奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

平日1週間名古屋旅…とにかく船の中(4日目)(2009年03月03日の日記から)

2010-01-31 04:39:08 | 道外の旅日記
20日早朝、外はまだ暗い時間。

船は千葉県沖を航行中で快調に…揺れています。
天気予報を見てみると“暴風波浪警報”発令中。

ベッドの中で私は悶絶していました。

何で悶絶していたかというと、お腹が空いたから。
夕食はちゃんと食べたのにどうしてこんなに空腹なの?
そこにこの揺れだもの、大人しく寝てられん。

暗い中起きだして活動開始。

警報が出てるとはいっても波はさほどでもありません。
ただうねりはかなりある。
このうねりが海岸に近づくと大波になるんだろうなぁ…。

揺れで気持ちが悪くなるということもなく、結構冷静なのであります。
茨城沖を進み波も収まり始め順調に航海が進む7:30、
開店一番乗りでレストランに飛び込み朝食にありつきました。

あとはお風呂に入りテレビを見て本を読みといういつもの過ごし方。
海を見て波を見て海岸線を楽しみという贅沢な時間です。

14:15ころ、福島県沖で名古屋へ向かう僚船“いしかり”とすれ違い。
こういうイベントは船旅のいいアクセントですね。

定刻より30分早く16:10に仙台港入港。

歩いて20分のジャスコに夕食の買出し後また船へ。
これは去年乗ったときに同じことをしているので戸惑いはありません。

19:40、定刻に仙台港を出航。

外出で冷えた体を温めるためにまたお風呂へ、
そして夕食のあとまたラウンジショー。

出演者は昨日と同じ、楽しいおしゃべりとカンツォーネを堪能。
出口で出演者に感謝の気持ちを伝え船内でまったり。
昨日と同じことの繰り返し。
このマンネリ感がたまらない。

でもね、揺れてる。

ショーの間もステージのカーテンがゆっさゆっさ揺れるもんだからそれが気になったりして。
天気予報では低気圧が通過するということ。
さてこれからどれほど揺れるもんだか。
それはそれで楽しみ、なんだかワクワクするな。

最後の夜は更けていく…。

続く
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平日1週間名古屋旅…地下鉄とバス乗りまくりの巻(3日目・船旅へ)(2009年03月02日の日記から)

2010-01-31 04:23:41 | 道外の旅日記
19日、夕方。

フェリー埠頭へは地下鉄名古屋港駅からバスです。
若干時間があったのでバス乗り場あたりをうろついていると…。

バス停に収支係数が表示されているではないですか。
系統ごとに、100円の収入を得るのに必要な経費がでています。
今日最後のバスに乗るときに気づくなんて、不覚…。
ちなみに埠頭に向かうバスの収支係数は166。

これはどのバス停にも表示されているのでしょうか?
だとしたら利用者も運転手も、コストを意識せざるを得なくなりますね。
白石区のバス路線でこれをやったらどうだろう。

さて、今日3回目のバス。これを降りたら名古屋ともお別れです。
バスに乗った3回とも感じましたが、運転手さんの姿勢が素晴らしい。
始発から行き先や運転手名、安全の注意や運転の心がけなどをアナウンス。
運転も丁寧ですしノンステップバスも多い。
とても公営交通とは思えません。

車社会の名古屋圏で生き延びるためにサービスが向上していったのでしょうけど、
これは是非他の事業者にも見習って欲しいと思いましたね。

さて、フェリーターミナル。
乗船手続きを済ませて船の乗り込むと、苫小牧まで39時間30分の船旅の始まりです。

この航路は去年の正月に乗りました。
そのときはまさか、また同じ航路に乗るとは思いませんでしたが…。

シップは“きたかみ”、総トン数は約14,000トン。
A寝台に落ち着きやがて19:00、定刻の出航。
私は早速お風呂に入り、夕食にしました。

20:00からはラウンジショー。
出演はテノール歌手と女性ピアニスト。
イタリアへ留学したこともあると言うテノール歌手によるカンツォーネですね。
イタリア語ですよ。
生まれて初めて、生のカンツォーネを聞くことができました。
歌詞はわかりませんでしたが、しゃべりも上手で歌も十分楽しめました。

夜も更けました。
体も温まりお腹もいっぱい、歌も楽しめましたし言うことのない船旅です。

続きは、海の上
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする