マスコミのせいか解説者の誘導かコメンテーターの強調(主張)か知らないが巷の声は菅首相のリーダーシップ、指導力の欠如を指摘する?!・・・そうかなあーと首をかしげたくなる。野党も識者もその道の専門家も意図的に菅首相の指導力の無さを指摘しておけば国民は賛成してくれるだろう、と高を括っている。(身内の民主党内でもそうだが・・・)。評論家としての護身の術で-安全圏へ逃げ込んでいるとしか思えない。従って新聞(社説や解説)やテレビ(解説者、コメンテーター)に視聴者は左右される危惧を抱く。一世を風靡した先例のKYの逆(誤認で読み過ぎ)をいっている感がして遣るせない。権威?に付和雷同しているのかなあ、と考えてしまう。世論調査も期間の短さと時期の的確さで疑問である。設問の仕方によっては結論に雲泥の差がでる。客観的箔をつけたい意図は分かるが短兵急で的確性に欠ける。・・・未曾有の大災害に全て想定外の未知との遭遇である。従って誰が対処しても自民党や他の野党が対策を講じても上手くいく保証はない。批判は、高みの見物的で誰にもできる。しからば、どうするか。最高責任者・トップが司令塔となって組織を一元化し権限の所在を明確にしてシンプルなものにする。担当各部所に権限を委譲してトップはマクロ的に全体を客観的に俯瞰する。権限の<集中と分散>で効率的に運営運用する。加えて即刻に、スピード感をもって対処する。短期の集中・運営(最優先事項)と中長期のマクロの「グランドデザイン」(この国の在るべき姿<基本構想と指針>)を描いて到達点を明確に提示する。そうすると被災者は明確な目標の基に少々のガマンや忍耐で為政者を信頼し従う。そういう風に政治が方向づけると政治の信頼を取り戻せる。そこから全ては始まる。私たち国民は冷徹な眼で事の真相を見極めて対処する事を痛感する(一部の識者の文言に左右されない)。
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