奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

石北本線臨時貨物列車追っかけ旅…2日目は小手調べ(2009年03月10日の日記から)

2010-02-02 04:48:02 | 北海道の“鉄旅”日記
山奥の温泉宿は静まりかえっています。

外はまだ暗い時間、目覚ましのお風呂へ。
朝はまわりをゆっくり見る余裕がありますね。

大浴場の前は忠別川、裏はすぐ山が迫っています。
そのわずかな平地に宿はあります。
川の向こうには3軒の宿。
天人峡温泉は道路の行き止まりの谷間に4件の宿が寄り添うように建っている、小さな温泉郷でした。

ここに100年以上も前に、もう旅館は建っていたそうです。
その当時はどれほど不便だったのか想像もできませんが、
人の営みというのはすごいもんだなぁ…。

明るくなり部屋のカーテンを明け、温泉街を一望する。
動くものは何もなく雪はあくまでも真っ白、そして空気がきれいです。
人工の音は何一つ聞こえない、大自然そのままの景色。
気持ちが癒されます…。
ふぅ…。

7:00から朝食。
久しぶりに、“清く正しい旅館の朝ご飯”をいただきました。

さて出発、旭川空港まで車を走らせます。
東京からやってきた友人と合流、これから2日間の撮影の旅に突入です。
私はひたすら運転と現地案内。

まず北見峠を越え丸瀬布で食事、そのあと最初の撮影ポイントへ。
北見行きの貨物列車を撮影。

それからの行動は以下の通り。
瀬戸瀬あたり→安国駅構内→金華駅構内
まずは順調に進んでいるんでないかい。

外が薄暗くなり、この日はこれでおしまい。

そしてお宿は、温根湯温泉の大江本家。

温根湯温泉はかつては大きなホテルが林立していましたが、
今は主なお宿は2軒だけとなりました。
そのなかで昔も今も、ここで名を馳せているのはこのお宿です。

宿の細かいことは省きますがただ一言だけ。
“お部屋も料理も、いいお宿だった”

さて外は吹雪。
気になるのは明日の天気だけ。
天気予報では回復傾向らしいですが、それでも心配です。
悪天候なら撮影を中止して流氷でも見に行こうと話しながら就寝。

2晩続きの温泉宿の夜は静かに更けてゆく。
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石北本線臨時貨物列車追っかけ旅…1日目はまだ追っかけ無し(2009年03月09日の日記から)

2010-02-02 04:44:37 | 北海道の“鉄旅”日記
石北本線は旭川(正式には新旭川)と網走を結ぶ路線です。

この路線には定期貨物列車はありませんが、
秋から3月までは農作物を輸送するために臨時貨物列車が運転されます。

ディーゼル機関車を編成の先頭と最後尾に1両ずつ配し、
中間にコンテナ車を10両従えて旭川ー北見間を走ります。

その筋の方には“お宝列車”らしく、
わざわざ遠くから走行風景を撮影しに来る方もいるらしい。
私には理解できないことではありますが。

その理解できないことをしに、東京から私の友人が来るという。
期間は3月6日~8日までの3日間。

それもまた面白いだろうと私は6日と7日の2日間、その撮影のお供をすることにしました。

6日の到着は旭川着8:35のANA(Air Doのコードシェア)。

当初の予定では当日早朝に札幌を出発し旭川空港で友人を拾う予定でしたが、
ナント都合よく5日夕方に旭川で仕事が入りました。
こりゃそのまま旭川で泊まってしまおうということにしたのです。

これは美味しい状況だ。
早朝に旭川空港に行かなければいけないということは…。

いろいろ検討した結果、5日は天人峡温泉泊りということに。
滅多に泊まれるところじゃないですよ、天人峡。
空港にも近くて都合がいい。

ただね、仕事のあとなんで宿に何時に着くかイマイチ不明。
ということで仕方なく1泊朝食付のプランにすることに。

これで4,500円、お宿は天人閣。
旭川のホテルに素泊まりで泊まるより安いかも、という価格設定です。

5日は旭川で仕事を済ませた後暗い道を一路天人峡へ。
途中東川町内のスーパーで夕食を調達しホテルへ。

お部屋は5人部屋、そこに布団が一組敷いてあります。
一風呂浴びて、WBCを見ながら夕食。
贅沢なんだか侘しいんだか判断しかねる状況ではありますが、
私的には満足でございます。

次の日以降のことを考えながら、眠りについたのでありました。
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