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てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ミステリアスなミスプリント

2012-09-21 16:59:00 | 暮らしと生活
 早朝、墓参りを済ませ帰宅すると留守電に立続けに3回着信履歴があり、その一つには長い無言電話の最後に、か細い声で「もしもし」の一声。発信元を確認すると甲子園に住む倅宅である。

 すわ一大事発生か!!と折り返し電話を入れた。小学2年生の孫娘が登校前に宿題の漢字プリントを仕上げていて躓き、パパとママに相談したが皆目正解が分からず『(せめて)国語ならじいちゃんに・・・』と、SOSを出したものらしい。にも拘らず当方が留守にしていたため、それも果たせず空欄のまま登校したそうだ。

 送信のFAXには、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ご   ぜん     
 (  )い(  )を行く。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 如何な私もこれには見当がつかない。ネット検索してみるものの、何のヒントもつかめず、結局孫娘の下校を待つことにした。

 夕方、ママからのメールによれば案の定、『単なるミスプリントだったらしく、「細い道を行く」だったそうです(^^ゞ みなすごく悩んだみたいです。友達なんか わざわざネットで調べ、 「後い前を行く」で過去と未来を行き来する、という意味があるとかなんとか言ってました (^_^ゞ (笑) 』とある。
 それにつけても何故この様なミスプリントが起きてしまったのか、とんだ人騒がせでミステリアスな顛末である。


※ミスプリントとは全く意味合いが違うが、国語に関して興味深い記事を見つけた。今日の朝刊一面に掲載された文化庁の2011年度国語に関する世論調査発表である。
 これによると『慣用句や言葉の意味で、快く承諾する「二つ返事」を「一つ返事」と誤った人が46%に上り、こらえ切れず吹き出して笑う意味の「失笑する」を60%が「笑いも出ないくらいあきれる」と誤答したことが分かった。』とある。