世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

砂漠にソーラーパネルで世界の電力を賄う!

2011年05月12日 | Weblog
現実に9割方、達成可能である。日本の大学・研究機関が試行錯誤を繰り返しながら実現の段階まで漕ぎ着けている。到達している。日本の頭脳は優秀で先端技術は世界が公認済である。研究者の地道な努力が、やがて報われる日もそう遠くはない(私達は確信したい)。・・・通年、灼熱の太陽が燦々と降り注ぐアフリカの広大な砂漠にその壮大な構想は描かれている。―― 素晴らしいアイディアである ―― 。単なる空理空論ではない。去るNHKのサイエンスZEROで放映されていた。実現すると日本の電力の総需要を賄い、世界にも供給できる可能性がでてきた。日本の先端技術が自然エネルギー、エコ環境の創出にも貢献する事になる。ODAのみならず技術面・精神面でも貢献する事になる。その日が来るのもそう遠くはない。現在の原子力に頼る(3割弱)危険と隣り合わせの現実に楔を打ち込み安心安全のクリーンエネルギーで生活を謳歌する日もやがて到来する。その日を誰でも待ち望んでいるはずだ。既存の原子力発電依存の現実を見直し近未来の日本の安全安心の平和国家の構築を目指して政官民が総力で取組んで実現したい。大いに期待する。

原発停止 窮する程に真価を発揮する日本の英断!

2011年05月11日 | Weblog
案ずるより産むがやすし! 窮すれば窮する程、日本民族は叡智を結集して成果をあげてきた。資源小国(もっとも最近は日本近海に埋蔵された海底資源の豊富さで資源大国になる可能性がでてきたが・・・)故に知恵を絞って対外輸出、貿易立国で経済大国の上位を維持してきた。今回の東日本大災害で壊滅的被害を蒙ったが復旧・復興の槌音は高らかに鳴っている。ボランティア、NPO、支援・救援は全国的に展開され世界の驚異の的になっている。略奪も無く被災民は互いに労りあって相互扶助で日々を送っている。共同体意識が健在である事を証明した。かかる現状で菅総理は30年までに50パーセントの原子力電源の達成を決めた基本法を見直しゼロペースで検討する、と言明した。国の在り様を根本から変える大英断である。拍手を送る。太陽光、風力、地熱、干満を利用した波力、エコエネルギー等々にシフトし原子力に頼らない自然エネルギーの創出に勤しむ。日本の科学技術なら、大いに可能である。小電力で稼働する電化製品の創出、省電力で無駄な電力消費を止める。公共の場から企業の場から民間の場から省電力に努める。大所高所から地道に実施すると原子力に頼らない電力供給は十分可能である。化石燃料の方途も勘案する。・・・“案ずるより産むがやすし”である。机上の収支決算より、内向きの対応(需給のバランス、供給から需要を差し引いたプラス等々の算出に試行錯誤している実態)より大胆に方向を示し国民を奮起させる施策が今、必須であり必要である。内外に波紋を広げているが今回の菅総理の第二の提案に敬意を表し推進することを歓迎する。


非常時・国難時には批判より大同団結が正道!

2011年05月10日 | Weblog
評論家、識者等々の批判のオンパレードにウンザリしている。月刊誌、週刊誌等々に今回の大災害に対する批判が特集されている。それで飯を食っている稼業は気楽なものだなあ、と痛感した。批判さえしていれば国民から賛同が得られると思っているのかと思われるくらい批判一色である。そういう人達に、仮に、行政を任せたら、どうなるのか、と疑念を持ち危惧する。口ほどには実績をあげられないのが実情(実態)だと思う。・・・平常時の菅首相(官邸・内閣)には私も不満が鬱積している。菅おろし、政権交代も即刻、遣るべきだと思っている。でも今回の未曾有の国難には誰が指揮をとろうが与野党を問わず手探りでの解決に邁進する事になっただろうと思う。優先順位がチグハグで善後策も曖昧、対処策も識者から視れば、生ぬるい と思う。でも、解決に必死で取り組んでいる姿には国民も賛同しているだろうと思う。批判より善意でアドバイスし大同団結して事にあたる。この未曾有の国難に総力を結集して取り組む。それが今、為すべき道、日本の執るべき道、「正道」だと思う。一刻も速く被災者の救援に当るべきである。

公共の利益と私権の制限!

