奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

釧路市立博物館と炭鉱展示館(2009年04月19日の日記から)

2010-02-04 04:42:18 | 北海道の博物館
金曜日は午後に札幌を出発して釧路へ。

別に急ぐ用事もないのでゆっくり行きまして、
のんびりとホテルに到着しましたが…。

釧路は適当なところにいい温泉がなくて残念です。
そういうところがあれば温泉に泊まったのに。

土曜日は14時から用事がありましたが、それまではフリー。

まずは恒例により、市立博物館へ。
事前のリサーチでは私の興味の引く展示は少ないとわかっていたので、
それほど期待はしていませんでしたが。

それにしてもですね、
展示内容はほとんど自然(湿原やタンチョウなど)と考古ですよ。

釧路は漁業、製紙、炭鉱とともに発展してきたのにそれについての言及はほとんどなし。
専門の博物館ならまだしも、市立総合博物館としてはそれじゃダメでしょう。
専門の学芸員を採用していないからなんでしょうが、
市の博物館に対する認識がこういう展示内容になって現れています。

北海道の総合博物館は、やっぱり産業考古学でしょう。

ということで口直しに“炭鉱展示館”へ。
日本で最後まで操業していた炭鉱、太平洋炭礦。
今は釧路コールマイン(株)として細々と採掘をしていますが、
かつては釧路の主力産業として栄華を誇っていました。

“太平洋の海底炭”

私の実家でも使っていましたよ。
石狩炭鉱の石炭よりもカロリーが高い、質のいい石炭でした。

その関係の、小さな資料館です。

建物は小さく、展示も控えめ。
そこにいた元炭鉱マンの管理人さんからいろいろなお話を聞かせてもらいました

函館の北洋資料館でもそうでしたが、
実際にそこで働いていた方のお話は面白い。
こうなるともう展示物なんかどうでもいい。
細かい内容はともかく、とても面白かったということだけ記しておきましょう。

さて釧路。
行けば行くほど奥深い街です。
次に行くのは11月になりそうですが、
そのときはなにを見てきましょうかと今から楽しみです。
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突然ですが、十勝川温泉へ…(2009年03月17日の日記から)

2010-02-04 04:38:15 | 北海道の旅日記(道東)
日曜日は朝から帯広。

最初は午前中に仕事を終わらせとっとと帰ってくる予定でした。
ただ仕事の流れ次第ではひょっとしてとは思っていたので、
お泊りの用意だけはしていきました。

お仕事は順調に進み楽勝で日帰りできると踏んでいたんですが…。

土壇場で逆転、結局1泊することに。

時間は12:30頃。
まずは泊まるところを探さなければいけません。
こういう状況で、更に最近の私の傾向から泊まるところと言えばあそこしかありません。

十勝川温泉。

携帯から宿を検索、“はにうの宿”というところに決定。
1泊2食付で5,550円、もちろん温泉は源泉掛け流し。

さてこれからどうしましょう。
半日も時間があります。

まずは情報収集の為に十勝川温泉観光ガイドセンターへ。

まぁ時間と場所から、池田のワイン城には行こうかなと思ってはいたのですが。
とそのつもりでワイン城のパンフレットをみていたら、
14:00からガイドツアーがあると判明。

あらちょうどいい。
さっそくワイン城へ突撃であります。

13:30頃ワイン城に到着、売店などを冷やかしているうちにガイドツアーの時間に。
参加者は、私一人。
マンツーマンで普段は入れない建物や柵で仕切られた内側などを歩いて回りました。

楽しいですよ、コレ。
もっと宣伝とかしていいと思うんだけどなぁ。
1日2回、11:00からと14:00からで定員は20名。無料。
ワインの試飲もできます(私は飲みませんでしたが)。

私ひとりだけの為に、本当に有難かったです。
いろいろな質問にも丁寧に答えていただきました。
お礼にワインを1本買ってお城をあとにしました。

そのあとは十勝川資料館へ。
国土交通省が行っている十勝川関係事業の宣伝施設ですな。

しかしたくさんダムがありますねぇ…。
大きなものは言うに及ばず、
小さな砂防ダムまで、流域全体ではいったいいくつあるのやら。
ダムを作ること自体が目的化している部分もかなりあるんじゃないでしょうか。

私にこんなことを考えさせた段階で、国土交通省宣伝失敗。

さて、池田では是非買いたいものがある。
バナナ饅頭。
駅のキオスクで無事ゲット。

いい時間になりお宿にチェックイン。

まずはお風呂。
肌に優しいモール温泉が心地いい。
夕食をとり就寝。

朝はまずお風呂。
それからWBCですよ。
中継の途中に朝食、合間に又お風呂、そしてジャパンの勝利。

のんびりのんびり、温泉の朝なのであります。

仕事も無事終わり、札幌へ。
急な泊まりでしたが、1泊くらいだと何とでもなるもんです。

さて、次はいずこへ。
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