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日米欧3国で世界の現預金の大半を占めている。日本が断トツで“1千数兆円“、米国が”750兆円“、欧州・ユーロ圏が”740兆円“、3国合計で「2,500兆円」である。その数字をどう観るか、どう解釈するかは、各々の立場で異なると思うが、それにしても超大金である。残高から観ると日本国民の堅実な用意周到さが伺える。政府の施策の是非で喧々諤々の現状だが、いざとなれば日本国民は賢明な選択をすると思う。ギリシャ金融危機やユーロ圏の債務問題の影響でも日本なら乗り切ったであろう。数年前と比較しても日本の現預金額は日銀の資料によると預金残高は3%増えている。投機的な株式から現預貯金にシフトし安全性を志向している。日本は株式の保有率が7%減、欧州は9%減。全世界の投資残高は<二十数兆ドル>で6%減。如何に現預金にシフトしているかが理解できる。この様な現状に危機感を抱いた企業等が自前で現預金確保に奔走しているかが分かる。他方、マネーが投機に回らないと更に、デフレを招来し経済成長が鈍化する、との見方もある。やはりコツコツと貯蓄に励むのが自己防衛の最大の攻めである、と思うのだが・・・。
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