2011年05月09日 | Weblog
<公共の利益>と<私権>は相反するロジックで語られがちだが、憲法ではどう規定しているのか紐解いてみよう。未来永劫に存続可能な理想的な国家づくり、 卑近に、規模を萎めて平たく言えば、「街づくり」。今回の地震大国(人智では逆らえない自然の驚異、畏敬の念、絶対性)の宿命・運命を絶対的に受け入れざるを得ない地球の位置に在る日本!・・・地震大国の宿命の国・・・。その大前提から全ては敷衍する。東日本大災害で壊滅した街が「再生のモデル地域街」、世界の「理想的なモデル地域」として変貌させる。そういう契機として捉え実現する。日本人の叡智の結集として世界に君臨する気概をもって「街づくり」をする。・・・さて、その理想を実現する為に足枷(あしかせ)となるのが、地主(山林野等々の所有者)の財産権である。憲法ではどう規定しているのか、・・・「居住の自由」(22条)、「財産権」(29条)≪私権≫は、{公共の福祉}の範囲内なら制限できる、と規定している。つまり「公共の利益」を<個人の権利>(私権)より優先させると決めている。したがって、低地にある危険極まりない津波の被害が甚大な所から高台にある山林野に新生モデル地域の<街づくり>をする(但し<法>に基づいて強引に執行する愚かさは避けたい、あくまでも地主の賛同を得る地道な根気強い説得力が前提である)。・・・とは言うものの、おいそれと簡単に実現に漕ぎ着けるとも思わない。未来永劫に子子孫孫まで存続可能な モデル地域街(津波の驚異から安心して暮らせる街)の実現には司法・立法・行政の側(国、県、市区町村)の地道な根気のいる地主への説得力がないと実現できない。国家大計の盤石の基に 私権を制限し「公共の利益・福祉」の絶対性を説く事が実現への確実な道である。それには一命を挺して、捨てて、体当たりする真の気概ある政治家の実現と資質に待つほかはない。かつての 後藤新平 も、その事に苦労し悩んだ。でも、それが契機となって、実現に漕ぎ着けたのである。{やって出来ない事はない}! その気概を持ってやってもらいたい。地主も子子孫孫の子や孫の世が津波の驚異に晒される愚かさは避けたいと願っているものと確信する。それが日本人のDNAである。期待する。



浜岡原発停止 菅総理の英断に敬意!

2011年05月08日 | Weblog
今回は決断が速かった。浜岡原発5号機の停止。そこは海岸に非常に近く、何時、津波が襲ってきてもおかしくない所である(専門家の指摘)。以前から専門家の間では危険が指摘されていた。中部電力は、政府から要請された浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全面停止をめぐり、臨時取締役会を開いて停止の可否を決定するという。見通しとしては要請を受諾するものと思う。代替の火力発電用の燃料調達等々、電力の安定供給を確保するための対策を検討するとしている。責任者は、液化天然ガス(LNG)の調達について協議するため、中東のカタールに向かった。・・・菅首相は、同原発が東海地震の想定震源域内にあることから全面停止を要請した。社内には尚、異論もあるが、「首相の要請は重い」としており、受諾する方向である。同原発で廃炉が決まっている1、2号機を除く3~5号機の発電力は約<360万キロワット>。停止した場合の電力供給力は<約2600万キロワット>で、今夏の最大電力予想(約2560万キロワット)を賄える限界である。また、万一、猛暑となった場合に備え、休止中の「火力発電所」の再稼働や関西電力からの融通などの対策も練っている。何れにせよ一国の首相が非常時に備え万全の対策を執り要請するのは当然である。とかく識者や国民から顰蹙(ひんしゅく)を買っている菅首相であるが今回の決断には敬意を表する。・・・

※備考:万一、浜岡原発が稼働し続け甚大な被害を及ぼしたなら識者やコメンテーターは、一斉に菅内閣を轟々と非難し停止しなかった責任を大々的に追及することが想定される(拙者の想定内)。専門家が警告を発している場所である。事前に停止を要請するのは最高責任者として当然であり英断である。停止の理由、説明責任がある云々は重箱の隅をつつくようなものである。ああ言えば、こう言う、の類のものである。うんざりしている。

