小生の数少ないカラオケレパートリーの一曲は、渡哲也の「水割り」。
一節に♪そっと差し出すおんな傘 おんな傘・・・♪とある。
その「そっと」ではないが、岡山弁では(人に物を差し出す時に)ほら、どうぞ!というニュアンスで短く『そ!』という。
現在では死語かも知れないが、亡き祖母や母親の口癖で、『そ!』といいながらモノを渡してくれたものだ。
今朝も小生がその口真似で、家内にコーヒとお茶を『そ!』と出すと、
家内からは「まあまあ、おかあさんスミマセンねぇ!」と返す。
日本語で最も短い単語のひとつだが、言い得て妙なる一語ではないかと思う。
他には一語だけで表す言葉は無いように思います。
世界でもこれだけでは無いでしょうか。
英語だと「ワ?」と聞こえる「what?」がありますが、「そ?」とは違いますしね。
興味深いお話を有難うございました。
なるほど、「ワ?」ですか!
英語の苦手な小生には、紛れもなく「ワ?」と聞こえます(笑)
話は違いますが、10年ほど前、当時小学校5年生の孫娘が「英語の問題、何でもいいから出して」と言うから、つい悪乗りして「一番長い名前は?」と出題しました。
当方の不真面目な質問に「ピカソ」と即答するから、「もっと長い名があるよ。正解は“SMIILS”でした」とタネを明かしたら、「冗談はやめて本気で答えて!正しくは“ピカソ”だよ」と逆襲に遭いました。
ピカソのフルネームは“パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シプリアーノ・デ・ラ・サンテシマ・トリニダット・ルイス・イ・ピカソ”と言い、本人でさえも長くて言えなかったんだよと、負うた孫娘に教えられると言うお粗末の一席。
ところで、「そ」の方言ですが、私の全く勝手なオリジナルな想像ですが、
〝粗品〟〝粗菓〟〝粗茶〟の〝粗〟なのかなと。
「人様に物をすすめたり差し上げたりする時」に謙遜の気持ちで付ける「粗」。
それが略されて、どうぞの意味を込めて「そ」と差し出す……
ただ夫の反応はかなり薄かったので、信憑性はないですね^_^;
omorinさん、何か正解なるものがおわかりになったら教えて下さい<(_ _)>
nori説は、確かに一理も二理もありますね。
心に留めさせて頂きます。
津軽弁のオーソリティ伊奈かっぺいさんの小話。
短い会話(津軽衆同士の短い会話)
雪の降りしきる中、
二人の男がすれ違いました。
二人は知り合いだったらしく、
すれ違う時、少しだけ立ち止まって、
「どさ」
「ゆさ」
と、信じられないような短い会話をして、
また、おのおのの方向へ歩き去った
…というお話。
「どさ」…「どこへ、行くのですか?」
「ゆさ」…「銭湯に行くところです」
日本にもある長い名前を思い出しました~実在ではありませんが、寿限無寿限無・・・・長介!(笑)
昔々は言えたのですが、今は全部は思い出せません
小生も諳んじていたはずですが、さていまは・・・?
「ピカソ」の長ーい名前と「寿限無」さんのお名前、両方覚えると、脳トレになりそうですね。私は自信ありませんが。
寿限無は脳が柔軟な子どもの頃だから難なく覚えましたが、長じて硬化した頭ではピカソの名はとても入りません(泣)