奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

支笏湖畔有料道路

2012-05-24 05:09:06 | 交通
支笏湖温泉と千歳市幌美内を結ぶ道路は現在、国道453号線になっています。

この区間は全線支笏湖畔に沿っており、
山と湖を眺めながらドライブができる風光明媚なところ。

私のお気に入りの道路でもあります。

開通したのは1967年9月20日、当初は観光用として有料となっていました。
それが「支笏湖畔有料道路」です。

この道路の開通によりそれまでは支笏湖温泉から、
船で行くしかなかった丸駒温泉や幌美内が道路で結ばれました。

そういうときに丸駒温泉に行ってみたかった。
さぞや本当の秘境気分が満喫できたことであろう。

有料道路の話に戻ります。

建設費は約6億1千万円、1984年の無料開放までの通行車両は約583万9000千台、
収入は12億8500万円余りにも及びます。

建設費の償還が終ったことと産業道路としての利用が高まったことから無料化して一般道路となりました。

料金所は支笏湖畔側に設けられ北海道企業局が管理し、夜間は無料開放していました。
料金の徴収は概ね4月から11月で、12月から3月までは経費の関係でこれも無料でした。

通行料金ですが開通時は小型乗用車(2000cc以下)で150円、1976年からは250円。

画像のチケットは150円になっていますので、
1967年から1975年の間のものとわかります。

このチケットがどういう経緯で私の手に入ったのかは覚えていません。
その頃この区間を通ったという記憶もないのですが、判然としない。

いずれにしろ今となっては貴重な資料であることは間違いありませんね。
コメント
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