※蛇足:菅首相の支持率が上昇している。真剣に体を張って取り組んでいる姿勢を国民は凝視している結果である。

結論として 加害者 と 被害者の現状事態

2011年05月07日 | Weblog
かつて恩恵を与える側(利益を創出する業者の側)と恩恵を受ける側(雇用の確保と事業税等々を受け取る側)とは、納得のいく合意で締結したはずだ。しかし結論として 安全神話 が崩れたからこそ双方に対立が生じた。天災・人災が起こらない前は、双方がイーブンのwin・winの関係で経過してきたはずである。・・・ところが想定外???の未曾有の大地震、大津波で甚大な被害を蒙った。そこから天下分け目の事態が生じた。3・11から今日までの経過は、ご承知の通りである(経過は省略)。 民意を代表する議会・市町村長や知事が、事業者(会社・法人等)と納得のいく協議を重ね説得し説得されて合意の基で締結したはずである。責任の一端は恩恵を受ける側にも<有る>、というのが私の主張である。天災・人災が起こらない前は双方が、利益を得ていたはずである。地元民は雇用され生活は保障された。地元、市長村は、税収で予算の一部を得ていた。・・・ところが天災・人災で東電は完全に悪者・弱者になった(事の是非は問わない)・・・。99パーセントの責任は、当然、東電側にある。その事に異論はない。 尊い人命が多大に失われたからである。安全・安心を保証するという説得で地元(民)を納得させたからである。従って、如何なる弁解弁明もいらない。通用しない。平身低頭、犠牲者と被災者に、謝る、のが全てである。地元(民)に安全・安心の妥当な<生活保障>を最優先させるのが全ての対策である。他方、民意を代表する地元、為政者にも責任の一端は有る。安易な妥協が、今回の事態を引き起こした。この未曾有の事態は、先見の明(聡明なる知恵、先を見通す冷徹な眼力)が問われた教訓にもなった。

リーダーシップ云々の付和雷同に疑問!

2011年05月03日 | Weblog
マスコミのせいか解説者の誘導かコメンテーターの強調(主張)か知らないが巷の声は菅首相のリーダーシップ、指導力の欠如を指摘する?!・・・そうかなあーと首をかしげたくなる。野党も識者もその道の専門家も意図的に菅首相の指導力の無さを指摘しておけば国民は賛成してくれるだろう、と高を括っている。(身内の民主党内でもそうだが・・・)。評論家としての護身の術で-安全圏へ逃げ込んでいるとしか思えない。従って新聞(社説や解説)やテレビ(解説者、コメンテーター)に視聴者は左右される危惧を抱く。一世を風靡した先例のKYの逆(誤認で読み過ぎ)をいっている感がして遣るせない。権威?に付和雷同しているのかなあ、と考えてしまう。世論調査も期間の短さと時期の的確さで疑問である。設問の仕方によっては結論に雲泥の差がでる。客観的箔をつけたい意図は分かるが短兵急で的確性に欠ける。・・・未曾有の大災害に全て想定外の未知との遭遇である。従って誰が対処しても自民党や他の野党が対策を講じても上手くいく保証はない。批判は、高みの見物的で誰にもできる。しからば、どうするか。最高責任者・トップが司令塔となって組織を一元化し権限の所在を明確にしてシンプルなものにする。担当各部所に権限を委譲してトップはマクロ的に全体を客観的に俯瞰する。権限の<集中と分散>で効率的に運営運用する。加えて即刻に、スピード感をもって対処する。短期の集中・運営(最優先事項)と中長期のマクロの「グランドデザイン」(この国の在るべき姿<基本構想と指針>)を描いて到達点を明確に提示する。そうすると被災者は明確な目標の基に少々のガマンや忍耐で為政者を信頼し従う。そういう風に政治が方向づけると政治の信頼を取り戻せる。そこから全ては始まる。私たち国民は冷徹な眼で事の真相を見極めて対処する事を痛感する(一部の識者の文言に左右されない)。