昨日の日経平均は一時3万700円台まで上昇、31年ぶりの高値となりました。
終値は30,670円10銭で前日終値より222円73銭高となっています。
日本の株価は最近値上がりしていますが、それでもやっと31年前の水準になっただけ、
こんなので喜んでいいるとは情けなくなります。
31年前は1990年ですよ、前年12月29日には日経平均が史上最高値の38,957円44銭をつけました。
そしてバブル崩壊で1990年は株価が下がり続けた年でした。
株価ベースではその31年前にやっと戻ったことになります。
つまり今の日本の経済は31年前と同じだということです。
この31年間、日本は何をしてきたのだろう?
欧米から取り残され、一応先進国と言われている日本のこれが実態です。
繰り返しますが、31年前と同じ経済状態の国を先進国と言うか?
日本はいつの間にか色々な国に追い抜かれ、実質的に発展途上国になっているのです。
やっと31年前に追いついた、まさに発展途上だ。
株価は水物、今日は下がるかもしれませんし上がるかもしれません。
さていよいよこれからだ、という高揚感はありません。
総裁選だ総選挙だと浮かれている場合ではないのだけれどな…。