てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

アコギの魅力

2010-09-17 11:00:00 | 舞台、ライブ
 手前勝手にクラシックギターでなければギターでないくらいに思っていたが、初めて高橋扶己さんのアコギ(アコースティックギター)ライブにふれて、アコギの新たなる魅力を知った。演奏の合間に高橋さんは、アコギの特徴について「残響感にある」と表現されたが、ずばりその一言に凝縮されている。

 これも初めての経験だがプログラムなしでの進行であった。高橋さん曰く「プログラムを決めしまうと会場よって曲のフリとか音の出方が全然変わってしまう」という。

 プロローグでの氏の言葉通り、演奏11曲(うちオリジナル4曲)は全てスローテンポばっかりなので、肩の力を抜いてリラックスし心地よく拝聴した。とてもアットホームな雰囲気のロビーコンサートだった。全曲ともにカポタストを使っていたが、「アコギの魅力は開放弦にある」からなのかと勝手に想像した。

【演奏曲目】
1.The Water Is Wide
2.潮風のメロディー(オリジナル曲)
3.ハナミズキ
4.if
5.Scarborough Fair
6.Yesterday
7.ロッキングチェアに揺られて(オリジナル曲)
8.あなたに会えてよかった(オリジナル曲)
9.茜色の空へ(歌付オリジナル曲)
10.切手のないおくりもの
11.アンコールに応えて「禁じられた遊び」


開演を待つロビー

先ずはオリジナル曲を・・・

「禁じられた遊び」を演奏する高橋扶己さん

ロビーから望む暮れなずむ空
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一世紀半の時空を超えて

2010-09-12 18:35:00 | ファミリー
 高齢者の所在不明問題に端を発し、生存確認方法の曖昧さが浮き彫りになっているが、当世風に言えば、養子だった曽祖父石五郎が存命ならば146歳である。紛れもなく除籍謄本には「昭和8年10月2日午後6時45分岡山市○○に於いて死亡」と記されている。

 ところがこの前段にある入籍月日を巡って、明治44年7月24日発行の戸籍謄本では「明治20年6月17日本縣○○村、△△二男入夫相續」のくだりが、平成22年8月23日発行の戸籍謄本では「明治9年6月17日」となっており、19年ものズレがある。恐らくこの度発行の戸籍謄本の転記間違いと思われる。

 それはさておき、この戸籍謄本に出てくる「本縣○○村」だけを手掛かりに、曽祖父の出生地を訪ねた。粗方の見当は付けて近くまで行き、通りすがりの土着と思しき方に△△宅を尋ねると幸いにも該当は一軒しかなく、容易に辿り着いた。

 これまで交流のなかった曽祖父の里だが訪問の趣旨を伝えると、当方の突然の不躾な訪問にもかかわらず、90歳でなお健在の上品な当家のご主人(奥様)が、お嫁さん共々丁重にもてなしてくださり恐縮至極だった。
 先年一人息子が58歳の若さながら病気で早世された。そのショックから後を追うようにお父さんも84歳でこの世を去られたと聞き胸が痛んだ。

 30分ほど貴重なお話を伺い、その足で同家の墓へお参りした。曽祖父の兄から始まって以降脈々と先祖を祭り、子々孫々にわたる興隆が見て取れ嬉しい限りだった。

 帰宅後、非礼を詫び改めてお礼の電話をいれると「座敷に掲げてある先代の遺影が、(小生に)そっくりで驚きました。これをご縁にまた来てください」との身に余る嬉しいお言葉を頂戴した。


△△家の先祖墓

興隆続く△△家
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甘い誘惑

2010-09-08 09:13:00 | グルメと料理
 今日は24節気のひとつ白露。大気が冷えてきて、露ができ始めるころとされるが、依然として夏を引き摺ったまま。でも、台風9号の影響もあるのか、「朝の来ない夜はない」の言葉通り少しだけ凌ぎよい早朝ウオーキングとなった。

 小1時間のウオーキングを終えた後、熱いシャワーを浴びて、ようやく人心地ついた。先日までは冷たいシャワーにしていたのだが、「勢いのある熱いシャワーで皮膚を刺激することによって体温が上昇し、細胞の新陳代謝も促進させる。」との知識を得たので、これに切り換えた。熱い湯をくぐりながら、脳が完全に目覚めていくのを実感する。

 ただ、その後体重計に乗って愕然とする。体内の水分が出ただけで、脂肪が落ちた訳ではない。それが証拠に風呂上りに計った血糖値は、1週間前の数値とほぼ同じで前進が見られない。

 原因の一端は、どうも食後のデザートにあるようだ。暑さと裏腹に減退するはずの食欲が一向に衰えを知らない。猛暑の影響で不作が伝えられる果物類だが、僅かながらも家でとれるピオーネ、イチジクが食欲をそそる。店頭にも桃やスイカに代わって秋の味覚の梨、リンゴなどが並び甘い誘惑が多すぎる。やれやれ困ったものだ。
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豚蒲重

2010-09-07 17:40:00 | ノンジャンル

豚蒲重定食700円(吸い物、冷奴、サラダ、漬物付)

 食べ物商売は面白い。どんなきっかけで、何が流行りだすか判らないご時世だ。いま岡山では「豚蒲重」なる新たなヒットグルメがある。

 甲子園に住む嫁がニュースで見たとメールで教えてくれたので、ケンミンショウネタにもなった元祖豚蒲焼専門店「かばくろ」を訪ねた。

 蒲焼と言えばうなぎが当たり前だが、鰻ならぬ豚の蒲焼、つまり鰻を豚肉に代えたいわばイミテーション料理。同店のオーナーが、高級な鰻の代わりに、安くて美味しい蒲焼が出来ないかと考案したものだそう。

 11時の開店前から行列が出来ると聞いていたが、訪ねた11時40分ごろには待ち時間もなくすんなりと席へ案内された。
 オーダーした「豚蒲重定食」は予想通りの味。決め手は特性の蒲焼のタレにある。難点は、焼き過ぎたのか肉が少し硬かったこと。言う所の豚丼で期待を上回るほどの事は無かった。

 見た目はまさしくに鰻の蒲焼きなのだが、うな重(725kcal)に比べて豚丼(648kcal)はカロリーが低くてヘルシー。 おまけに値段はリーズナブルなのが嬉しい。次回は豚蒲重レシピを参考にして、我が家でじっくり味わうことにしよう。
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ウオーキング道すがら

2010-09-06 09:05:00 | 暮らしと生活

9月6日午前5時08分撮影

9月6日午前5時14分撮影

9月6日午前5時27分撮影

9月6日午前5時29分撮影
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