once in a blue moon

.:♪*:・'゜♭.:*韓国で子育て.:♪*:・'゜♭.:*

『お・い・し・いソウル』へようこそ!


あんにょんはせよ

ロンドンで出会ったオトメン韓国人旦那と2014年12月生まれの娘と
ソウル西部でのんびり暮らしています。

小さな幸せを大切に、というのが家族のモットー。


copyright (C) 2010-2015 onceinabluemoon_2010 All Rights Reserved.
このブログは著作権を放棄しておりません。無断の文章・画像の持ち出しはご遠慮ください。

ノンバーバルパフォーマンス 美笑(Miso)

2012-06-22 | ミュージカル・演劇・コンサート


招待観覧第3弾。

徳寿宮(トクスグン)の近くにある貞洞劇場にて観劇しました。

まず、今までの劇場の中で一番スタッフの方々の対応、清潔さが良かったです。
こちらの作品は存分にバックアップして頂きたいステキな作品です。

外国人を対象に公演されても、
韓国人、特にこどもに文化教養を身につけさせるために公演されても
いずれもすばらしく価値のある作品です。
もちろん、大人が見ても改めて自分の文化の美しさを見直し魅了される事でしょう。
ましてや、日帝時代に封じ込められた美しい文化がたくさんあるのですから。
(間違っても、私は右でも左でもないので誤解あらぬように。)

韓国旅行をされる方の多くが
焼肉、エステや垢すり、コスメショップ巡り、カフェ、マートでの買出し
こればかりなのは、多分にガイドブックがこれらばかりを紹介しているからではないでしょうか。
韓国のガイドブックは、きわめて面白みに欠けます。

旅行会社に勤務していたときも
ほとんどのお客様が上記の内容で旅行を希望されていました。
そして、行く場所は明洞、江南エリアばかり…。

前に、飛行機内で会った「韓国へ通い続けて10数年」
とかいう方がいらっしゃいましたが
景福宮すら行ったことない、と聞いて驚きました。

いえ…人の旅行スタイルなんて様々なのは分かるのですが
あまりにも私から見たら面白みがなくて…。

旅行は、食、泊、見、聞、感、動、癒、楽、驚、学
これら全てがつまってこそ、旅行の醍醐味を感じるものです。
そして、旅行を通して得たものが「糧」となり、自分自身を成長させてくれます。

でも、そんな10年も韓国へ通いながら焼肉、エステ一辺倒というのは
あまりにも単純で、何を得るのであろうか…疑問です。

ブログを通して仲良くさせてもらっている韓国通のブロガーの皆さんは
少なくとも、焼肉・エステ一辺倒ではなく
バランスよく旅行を楽しまれていて、旅行記を拝見していてもとっても楽しいですし
私もソウル暮らしを楽しめるツールのひとつとして活用させていただいてます。

でも、韓国旅行に偏りがあるのは、広告・宣伝が少ないからではないでしょうか?

シェイクスピアをうんだ国、イギリスではミュージカル・演劇への広告・宣伝は
いまの韓国の数十倍、数百倍といっても過言じゃありません。

韓国観光公社さん、是非ともこのような素晴らしい公演は
全面にバックアップして、広告・宣伝に力を注ぐべきです。

さて、ショーの内容は韓国の伝統楽器、舞踊、歌で構成され
出演者はみな、美しいステージ用韓服(ハンボッ)を着ています。
ちなみに、劇場スタッフもみな韓服(おそらくは簡易式)を着ていらっしゃいました。

とにかく、圧巻!

やっぱり、韓国の伝統文化はとても知的で優雅で上品です。
随所に、いま現在も残る韓国の伝統的な所作が見られます。

婚礼の儀では、わたしも経験した様々な作法や周囲の小物などもあり
外国人観光客なら楽しめること請け合いです。

しかし、残念だったことは観客のマナー。
あまり、こういった話はしたくないのですが、この日は中国からの団体様が数組いて
それはそれは公共マナーの悪さが目立ちました。

公演中は撮影禁止という案内は無視し、何度係員が注意しても
大勢の観客が、我も我もカメラや携帯電話で撮影します。
暗転したときでさえ、カメラのスイッチをいれるものですから
目がとんでしまって、公演に集中できません。

そして、うるさい。

韓国へ旅行が出来るほどの身分の方なのでしょうが
とにかく、シックロプター…。
まだまだ公共マナーという面では、教養あるふるまいは出来ないようです。

こんなにウンザリした気持ちになったのは久しぶりかも。
係員の方もさぞかし大変だったことでしょう…。

日本でも同じく、景気の良い中国はいい商売相手。
しかし、公共マナーの悪さは目が瞑れないものもあります。

これじゃぁ、ちゃんとお金を支払って楽しみにして見に来た
外国人観光客が嫌な気持ちにさせられます。
実際、アメリカ人の数名のグループはまさに「オーマイガッ」な表情でした。
天をあおいだまま、戻ってこなかったような…。

どうか、団体様は貸しきり公演とか特別措置をとって区別化してください。
その方が、ショーに対するイメージもあがると思うのです。
それか、手荷物チェックや団体様への強い警告をして欲しい。

劇場、スタッフの対応、ショーへの満足度は100%なのに
思わぬ落とし穴で、満足度は50%にまで落ち込みました。

良い作品です。
しっかり、サポートして頂き、それぞれの人々が満足できるような
対応を是非ともとってください。



*いつも遊びに来てくれてありがとうございます*
↓盛り上がると、大騒ぎは別ものなんだよなぁ まみを。 なんて相田みつを風にぼやいてみたり…。↓

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ

copyright (C) 2010-2012 onceinabluemoon_2010 All Rights Reserved.
このブログは著作権を放棄してません。無断の文章・画像の持ち出しはかたく禁じます。

Comments (2)