滝川9:42発、東鹿越行、こんなことでもなければ絶対にありえない行き先の列車です。
当然ですが駅の案内も列車のサボも「東鹿越」となっています。
この列車は災害前は「日本一運行時間の長~~い定期普通列車」だった釧路行でした。
それが根室本線が不通になったため今は東鹿越行になっています。
1番線に入ってきた列車は2両編成、1両目が東鹿越行、2両目は富良野行となっています。
これも災害前までは滝川を1両で出発し富良野で1両を増結していましたが、
それとは逆の編成となっています。
私は代行バスが新得まで繋がったということで“鉄”が結構いるかと予想していたのですが、
それらしい方は10名ほどで少し拍子抜けしました。
告知が不足しているのか、“鉄”にまで見放されたのか。
列車は災害前と同じダイヤを辿り、淡々と走っていきます。
富良野では長時間の停車があるのも災害前と同じ。
違うのはそれまでは1両増結だったものが1両切り離しになったこと。
単行になった列車はこれまた淡々と富良野盆地を進みます。
車窓右手に見える夕張山地の山並みが相変わらず美しい。
金山湖が見えるころには雪が深くなり列車は終点、東鹿越に到着。
災害でもなければ降り立つことがなかったであろう駅なので駅舎などを見学したい…。
ですが代行バスとの乗り換え時間はわずか5分、そんな時間はありません。
駅前にはバスが2台、まさか2台運行かと思いましたが1台は新得から到着したバスでした。
さて、代行バスに乗車です。
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