シャインマスカットを手がけて6年になる弟が、「昨年に比べて半減だが、糖度は17ある」と、貴重な“珠玉の2房”を届けてくれた。
平均糖度18以上が出荷目安というから、糖度17ならば上品で芳醇な甘味と程よい酸味とのバランスがよく、まずまずの及第点か。
一方、わが庭の露地物ニューピオーネは今が旬。
寒暖差のある高地栽培に比べてはるかに劣るものの、遅ればせながら色づきを増してきた。
例年にない酷暑続きと引き換えに、その分糖度が高く、しかも甘いだけでなく特有の酸味とのベストマッチがこの上なく好きだ。
わがニューピオーネこそは、一度食べるとクセになるオンリーワンの味わいだと自負している。
一向に衰えを知らない今夏の猛暑で疲労したカラダに優しく、ほっと一息ついた。