琴似駅前通り、地下鉄琴似駅の近くに『共栄市場』があります。
ホテルヤマチの向かい辺り、ここに入居している中華まんが美味しい。
この市場の青果屋さんではたまに珍しい果物を売っていることがあります。
私もここで書いたことがあると思いますが、それはグスベリーだったり山ぶどうだったり。
普通のスーパーでは売っていない、しかも私が子供の頃に野生のものをそのまま食べていた。
そんな懐かしさを帯びた果物がたまに売っています。
それが今回は『姫リンゴ』でした。
私が幼少期を過ごしていた滝上町滝西では道端に姫リンゴの樹が自生していました。
実がなるとそれを勝手に摘まんで食べていたのですが、見たときに思わず買ってしまった。
直径は2.5㎝程、味は酸味があり決して美味しいものではありませんがその酸味がいい。
ひと籠で110円、手頃なお値段、帰宅してからそのままかぶり付きました。
甘くはなく酸味があり、それが懐かしい。
ところで姫リンゴとは何ぞやという方、縁日などでリンゴ飴を食べたことがあろう。
あれに使われているのが姫リンゴです。
その姫リンゴを生食したことがあることがある方はそういない。
それも、私のように成木から直接もいで食べたなどという方は珍しかろう。
大人になってから札幌で姫リンゴを食べられるとは思わなんだ。
珍しいものをいただきました、共栄市場恐るべし。