昨日は東京で新型コロナウイルスの感染者が新たに888人、確認されました。
1日の感染者数としては17日の821人を上回り過去最多となりました。
東京の感染者数は落ち着きを見せません。
都では曜日別過去最多など、いろいろな数字が踊っています。
こんな状況になっても、この春のように自粛しない方々が多いという状況が窺われます。
では何故、人々は自粛や感染予防策を取らないのでしょうか。
首都のお膝元、そこで国政をつかさどるお偉いさんが毎日多人数で会食しているからだな。
そのことを突っ込まれると皆さん口を揃えて同じことをおっしゃる。
オリンピックがどうなるかわからない状況で橋本五輪相がおっしゃった。
カウンター8席だけの寿司屋で6名で会食、“対策を取っていました”。
菅首相の行いも同じ、感染対策を取っていれば何名の会食でも問題はないらしい。
このところはさすがの“ガースー”も世間の目を気にして会食を避けているようですが。
そこで発覚した橋本五輪相の会食発覚だ。
国のトップからして5名以上の会食を避けるように言われながらこういうことをする。
これでは国民の皆さんが感染予防で自粛するはずもない。
こういうアナウンス効果というのはバカにできないほど大きいのです。
私は先日もこのブログでドイツ・メルケル首相の演説をアップしましたが、
ドイツと日本、両国のトップの振る舞いの差が今の感染状況に対応しているのは間違いありません。
国政に携わるお偉い方々の振る舞いに、都知事も頭を悩ませているでしょう。
こんなことを見せつけられれば、都知事も言葉を失うわなぁ…。
※都知事が何を言っても、大臣がそれを破るのであれば誰も従わない