毎週土曜日は北海道各地と東京の累計感染率を計算しています。
昨日の数字を見るとまず目につくのは札幌の累計感染率が東京と差がなくなって来たこと。
両地域の感染率は先週、札幌が東京を抜きました。
今週はまだ札幌の方が多いもののその差はわずか0.001%、最近の感染状況だと来週は再逆転しそうです。
それと病院で大規模なクラスターが発生している旭川(上川地方)ですが、
こちらも落ち着きを取り戻してきています。
その3地域の11月26日、12月3日、10日、17日の累計感染率と上昇幅を確認してみましょう。
感染率は順に11/26、12/3、12/10、12/17でカッコ内は前週からの上昇幅です(単位は%)。
札幌 0.243-0.293(0.050)-0.330(0.037)-0.355(0.025)
上川 0.078-0.125(0.047)-0.165(0.040)-0.188(0.023)
東京 0.279-0.302(0.023)-0.325(0.023)-0.354(0.029)
札幌と上川は2週続けて感染率の拡大が抑えられています。
対して東京は感染率が上昇傾向になっています。
東京は昨日も新たな感染者が736人で過去2番目に多い感染者数でした。
これでは小池都知事も大変だ、ロクな対策をしていない内閣の支持率が下がるのも当たり前。
それに対し北海道は数字が落ち着いています。
このまま推移すれば、北海道はほっと一息つけることになります。
これからは北海道と東京に限らず、正月をどう過ごすかがカギになります。
「Go TO」の一時中止が正しい判断だったと言われるように、行動していきましょうね。
もっと早く一時中止していれば、お正月に帰省や旅行ができていたのにというのはまた別のお話しです。
※「勝負の3週間」は大失敗