世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

哲学は問題解決の使命を負う?!

2011年05月18日 | Weblog
哲学とは何ぞや?・・・云々と、若かりし頃、大いに悩んだものである。否、そうポーズを執っていた様な気がする。特権であるかの様に振る舞ったものである。今にして追想するとそうなる。今日では日陰者の学問と化した現状になっている(言い過ぎだろうか、膚でそう感じているのだが・・・)。心ある専攻・専門家の糊口を凌ぐくらいの位置に転じた(・・・失礼・・・)。・・・でも考えてみれば現今こそ「哲学の出番」ではなかろうか、と痛感している。難問山積の現状だからこそ、その解決に「哲学」が真に機能する場合ではないのか、と考えている。原発の是非、メルトダウン等々の事故に「哲学」だったらどう対処し解決に導くのだろうか、<人間生存・存続>の根本に関わる問題を孕んでいるからである。哲学史、哲学概論等々の知識は遠慮してもらい、真に解決に役立つ<哲学の智慧>が今こそ必須であり必要だと思っている。かのプラトンだったら、ソクラテスだったら、ニーチェだったら、サルトル、フーコー、ボーボワール、デカルト、ヘーゲル、ハイデッカー・・・だったら、どう解決するのだろうか、そういう側面(角度・シフト)から問題を提起し解決の一端を示してやるのが、哲学を専攻している徒(学者・専門家・専攻家)の使命ではなかろうか。・・・後続の学徒・学生に、<教育する>、<自身の専攻学問の研鑽・追究 >、そして社会に提起されている<未解決の問題>に示唆を与える、そういう使命をも担っている、と思っている。現今の社会に突き付けられている、提起されている諸問題等々の解決に役立つ様にするのが<哲学の使命>だと思っている。象牙の塔から一歩、踏み出だして個々の問題に取り組み、卑近な問題に解決を与えるべく示唆する、そういう諸々の使命を「哲学」は担っている、と思っている。・・・