリーはマイケルの父母がなくなった後
後見人となり、作家志望であったマイケルをオックスフォード大学へ進学させます。
しかし、20歳のときにマイケルは溺死。
それは、かなりバリーの心を打ちのめす事だったようです…。



【James Matthew Barrie’s London House in Bayswater】

Address :100 Bayswater Road , London
Map       :Here()

  

ちなみに、こちらが当時、バリが暮らしていたおうち。
※ 写真はGOSH、jmbarrie.co.ukより承諾を得て掲載しております。無断での使用はご遠慮ください。

やっぱり、ちっちゃい
すごく小柄だったといわれるバリーですが、それにしてもちっちゃい家
でも、スコットランドにある生家はもっとちっちゃかったので
それに比べたら、豪邸かな…?



ちなみに、コチラの写真ではありませんが
バリは、この近くの小さなゲートからケンジントン公園へ毎日通ったといわれております。
小説「ピーター・パン」に登場する乳母がわりの犬ナナのモデルとなったボーソスを
よく公園に連れて行ったとか。

次回は、いよいよケンジントン公園の「ピーター・パン」像と再会です。
もう少ししたら、おいしいロンドンごはんネタも紹介します



                   

*いつも遊びに来てくれてありがとうございます*
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「小さな恋のメロディ」 ロケ地 @ブルック・グリーン

2012-06-01 | 海外旅行


70年代のイギリス映画「小さな恋のメロディ」ロケ地巡り第3弾です。

第1弾は「ブロンプトン墓地
第2弾は「フラム・ブロードウェイ

ふたつ目のロケ地近くのバス停Fulham Town Hallから
391番のバスに乗り、次のロケ地を目指しました。

                   

ハマースミス(Hammersmith)駅に近い場所にある
ブルック・グリーン(Brook Green)というバス停が目的地です。
バス停前が、ロケ地です。

「小さな恋のメロディ(S.W.A.L.K)」 撮影地 part3

・Brook Green

こちらは、映画の中でも特に印象的な「学校のアーケード」のロケ地です。



ビージーズのFirst of May(若葉のころ)の音楽が流れ始め
ダニエルとメロディがてをつないで歩いたレンガのアーケードがここです。(ビデオはこちら)

過去のブログでは、このロケ地へ訪れた人の多くが
こちらの門は閉ざされていて、中に入ることが出来なかったとコメントを残されていたのですが
わたしが訪れるたびに門は開かれ、自由に出入りできる場所でした。
しかし、今回はしっかり施錠されていて、初めて中に入ることが出来ませんでした

ちなみに、2008年の5月の緑輝くある日に撮った写真がコチラ↓



今よりも緑がうっそうとしていますがとにかく綺麗な場所でした。



こちらは、ブログのプロフィール写真にも使用しているものです。
映画の中でも、アーケードの先の緑がきらめいていて綺麗でしたよね。
晴れた日の、この場所の美しさは言葉では言い表せません。

              

いまは、出入りすることが出来なくなったのかなぁ?
わたしは、この場所は映画ファンだけではなく、様々な人にオススメしたい場所です。
イギリスの風景の美しさの極みとも感じます。



この映画を観ていると、緑とレンガの色がとても美しく感じます。
それは、レンガ造りの家が多いソウルでも同じかも。
春先の新緑とレンガの家が続く道を歩くと
相対色がこれほどまでにお互いの色を映えさせるのだなぁ、と感動をします。

                   

これで、スカッと晴れた青空なら文句なし!なんだけれど
イギリス旅行で難しいところは、天気のタイミングなんですよねぇ
思い描く、ベストショットの写真を撮りたければ
長期間、イギリスへ滞在しないといけません。

上にある過去の写真たちも、この天気だ!と思って
急いでロケ地まで行きました。
1年暮らしていても、この天気にタイミングよくめぐり合うことはなかなか難しかったです。

緑、時間、太陽の日差し、季節、すべてのタイミングがあうのは
4月末から5月までの、ほんの一瞬の時間だけです。
「小さな恋のメロディ」のロケ地めぐりをされる方は、映画の中の美しい瞬間を見たければ
タイミングを見極めて、ご旅行のプランを練ってくださいね。



ここは前述の通り、ダニエルとメロディが手をつないで歩いたアーケードのほか
放課後にオーンショーやクラスメイト達が
「うぉー」と言いながら、走って出てくるシーンでも使われています。
この写真の右手のほうに、映画の中では抜け道があり空き地へと続く道となっておりますが
実際は、何もありません。
あの爆弾実験をしていた空き地は、南ロンドン方面Vauxhallあたりといわれております。
もちろん、クライマックスのトロッコシーンも同じく
現在は、ビルが建てられていて、ロケ地めぐりは叶いません



すごく不確かな情報、不確かな記憶になりますが
学校内の撮影は、ここBrook Greenの前にある建物の講堂を撮影で使用したと
教えてもらった覚えがあります。
このロケ地情報を教えてくれたジャック・ワイルドのファンサイトは閉鎖されてしまったため
調べる術はもうありませんが…。


さて、映画のシーンに戻りましょうか。



アーケードを抜けて、ふたりが門まで歩いた道。



この道をちっちゃい二人が歩いてきて、お墓への道へと進んでいきます。
映画の登場シーンの順序としては、こちらが先です。
映画の編集ってすっごいなぁー。

                   

40年前と変わらない門。
確かに、ここで撮影したのですよね。
感慨深いです。



映画とは別に、わたしはこの角度の風景がとても好きでした。
古びた、でも味のある門とその奥の建物。
実際は、交通量の多い道路が後ろにあるので静かな場所ではないのですが…



こちらの螺旋階段は、駆け落ち宣言した二人とふたりの結婚式を挙げるために
授業をボイコットした生徒を探すために、先生たちが慌てて降りていく螺旋階段です。
こちらのビデオの1時間37分13秒~45秒あたりで登場します。
ドアが残っていないのが残念!

階段を下りた先生たちが、アーケードの先にある車に乗り込みます。
ほんの少しだけアーケードが別角度から観られるのもいいですよね

ダニエルママも自家用車で合流し、出て行く門も同じところ。
映画の中は、車も走れるくらいの道の広さでしたが
今は、ご覧の通り少し狭くなっていて、人が歩く道幅です。

でも、木の位置は変わらないなぁ。

                   

映画のような角度でアーケードを見たくても、このように入れなくなっています。
開放されるときはあるのでしょうか?

ちなみに、螺旋階段の写真は隙間から無理やり撮りました(←執念深い)



いかがでしたか?
こちらのロケ地も、映画の中とあまり変わらない貴重な場所です。




いつの間にか、門の横にプレートが。
ここ、すごーく貴重な歴史的建造物だったようです

近代史が苦手な私なのですが、ノルマンディー上陸作戦くらいは知っております。
(映画知識がほとんどだけど)
ココが、かの有名なD-DAY(作戦決行日)に関係あるのですかっ

うーん、ビックリ。


2015年5月追記。

2014年7月より、こちらはSt Paul's Hotelとして営業を始めたそうです♪
ホテル内のレストラン名は「Melody」だそう^^*

ブログ読者Garnetさんからの素敵な情報です^^*

ファンの皆さん、ぜひ行ってみてくださいねー☆
わたしもいつか行くぞー!


Brook Green(Stop F)】

アクセス方法  :ロンドンバス9,10,27,391番 Brook Green下車
       :地下鉄Hammersmith駅より徒歩10分
地図     :こちら()

*いつも遊びに来てくれてありがとうございます*
↓次回は、わたしとウジュンの思い出の駅を紹介★クリックしてねー!↓

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